今日も真夏日。
最高気温が35.6℃、最低気温は25.6℃でしたが、これが普通になりました。
今朝は歩きに行きました。
日の出が遅くなってきました。
教会
もう空が紅く燃えた後かなと思いつつ、今朝はもう少し歩くことにしました。
すると、5時20分頃。
空が綺麗~
白い雲とオレンジ色に染まった雲が何とも言えず
太陽が昇ってきました。
雲がとっても多い朝でしたので、ダイナミックで見ごたえのある空でした。
庭のお花
ジャスミンは最後のお花のような。。。
そして、今朝は朝顔が一輪も咲きませんでした
収穫したトマト
美味しかった
今朝の果物
8時前、娘から電話がありました。
母の担当医より昨日の朝、電話があったそうです。
何故私ではなく娘にあったのかと思いましたが、同じ医者同士話がしやすかったのかもしれません。
また、私には受け止めきれないと思われたようです。
振り返ってみて、娘は流石だなと思いました。
救急専門の自分と在宅やターミナル専門の担当医の違い(性格も含めて)を話し、又、母の年齢から考えて、大局的な見地から見て「いい先生だし、いい医療チームだと思うよ」と言いました。
私は母を思うあまり 完璧主義とまでは行きませんけれど、多くを求めすぎてたような気がします。
「どうしよう、どうしよう。どうしてそんなことになるのかしら」という看護師さん達。
確かに困るのですが。。。
娘曰く、自分の経験から、夜中にただ薬を飲ませるだけでも起こす看護師さん達がいるそうで、行くと彼女達は本当に震えているそうです。
もし自分がこの薬を飲ませて患者さんが死んだらどうしようと。
もちろんそうでない看護師さんもいるし、適性もあるとは言っていました。
母はやはり 固形物を食べたいと言ってるそうで、それに伴って誤嚥の可能性があることについての心配を担当医は電話していらしたようです。
娘は「本人が望むようにしてやってください」と言ったらしいですが 、そこはやはり 救急医の自分と在宅医の先生との性格の差というか 職務の違いと言うか。
自分は血を流してそこに人が死んでいても動揺しないけれども、やはり 在宅の先生はもし 食べさせて死んだ場合 看護師さんや介護師さんが傷つかないか そういうことをすごく心配していらして、「はぁ~、なるほど」と勉強になったと言っていました。
ということは、このドクターも恐らく動揺するだろうし、とても優しいんだと思うということも言っていました。
だから、母(私)も100%を 看護師さんたちに求めたらいけない。
私は今の医療チームのそれぞれの方がたの人格をとても気に入っているし、何の不満もないと娘に言いました。
娘はそこのチームを人格的にすごくいいと思ってるんであれば、もう大局で見たらいいんじゃないかと言いました。
なかなか日本語が通じない 医者が多い中でおばあちゃんの担当医の先生は非常に日本語が通じとても共感力が高いと思うとも言っていました。
あそこまで スタッフのことを考える人はいないと思うとも。
私は全然考えないからねって。
そして、外科とか自分の周りの人たちはある意味 サイコパスというか、 そういう共感能力がとても低い人たちが いる。
もちろんそうじゃないとやっていけないからということも あるし・・・ということでした。
お母さんがおばあちゃんに対して、もし何かしてほしいということを求めるのであれば、じゃあ 救急担当の看護師さんに電話なりするとどうなると思う
と言って、その後に起こることを話してくれました。
そして、でも、それは本当におばあちゃんやお母さんが望むことだろうかと。
一緒にわからない わからない どうしよう どうしようと 悩んでくれている優しい看護師さん達なのだから、よしとしたらどうだろうか。
・・・ということでした。
ちょっと一緒に悩まれたら困るなあという気持ちはもちろんありますが、娘の話をあれこれ聞いていると納得。
そして、娘は「お母さん、聞かなくても自分でわかるでしょう 自分で出来るでしょう 」っていうことが 娘は言いたいようで 、もし これでおばあちゃんが誤嚥や他のことででもですが、死んだとしてもお母さんの責任ではないからと言いましたので、「それはもちろん 母も分かってる」と言いました。
「人生の最期の時や方法を決めているのは多分、本人だと思ってるから、母がいないところで死んでもそれは母のせいではなく おばあちゃんが決めてきたことだと今の時点では 頭の中では理解してる」ということを言いますと「頭で理解出来ているんだったら まあ 今のところはいいとするわ」と言いました。
(その時にならないと本当のところはわかりませんから。)
担当医は、施設でもこのようなこと(誤嚥防止の食事介助)はしてくれないだろうし、もし 家で看るのであれば食事をさせる専門の人を雇った方がいいのではないかと言われたそうです。
これは私のストレスを考えられてのことのようです。
確かに娘婿のおばあちゃんはメイドさんや 担当の看護師さんがついてました。
