「心優しき不良であれ」
この言葉は私のアロマの師匠である今井広海先生の座右の銘である
新年会前夜・・久しぶりにやってしまった
夫の何気ない一言に「ぶちっ!!」とキレてしまい、ものすごく上から目線でえらそうに言ってしまった
(夫の言葉は冷静に考えるとなにもキレるような言葉ではなかった)
その直後から
「あ~~~またやってしまった。
またエラそうに言ってしまった。なんて私は感謝が足りひんのやろ」と
心がすごく痛くなってしまった
寝る時もなんだかすっごく胸が痛くて・・・
いつも以上にたっぷりのラベンダーブルガリアをお部屋に焚いて眠りについた
翌日は新年会
新年会の夜も一人で浜松の夜を過ごしたのだけど、どうしても胸がちくちく痛んだ
そして昨日は浜松本校で遠方組研修会に参加してきた
普段研修会で自分の気持ちをシェアすることはほとんどない私なのだが
昨日は仲間のシェアの協力もあって、思わず手をあげて広海先生や仲間達に自分の気持ちを聴いていただいた
そして広海先生に
「思いっきり怒ってください」と言っていた
シェアしながら気が付いた
「私はまだまだやっぱり自分に厳しいなぁ・・」と・・。
夫のなにげない一言に「ぶちっ!!」ときてしまったのも
やっぱり私が自分に厳しいので、夫のことをついつい厳しい目で見てしまったのだ
私がもっと自分の失敗に対して寛大であれば、夫の言葉もさら~ってスルーできたはず・・。
だれだって生きてたら時に「はぁ~~~???何言うてんの?」と思うことだってあるし
「いいかげんにせい!!」って思うことだってある
夫に上から目線でえらそうに言ったことは確かに反省だったけど
そういうことも生きてたらあることやし
なにより多分・・私は以前からの生き癖でそんなエラそうな自分を必要以上に責めてしまっていた
だから胸がものすごく痛んだのだ
人への厳しさ=自分に対しての厳しさはこんなにも胸が痛いものだったかとひさびさに感じた
物事を深く受け止めすぎる頭がややこしくなってくる
ややこしくなってくるとほんまいろんなことがややこしくなってくる
なので、単純が一番!!
ぱっ!!と反省してぱっ!!と切り替える!!
この単純さがめっちゃ大事
こけたらすぐ立ち上がればいいだけのこと
広海先生は昨日の研修会でこのように仰った
「俺は失敗しない人間を目指しているわけじゃないからね~」
この言葉にじんわりと涙が出た
「俺は転んでなんぼの人間だから。転ぶのが俺の仕事だからさ。」
先生の言葉が爽やかな風となって痛んだ胸に流れこんできた
ほんと・・ずっとずっとずっと教えていただいてきたことだよなぁ~~
生徒さんにも私がこの言葉をいっつもお伝えさせていただいているなぁ~~
「否定からは何も生まれない」
否定からは更なる怒りや憎しみが増幅するだけ
広海先生はかつて仰った
「私は良い人や素晴らしい人間になろうとする気などまったくなく
良くない(=不良)とこを赦して受け止めてあげたいと思っている」
そう・・だから先生の座右の銘は
「心優しき不良であれ」なのだ
私はまだどこかで「素晴らしい人間」(自分以外の何者か)になろうとしているなぁ
・・って今回のことで気付いた
一緒にいて安心できる人
一緒にいて・・ほっとできる人
それはありのままの自分を受け容れてくれる人だ
失敗する自分も・・闇いっぱいの自分も・・いいところもまるごと受け容れて
「大丈夫だよ~」「そんなあなたもまるごと大好きだよ~」「がんばってるよね~」って心底思ってくれる人
まずは自分自身にその言葉をまたいっぱい与えてあげよう
この自分への優しさが全てに繋がる優しさの原点であり、、はじまりやもんなぁ~~
今年のJHASのテーマは「優しい時間」
いきなりテーマに沿ったメッセージをいただいたわ
「心優しき不良であれ」
ええなぁ~~この座右の銘
↑ 昨日宿泊してるホテルから見た朝陽