美容外科医の眼 《世相にメス》 日本と韓国、中国などの美容整形について

東洋経済日報に掲載されている 『 アジアン美容クリニック 院長 鄭憲 』 のコラムです。

ホルモン・内分泌疾患(内科)10

2008-01-27 10:38:50 | 医学用語集
女性化乳房:
【原因】
女性ホルモンの比率が男性ホルモンの比率を上回るため。重要ホルモンとして、女性ホルモンにはエストロゲンが、男性ホルモンにはテストステロンが含まれているいるが、テストステロンの増減に応じてエストロゲンが反応してエストロゲンの含有率を増やすというメカニズムが構築されている。
【症状】
男性に乳腺の肥大化が生じる。乳房肥大かに伴う、胸の痛み。
【治療・対策】
痛みが強く、精神的な問題が発生する場合には、エストロゲンの分泌を抑制する薬剤を服用する。



性早熟症:
【原因】
男性では9歳から10歳にかけて、女性では8歳から9歳にかけて通常より早く、下垂体からのゴナドトロピンの分泌が徐々に増加していくため。
【症状】
この時期から、男性の場合はペニスの発育、腋毛、陰毛、ひげや声変わりが出現する。女性の場合は、乳房の発育、陰毛、初潮が観察される。
【治療・対策】
思春期まで、ゴナドトロビンの分泌を抑制するために、GnRH誘導体を投与する。


バセドウ病:
【原因】
自己免疫異常によって甲状腺機能が亢進する病気。甲状腺刺激ホルモンと自己抗体が結合することで甲状腺を刺激し過剰のホルモンが分泌されてしまうことで起こる。
遺伝的な素因に加えて、過労、ストレス、出産、外傷などが関係しているといわれる。
【症状】
代謝が過度になり、エネルギー消費量の増加による体重減少、下痢、不整脈、呼吸困難、精神不安定、昏睡などの症状が見られることがある。眼球の前方突出や瞼の腫れが見られることもある。
【治療・対策】
治療としては抗甲状腺薬の服用で改善するが、外科的手術、放射線治療などの選択肢もある。
過労やストレスなどの環境を改善させることも大切である。
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ホルモン・内分泌疾患(内科)9

2008-01-27 10:33:52 | 医学用語集
末端肥大症:
【原因】
下垂体にある成長ホルモン分泌細胞が腫瘍をつくり成長ホルモンが過剰に分泌されるため。
【症状】
四肢末端が肥大化する。指、足が太くなる。
【治療・対策】 
原則的に腫瘍を摘出する。内科的治療法としては、成長ホルモンの分泌を抑制するブロモクリプチンを服用する


思春期早発症:
【原因】
男性では9歳から10歳にかけて、女性では8歳から9歳にかけて通常より早く、下垂体からのゴナドトロピンの分泌が徐々に増加していくため。
【症状】
この時期から、男性の場合はペニスの発育、腋毛、陰毛、ひげや声変わりが出現する。女性の場合は、乳房の発育、陰毛、初潮が観察される。
【治療・対策】
思春期まで、ゴナドトロビンの分泌を抑制するために、GnRH誘導体を



肢端肥大症:
【原因】
下垂体にある成長ホルモン分泌細胞が腫瘍をつくり成長ホルモンが過剰に分泌されるため。
【症状】
四肢末端が肥大化する。指、足が太くなる。
【治療・対策】 
原則的に腫瘍を摘出する。内科的治療法としては、成長ホルモンの分泌を抑制するブロモクリプチンを服用する。
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