今日もバタバタ

2022年11月11日 22時47分00秒 | 介護

 

  母が帰ってきますと何気に忙しいです。

なかなか座ってゆっくりする暇はなく・・・

真庭で新聞を広げて読んでいた自分に驚きました

 

 

 今朝の果物

何だかすごい量になってしまいました。

果物とこの目玉焼きとサラダとコーヒーが私の朝食。

食べるのはこちらからです。

1年前の今頃は目玉焼き作りに凝っていて、久々にアップしてみました。

こちらが母の朝食ですが、母にもチェダーイーズや生ハムをちぎってトッピング。

私はオリーヴオイルと塩こしょうですが、母は胡麻ドレッシング。

最近はもう少し太らせないといけないのでマヨネーズもかけます。

母はこれプラス(果物は半分しか食べませんでしたが)今朝はトースト(5枚切りホテル食パン1枚)に真庭で頂いた手作りミックベリージャム(ベリー4種にゆず入り)(←これがとても美味しいと言っていました)と友人の高知のお土産の次郎柿のジャムを付けて完食。

 

 

 

 今朝の朝顔は何と六輪も咲いてくれました

昨日の一輪にカウントしたお花が更に開きましたので、今日に加えました。

 

 

お魚をよく下さるご主人がこれを下さいました。

  

地植えのバラが大きくなってかわいそうな状態になっています。

 

昨日植えた苗。

グリンピースは買ってきましたが、その他の白菜やレタスなどは真庭より。

 

 

「ラ・マリエ」がかわいい

 

 

 

柿色のラナンキュラスと黄色のプランツも昨日植えたものです。

 

こちらのストックとシルバーレースも。

こことハンギングバスケットに頂いたプランツを植えました。

この鉢はまとまりがないので変えようと思っています。

この葉牡丹も似合わない鉢に加えてしまいましたので、やり直し。

真庭からお嫁に来た、デュランタともうひとつは何かな

 

山ホトトギス(原種?山野草?)とホトトギス。

半日影がいいそうです。

根付いてくれたらいいのですが。

 

 

 

 お昼は慌ててペンネを茹でて、ヴィーガンの「アラビアータ」。

母は一時期嫌がっていましたが、最近又トマトソース味が好きになったのでよく食べてくれました。

ペンネははさみで半分に切りました。

でも、食べたのは看護師さんがいらしていた2時から。

母は自分では「元気ではない」と言っていますが、看護師さんは「随分しっかりしてきたし、表情も変わってきた」と言われています。

3時に看護師さんが帰られて、4時からはリハ。

その時、ウォーキングを兼ねて空き缶やペットボトル、新聞紙を持って行きました。

ママ友ガーデン

 

 

公園のポプラちゃんも色付いて来ました。

 

今は主のいないお宅の菊。

この時期、小さな菊がたくさん咲きます。

黄色と白とややピンク色の3種類。

白い小菊はピンボケでした

 

 

ここも主がいなくなったお家ですが、子供さんが帰って来られるのか、やはり塀を壊して木を切って駐車場にされていました。

もっと驚いたのはそのお隣。

広い畑にいろいろ植えておられましたが、ご主人が亡くなり、段々と縮小。

そして、ついに更地に。

雨戸がすべて閉まっていて、もうこのお宅にはどなたも住んでいらっしゃらないような感じでした。

時は過ぎゆき、いろいろなことが変わっていくんだなあとしみじみ

 

 

 教会内の御聖堂の入り口の張り紙。

シスターからお電話があって、来週の水曜日に「蓮の会」という集まりがあり、10時から御ミサ、その後一緒にお弁当を食べて、1時からドクターの「生と死」についての講演会と質疑応答と茶話会が4時半位まであるそうです。

来週の予定は月曜日に整形外科と断捨離、火曜日は健診、水曜日は何も予定をしていませんので、出来れば行こうと思っています。

公園の紅葉も進みました。

赤や黄色が綺麗です

 

 

 

 

帰るとバラが咲いていました。

 

 

 

 今日の母は食事以外はベッドの中。

何となくしんどいのでしょう。

昨日、転んだ痕は今日は痛くないようです。

そして、突然、思い出したようにしたいことを言い出します。

リハが終わってからは「夕食まで寝る」と言いつつ、そのまま本気で寝てしまいました。

お薬を飲まさないといけないので9時過ぎに起こしてメイバランスも飲ませました。

副作用が出なかったので今日からパキシルのミリ数が増えました。

(5mgから10mgへ)

