一期一写  身近な自然

普段見慣れた身近な風景の中から、思わぬ出会いを大切にしながら、ピンボケにならないように奮戦中。

デジカメ一眼 と 風景写真 その5

2009年09月29日 | Weblog
4では、私の撮影方法を書きましたが、今日はその続きにします。
カメラのセットは、4で書いた通りですが、さらに撮影に際しては、三脚とレリーズを使います。
「三脚を使うとセッテングがややこしく、自由が利かないから好きじゃない。」という人を見受けますが、慣れの問題で、車のシートベルトと同じで、安全(撮影では、確実さと絞りやシャッター速度の自由度がえられ変化のある写真を仕上げることができます。)が得られます。
ただし、三脚は一番高くした時に、カメラが自分の目線の高さになり、しっかりしたものを使っています(三脚は、家の土台と同じで、土台がしっかりしていなくてはブレた写真になってしまいます)。また、せっかく三脚を使っていてもレリーズを使わずに手でシャッターを切っている人や三脚のエレベータ部をいっぱいに伸ばして使っている人を見かけますが、「百害あって一利なし!」で、ブレにつながります。

これらのことは、写真教室でもあまり教えてくれず、ましてや写真クラブの先輩もほとんど教えてくれません。(写真クラブの仲間は、ある意味ではライバルであり、よほど人の善い人でないかぎり教えてくれるなど期待しないほうがよいです。)

デジカメ一眼での撮影に際し、カメラのセットはできるだけ単純にし、被写体と向き合うことに最大限の勢力を注ぐべきです。

でも、こんなことでは、ろくな写真も得られないのではとの心配もあろうかと思いますが、縦・横・高さの変化・若干の位置の変動やアングル・絞り値・ピンと合わせに集中してください。

後のことは、撮影後のパソコンでの画像処理で、自由にできます。
現地では、良いデーターを得ることに専念することが大切です。こんな調子ですから、モニターは、滝などを撮つしたときに、水がどのように映っているかを見る程度にとどめ、現場で消去することなどもありません。

画像処理でどれくらい違うのかって?それは、冒頭の写真と、その6の写真を比べてもらえばわかると思います。

わかったようなことを書いているが、カメラは、何を使っているんだ?と質問されそうですが、現在、キャノン EOS KISS DITAL X を使っています。
な~ンだ、初心者用の入門機か!そんなカメラで・・・・。
でも、1000万画素を超えており、全紙までの拡大に不自由しておりません!
見栄を張りたい方は、もっと高いカメラをお使いください。
その代わり、レンズは、Lレンズを使っています。
写真は、レンズで撮つすもので、カメラは、暗箱だということをお忘れなく!