令和3年1月20日
[初心に帰れ 初心忘るべからず]
ところで『初心ということば』の始まりは、室町時代1336年以降から使われていますが、能の観世流、世阿弥を始まりとしています。
『初心は最初のころの新鮮な気持ち』を表現することばです。
さらにこれに年齢を加えると、何事によらず未熟さ、つたなさが見えてくるものです。
若い頃の未熟さを忘れず、経験を重ねても決して油断をしてはならないと、戒めのことばに変化します。さらに老後になっても『初心』は人間的レベルの高さにつながることでもあります。
御神尊様は不思議なお方で、私たちが体調の不良やちょっとした気の緩みが出ると必ず呼び出され、その場にいなくてもわかるみたいだったと、いわれました。
そこには迷いが、姿かたちを通じてあらわれるもの、初心を失わずにいれば行動に迷いもありません。
おかげで、私は今日まで御神尊様とのご縁を心に刻んで、人生の階段を登ってこれました。そして『初心に帰れ、忘れるな』に導かれています。皆さんの初心はどこにありますか?やります!