そして、痰きりの漢方も出ました。

顆粒でしたが、甘かったので飲みやすかったようで飲んでくれました。

そして、そのまま又寝ました。

母が戻ると、母が汚すわけはないのですが、なぜか家の中が乱雑になってしまいます。

忙しくて、私がちゃんと片付けたり元に戻したりしないせいかと思いますが、やはり、ごみも増え(ティッシュやペーパータオル)こぼすので掃除をしないといけない場所も増えます。

お洗濯は今日は3回。

ケアマネさんから何回かお電話があり、12月末~お正月にかけての打ち合わせ。

もう年末がすぐって感じがします。

それに銀行の方もみえたりで、何かバタバタと過ごしました。

 

 

 

 今日は少しショックなことがありましたが、静かに瞑想して(そんな時間はありませんので、心を静めて)、自分の中にある答えや落としどころを見つける作業をしました。

バラ十字会のお勉強やカウンセリングを再び学び始めたりしたせいか、近視眼的に短絡的に物事を見ないで済むようになった気がします。

 

 

 

 

 

 

★致知一日一言 【今日の言葉】

 

渡部昇一氏が語った「人生で大事なこと」

 

どんな逆境にあっても、
決して天を怨まず人を咎めず、
自らを信じて心穏やかに道を楽しむ。
「これは天命だ」と
受け入れることが大事なのである。
すると、霧が晴れるように
視界が開けてくるものである

━━━━━━━━━━
渡部昇一
(知の巨人・上智大学名誉教授)
2023年版「致知手帳」より
━━━━━━━━━━

 

 

 

 

★致知出版社の「ご縁メール」


稲盛会長、最後のインタビュー


『致知』2018年5月号、特集「利他に生きる」
この号が、稲盛会長最後のインタビューになりました。

当時86歳の稲盛氏の取材は、体調が余り芳しくないということから、
当初1時間の予定でしたが、白熱した取材は、1時間15分に及びました。

最新号の『致知』12月号には、
この貴重なインタビューも掲載されており、
その中の冒頭のインタビューは、
稲盛氏52歳の時、200億円の私財を投じて、
日本初の国際賞である「京都賞」の創設と、
創設した理由が紹介されており、当時

●「素晴らしい」と称賛してくださる方もいれば、
 「若いくせに生意気だ」
 「売名行為じゃないか」と非難する方もいたように思います。

と話され、京都賞の理念に基づき選考され、
毎年素晴らしい方々が表彰されており、
「京都賞」を受賞された人が、後に「ノーベル賞」の候補にあがるなど、
今では「ノーベル賞」の登竜門とまで言われていると、
ある人から伺いました。

また、インタビューの最後に
●86年間歩んでこられて、人生で一番大事なものは何だと感じていますか?

という質問に対して、
「一つはどんな環境にあろうとも真面目に一所懸命生きること」

そしてもう一つは・・・

稲盛氏の生き方、考え方、働き方が紹介されている貴重な話には、
混迷の時代を生きる私たちに、生きる力となり指針となります。

 

 

 

 

 

★バラ十字会メールマガジン(毎週金曜日)


バラ十字会日本本部AMORC


ライ麦畑でつかまえて】文芸作品を神秘学的に読み解く35

 

【ぜひお友達にもこのメルマガを教えてあげてください】⇒

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こんにちは。バラ十字会の本庄です。


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下記の公式ブログでお読みくださると、今回話題になる本に関連する写真や著者の肖像画を見ることができます(下記のリンクをクリックしてください)。

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M985270&c=3304&d=ed84

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今週の月曜日は立冬でしたので、暦の上ではもう冬ですね。

東京板橋では晴れの日が続いていて、火曜日の皆既月食もよく見ることができました。


いかがお過ごしでしょうか。



札幌で当会のインストラクターを務めている私の友人から、J.D.サリンジャーの小説についての文章が届きましたので、ご紹介します。

▽ ▽ ▽

『ライ麦畑でつかまえて(ザ・キャッチャー・イン・ザ・ライ)』

“The Catcher in the Rye”

ジェローム・デイヴィッド・サリンジャー著

Jerome David Salinger


文芸作品を神秘学的に読み解く35

森和久



これは、カリフォルニア州の療養所で静養中のホールデン・コールフィールドが、昨年のクリスマスにニューヨークや地元のペンシルベニアで起きた自分のことを書いたという物語です。



