令和3年1月16日、人生の処方箋
[不幸病気の峠を越さずして 越さんとするは迷いなり]
人生にはピンチとチャンスが交互にやってくるかと思えば、それは案外、ウラオモテだったりします。ちょっと思い方を変えただけで、ピンチがチャンスだったりして、あっけにとられる結末もあるのです。
不幸せも病気も人生ひとつの峠でピンチです。でも、思いだけは腹一杯あっても、幸せに、病を治したいだけでは、実際の峠は越したことにならないといわれます。
やらなければならない、歩いて越えなければならない峠があるのです。そうしなければ行くに行けない世界があります。幸福健康の世界には必ず峠を越えねばならなりません。
その峠は人それぞれの性格と知恵と能力によって、高くもなれば険しくもなるものです。つまり峠はひとことでいえば『感情の峠』ということでもあります。
日常的に次々に起こる、不平不満や事情をその場限りのものとして処理しきれず、ポケットに出し入れしては時々使うような性行が、実は高く険しい峠を作りだしているのです。
あなたが渾身の勇気を絞り『反省と懺悔をもって不平不満、拘らず、咎めず、退かず、平安な心』をとりもどせば、簡単にこせる峠です。『あなたが越せば、家族、隣人、社会の人間関係ともに助かる』から妙理という他はありません。やります!