彼女はそのためにお金を貯めていましたし、お金もあったのでしょうし、お国柄そういうことが出来る環境にもあったのでしょう。
が、全てが高い 日本で(お金だけの問題ではなく) それが出来るどうか というと難問です。
そこで、娘がおばあちゃんの介護保険内で出来るか、 あるいは おばあちゃんの年金の中で出来るか、 あるいはもし出来ないのであれば まだお婿ちゃんと相談してないけれども彼と相談して私が少し 援助してもいいと言いました
お婿ちゃんの祖母は先日亡くなりましたが、娘が言うにはおばあちゃんに何もしてあげられなかったから もちろん 多分 OKと言うと思うと。
娘はお金がないと言ってるのに どこにそんなお金があるんだろうと思いましたが、それはともかく おばあちゃんの人生への最後の投資 じゃないけれども と 娘は言いつつ 、そういう風にに支えたいけれどどうかということでした。
もちろん私もそうしたいと思っていますので、少々お金がかかっても母が安らかに逝くことを考えています。
又、娘はこうしておばあちゃんも身体能力が奪われ、 嚥下の能力が奪われ、痰を出す能力(なんか難しい言葉を言っていました)を奪われ 、段々と色々な能力を奪われて、頭がしっかりしてるだけに辛い面もあると思うけれど、でも、だからこそ説明しないとおばあちゃんも納得出来ないと思う。
認知症がないのがいいのか悪いのかわからないけれども、 とりあえずはおばあちゃんにも 説明しないといけないと言ってました。
娘との確執というのはある程度やはりあって、ちっちゃい頃は感じませんでしたけど、結婚してから娘が反抗期で私は悩んで悩んできた時期もありましたが、ここに及んでいつの間に 我が娘ながら あっぱれ というか、 いつの間にこんなに成長したんだろうというか バランスよく物事を考えられるようになって大局的にものを考えられるようになって偉いと思った次第です。
この度のお嬢様の帰省と、おばあさまのお見舞いはとても大切なことだったと
思えました。
患者さん自体のケアは勿論ですが、看取る方の”グリーフケア”もそれ以上に大切
だと思われます。
ピエリナさんの体調不良やお膝の痛みなどは、心の悲鳴が体に現れていたのだと
思います。そういう意味でこの度のお嬢様は本当に大きな助けでしたね。
私の夫も義母の主治医が「ご主人の心のケアが必要だ」とおっしゃって死生観を
さりげなくお話してくださったり、家族を看取る哀しみをご自分のお祖母様の経験から
それとなく、さりげなく話してくださったり、それは良くしてくださいました。
お若い訪問ドクターでしたが、夫が博士号を持っていることをリスペクト市てくださり
これから医学博士号を取得するのだとか、夫の心を和らげるようなお話を何度もして
くださいました。
やはりお嬢様はピエリナさんのことがご心配だったし、大切な人と思っていらっしゃると
確信いたしました。
ピエリナさんとお母様のためにお祈りいたします💕
私にはわからないことですし、上手く表現できませんが、医師をはじめ、医療関係の方々の命の重さに対する思いや想いと、現実の病気への対応やご家族の方々の心のケアや誠意あるアドバイスなどが一つ一つの言葉や行動に表れて暖かく伝わっていく様子が想像できたような気がしました。
娘はたまたま学会が岡山であり、最初は一人で来る予定でしたので(お婿ちゃんと孫達はキャンプ)、駅の周辺で夕食でも食べようかと言っていました。
が、最終的には思いがけずこういうことになりました。
私は人生に偶然はないと思っていますが、結果的に誰にとっても想像を超えてとてもいい状態になったと思います。
担当医にとっても娘の面会は、本当は面会は一人以外ダメなのですが許可して頂き、母の状態を判断したりする上で話が通じたり今後のことを相談出来たりととても良かったようです。
老いては子に従えと言いますが、今回、娘の意見はとても全うで大いに参考になりましたし、背中も押された気がします。
医療チームに対してもですが、ケアマネさんやヘルパーさん、ショートの方々等など、ひとりの人に多くの人が親身になって関わって下さっていることを感じ、感謝です。
必要な時に必要な助けは来ますね。
兄さまの時もそうでいらしたのですね。
いつもお祈りをありがとうございます。
普段、バタバタしておりますと心が忙殺されてしまっていますが、こうして改めて眺めてみますと、fumiel-shimaさんのおっしゃる通りです。
転院前に、母が不穏になった時、今後の話を根を詰めて皆さんと長い時間話したため、緊張したのか血圧が200にまで上がったことがありましたが、その時、やはりいつも往診に一緒に来て下さる看護師さんが「こっちに帰りに寄って。血圧くらい測ってあげるから。待ってるからね」と言って下さいました。
その優しい言葉に張り詰めていた糸が緩んだのか涙が出そうでした。
皆さんがそれぞれの立場でサポートして下さっているんだなぁと思います。
本当に感謝です。
fumiel-shimaさん、コメントをありがとうございました。