ホールデンは、「大人なんて嫌いだ」と思っている今で言う「中二病」です。

欺瞞に満ちた大人の世界を批判し、子どもたちだけがまともだと思っています。

しかし自分もそんな大人になっていくという不安と不満でいっぱいです。

ハリウッドで脚本家になっている退役軍人である兄のD・Bでさえも気に食わない存在です。


ホールデンは誰彼かまわず敵対的態度を取りますが、そのくせ喧嘩は弱いときています。

世の中全てを嫌っているようでありながら、他人と積極的に関わりを持とうとします。

しかし、その結果、幻滅し裏切られ失敗するという繰り返しです。


もし私が、知り合いなら、「くだらない話をベラベラとうるさいな、このおしゃべり野郎」とぶち切れるかも知れません。

全く共感できない人物です。

私は10代の頃に50~60ページ読んで、つまらなくて放り投げました。



16歳の彼は、成績不良で寄宿学校を退学処分になることが分かると自分から学校を飛び出しニューヨークへ向かいます。

両親に退学の連絡が届くまで会いたくなかったからです。

彼が退学になるのはこれで4校目です。


ニューヨークの街をさまよいますが、10歳になる妹のフィービーの顔を見たくなり家に帰り忍び込みます。

両親は留守でしたが、フィービーを起こしてしまい、退学になることを覚られ非難されます。


無目的な生き方を責められ、ホールデンは、「ライ麦畑で遊び回っている子どもたちが、近くの崖から落ちる前に子どもたちを捕まえて、助けるのが自分の役目だ」と言います。


ロバート・バーンズの詩の一節のように“Catcher In The Rye(ライ麦畑の捕手)”になりたいと。

フィービーは、「それは、“もし誰かと誰かがライ麦畑で出会ったら”よ。」と正します。



両親に会うのを避けるため、彼は家を出て、かつての恩師を訪ねますが、裏切られたと感じそこも飛び出し、街をさまよいます。

そして、知っている人のいない西部へ行って聾唖者のふりをしてひっそりと暮らすことを決心します。


翌日ホールデンは、昼食時にフィービーに会って別れを告げることにし、フィービーの小学校へ行き伝言を依頼します。

彼が自然史博物館で待っていると、フィービーはスーツケースを持って現れます。ホールデンと一緒に行くつもりなのでした。


彼がそれを拒否するとフィービーは受け入れず、怒りだし気まずい雰囲気になります。

ホールデンはフィービーをなだめようと動物園へ連れて行き、回転木馬に乗せます。

そして、機嫌が直ったフィービーにもう一回乗るように促します。



そのとき、フィービーは言います、「本当にもうどこにも行かない? 本当にうちに帰る?」。

「そうだとも」彼は答えます。

本当にそのつもりだったし、実際に帰ります。


フィービーは納得し、もう一度回転木馬に乗ります。

手を振る彼女に彼も振り返します。

土砂降りの雨が降ってきました。

フィービーは屋根の下で大丈夫ですが、ホールデンはずぶ濡れです

赤いハンティング帽を被っていたので幾分ましですが、びしょびしょになります。


でも彼は気にしません。可愛いフィービーがぐるぐる回っているのを見ていると突然言いようのない幸福感に包まれていました。

ホールデン自身も同じように安らぎの世界に浸っていたのです。

「神様、あなたもそこにいてくれたら最高だったのに」。

彼はそう感じていました。



ライ麦畑の脇の崖から落ちそうになる子どもを助けるようになりたいと言っていたホールデンですが、実際は自分が妹のフィービーに救われたわけです。

フィービーは全力でホールデンを助けようとします。


貯めていたお小遣いを全てホールデンにあげてしまいますし、ホールデンがお土産に買ってきたレコードを割ってしまっていても、その破片を大事そうに受け取ります。


ホールデンの弟アリー、つまりはフィービーの3番目の兄は白血病で死んでしまっています。

フィービーにとってさらにもう1人の兄を失うことは耐えがたいことだったでしょう。



さて、野崎孝訳による邦題の『ライ麦畑でつかまえて』について見てみましょう。

誤訳と言うことが言われたりしていますが、観点が違うように思います。

確かに“The Catcher in the Rye”を直訳すれば『ライ麦畑の捕手』になるでしょうが、実際の内容は、自分を助けてほしくて、関わる人みんなにちょっかいを出し、挙げ句は見捨てられるというホールデンの生きざまです。


