本を読んだ。
★《ヴォイド・シェイパ 》シリーズ
著者:森博嗣
出版社: 中央公論新社
1巻:ヴォイド・シェイパ The Void Shaper
2巻:ブラッド・スクーパ The Blood Scooper
3巻:スカル・ブレーカ The Skull Breaker:
4巻:フォグ・ハイダ The Fog Hider
5巻:マインド・クァンチャ The Mind Quencher
一言でいえば森博嗣の《剣と思索の旅物語》である。
主人公ゼンは、山から降りて人社会と交わり
それなりの知識と生きる知恵がついた。
はじめは、見るもの触るもの全てに新鮮な驚きがあったが、
しだいに人との共同作業から
ゼンなりの人生観、
そして、そこからたどり着く《剣の道》が語れれる。
全てが主人公ゼンの視線で描写される一直線な感覚。
RPGゲームの主人公と一緒に旅をする感覚でした。
生きるとは負け続けること、
死ぬとはもう負けぬこと。
まさしく禅問答。