どうしようもない不安感と挫折感のゆえに、溺れてしまいそうなホールデンは藁をもつかむ思いだったのです。


いじめられたり、ないがしろにされてきた捨て猫はなかなか新しい飼い主になじまず、試すようにいたずらを繰り返すようなことをするものです。

唯一、あふれんばかりの愛情でホールデンに向き合ってくれたのが、妹のフィービーなのです。



上にも記したように” The Catcher in the Rye”自体がホールデンの勘違いなのですから。

「つかまえてあげたい」というのは、「つかまえてほしい」という心の叫びです。

私たちはそういう人の心情をわかってあげるのも大切です。



ではなぜホールデンは西部へ行って人知れず孤独に生きようということに思い至ったのでしょう。


この作品は1951年に出版されました。

当時のアメリカは第2次世界大戦に勝利したもののソ連との冷戦と朝鮮戦争により徴兵制も再度施行されていました。

大人になるということは兵士になることでもありました。


ホールデンは映画館で戦争映画を見た後、「戦争に行かなくちゃならないなんてことになったら、きっと僕は耐えられないだろうと思う。間違いなくだめだね。もし連中が君をただ表にひっぱり出してずどんと撃ち殺しちまうとかそういうことだったら、まだ我慢できるんだ。でも君は軍隊にうんざりするくらい長いあいだ入っていなくちゃならない。それがなにしろ困った点なんだよ。」(村上春樹訳)。


さらに「今度また戦争があって、僕が引っ張り出されたら、いっそ、射撃部隊の前に立たしてもらった方がいいね。僕は反対しないよ」(野崎孝訳)と考えます。

つまり徴兵拒否者、特にアメリカで言われた良心的兵役拒否者という考えによるものと思われます。

著者のサリンジャーはノルマンディー上陸作戦に参加し、激戦により精神衰弱で入院するという経験をしています。


このことは兄のD・Bの逸話という形で作中に取り上げられていますし、ホールデンの考えに投映されているのは間違いないでしょう


しかし、妹によって逃亡せずにすんだホールデン自身は最後に、「私が判っているのは、私が話したすべての人がいなくて寂しいということだけだね。」と言っています。

私もホールデンが世捨て人にならずに本当に良かったと思うわけです。



BGMは作中にも出てくる『煙が目にしみる (Smoke Gets In Your Eyes)』をどうぞ。

なお、この煙はタバコの煙ではなく、恋する心が燃え上がっているときの炎の煙です。


その煙で恋は盲目になるけど、失恋した時に恋の炎は消えてしまい、その消える時も煙が出て、目にしみて涙が出てしまうと強がっているわけです。

△ △ △


再び本庄です。



私ごとで恐縮なのですが、高校時代に親友に勧められて、『ライ麦畑でつかまえて』と、サリンジャーの他の小説を読んだことがあります。


ですから、今回の文章に、懐かしさがこみ上げてきました。


高校時代から大学時代にかけて、その友と、哲学の激論を何度も下宿で闘わせました。

今思うとあまりにも未熟な議論でしたが、私が神秘学(mysticism:神秘哲学)の通信講座の仕事を今しているのは、もう40年以上前のそこに原点があるのかもしれません。



主人公のホールデンが、妹のフィービーに「捕まえる」を「出会う」と正されたエピソードについて補足します。

スコットランドの詩人ロバート・バーンズの詩『Comin Thro’ The Rye』には、「ライ麦畑で誰かが誰かと出会ったら」(If a boy meet a boy coming through the rye.)という一節があります。


この詩は、スコットランドの伝統的な旋律に乗せられて、多くの人が愛する歌になっているのですが、ホールデンは、小さな子供がこの歌を口ずさんでいるのを道端で聞き、心がなごみます。

しかし歌詞のこの部分を「ライ麦畑で誰かが誰かを捕まえたら」(If a boy catch a boy coming through the rye.)だと思い込んでいます。


「ライ麦畑で遊び回っている子どもたちが、近くの崖から落ちる前に子どもたちを捕まえて、助ける……、ほんとうになりたいものは、それしかない」の部分には、思春期の子供の、人生の目的に対するみずみずしい思いと無力感がよく表れているように感じ、当時、深く心を揺り動かされた覚えがあります。



下記は森さんの前回の文章です。


記事:『ひとりぼっちの政一』

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M985271&c=3304&d=ed84



★ 森さんは、道新文化センター(札幌東急教室)で下記の講座を開講しています。お勧めです。


『あなたのためのスピリチュアルな知恵・神秘学』

「私は誰?私はなぜここに?私の人生の目的は?」そんな疑問をお持ちになったことはありませんか?

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M985272&c=3304&d=ed84



では、今日はこのあたりで。

また、お付き合いください(^^)/~



◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇

■編集後記

晴天を背景に、ベランダのバラが大きく開いてくれました。

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M985273&c=3304&d=ed84

◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇


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