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no.8 AH-1T⁺  ゴールド部分のマスキング



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胴体貼り合わせから、全体を水研ぎしました。


コクピットをマスキングし、#1200のサフ吹きからウィノーブラックを全面塗装。





デカールシートを原寸大でコピー。カッティングマットにマスキングテープを貼り、ゴールド部分の図案を置いて切り抜き。



塗装位置に移し平面で切り出して曲面に合わない歪みを切り貼りして修正。




左舷側のマスキングがほぼ終了。




ゴールドラインの中に[ MARINES ]の文字が黒抜きしてあるので、アイズプロジェクトの0.7mmラインテープを貼ってマスキング。

そもそもゴールドのデカールがあるのに何で手間ひまかけて塗装するのか?と思われるかもしれませんが、スタブウイングも同色で塗装されているので、デカールと色調を同じに持っていくのは至難の技で、マスキングの手間はかかりますがこの方法を採用した訳です。



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ローターブレードは肉痩せで波打っていたので面出し後、ホワイトサフを吹き付け、このあとオレンジを塗り重ねて黄色のライン塗装の下地にします。





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No.7 AH-1T⁺ コクピット / ガンターレット



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コクピットの塗装をほぼ終えました。

シート座面、ベルト部分は白サフを下地に、カーキグリーン/タンで塗り分け、ウェザリングカラーマルチブラックで陰影を強調しています。金属色はエナメル溶剤で曇るので、最後に止め金具をシルバーで塗り分けています。




計器、スイッチ類は面相筆でチョン付けで塗り分け、メーターガラス部にはエナメルスモーククリアを落としています。針もゲージもクッキリと塗り分けていませんが、パネルとメーターガラス部のツヤの差があれば良しとしています。
今回、この機体の仕上げに重点を置いているのは機体の黒と金のグロス仕上げで、内部には力点を置いていません。近い将来、最終形態AH-1Zの製作では、コクピットを徹底的にイジり倒そうと思っています。




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ガンターレットの工作です。

機体貼り合わせの時点でガンターレットを挟み込んで可動させるようになっていますが、回転軸を切り飛ばし、極小ネオジムを埋め込みました。尻もち防止の保険に、釣り用オモリを追加しています。





機体側には磁着面を間違えないように接着固定し、ターレットが簡単に脱着出来るようにしています。






コクピットを挟み込んで、胴体貼り合わせに進みます。





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No.6 AH-1T⁺ リベットルーラーによるリベット表現



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パネルラインの凹スジ彫りの目処がついたので、リベットを打っていきます。

佐竹画伯が手掛けたボックアートにも、細かくリベットが描き込まれています。
この機体も軍用機の一つですが、デモンストレーション機の流麗な塗装を纏っているので、グロス仕上げに凸リベットは重たいと感じ、リベットルーラーによる大人しめの歯跡で再現する事にしました。






キットに打ってあったリベットピッチに合わせ、目覚まし時計を分解して出た1mmピッチの歯車を、リベットラインに沿って転がして跡形を付けました。胴体貼り合わせ部分は段差処理後に追加で打っていきます。




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No.5 AH-1T⁺ パネルライン スジ彫り



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12月に入りました。
って、もう3日!あれよあれよと世間は過ぎ去り、置いてけぼりをくらってるような…


Goldcobraはコクピットの工作と並行してパネルライン凹スジ彫りの引き直しを進めています。



ガイドテープの粘着力を高めるために、剥がせる両面テープに貼り付けました。





画像の剥がせる両面テープは幅が12ミリのもので、ガイドテープを並列で貼れます。ガイドテープの隣り合った端面に油性ペンでラインを引いた後、2分割しています。




引き直したい位置にガイドテープを貼り付ける時、端面が視認しやすくなります。目が良い人には必要無いでしょうが、世の中のMr.Loganには非常に助かる手段です。お試しあれ。


引き直しのツールです。
①:0.3のシャープペンシル
②:曲刃メス
③:ゴッドハンド ラインエングレーバー
④:トライツール 同上
⑤:ラインチゼル 0.25
⑥:#800 スポンジヤスリ

元々ある凹スジ彫りがサフ吹きで浅くなっているので、斥候としてシャーペンでなぞり、そのままガタつく事なく引けるか探りを入れます。芯の黒鉛がその後の刃の滑りも良くしてくれます。

なぞれない所は曲刃メスを前に押しながら轍を付けてやります。ここは一発勝負!

細い轍をはみ出さないよう、ラインエングレーバーで徐々に広げていきます。都度シャーペンでなぞると滑りが良くなります。轍から落ちるのは無理に引くか、刃の傾きが途中で変化する事で起きるので、ここは慎重に弱いチカラ加減で回数を重ねて広げていきます。

ラインチゼルで凹スジの幅と深さを均一にします。



引き直しで出る粉体は、ガイドテープを剥がす前にマステの粘着面に移し取って除去します。ブラシで掃いてもいいんでしょうが、工作面の除塵はできてもまわりに散らかるばかりで集塵は出来ません。

引き直した後のめくれをスポンジヤスリで均し、最終的にリベット打ちを済ませたら洗浄して塗装に臨みます。



ところどころサフが研磨されて下地のプラが見え隠れしていますが、引き直しで飛び出したり乱れた所を局所的に#600のスポンジヤスリから始めて研ぎ直している部分です。




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コクピットの進捗状況です。
行方不明のパーツをプラ材(白い部分)から作り起こしています。




左:シートベルト付け直し/右:手直し前

シートベルトはキットのモールドを削り落とし、板鉛から切り出した物を接着しています。
これら内部の塗装を仕上げて組み込む前に、機体外板のリベット打ちを済ませておきます。まだまだ先は長い!
   





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No.4 AH-1T⁺  エンジンポッド改修



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ファインモールド製「令和の零戦」の発売日が、いよいよ来月の6日に決まった。
着々と射出成型が進んでいるようで、公式Xに進捗状況がポストされてきている。

説明書のあちこちに二次元コードが貼り付けられていてその一つを読み取ったら、パーツ同士の組み立てや接着位置の確認などを動画で説明するものだった。図面から拾えない組み立てのあやを補足するもので、非常に親切である。CGを使って組み立てる動画を配信しているメーカーもあるが、動きが単調で絵面が退屈なのに比べ、ファインモールド社の動画は実際にパーツを手に持って撮ってあるので、そこにモデラーがいて一緒作っていく感じで親近感が持てる。スケールものに手を出しあぐねている人、特に初心者には非常に助かる組み立て説明書の構成は、これが業界のスタンダードになればもっと裾野が広がっていくと思われる。従来の組み立て説明書とは比較にならない時間とコストは掛かるだろうが、プラモデルという趣味(文化は大袈裟か)を将来あるものに位置づける為にも、メーカーのこうした購買層へのアプローチは、今後も欠かさず脳で汗をかいてもらいたい。




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前回告知をしていたコクピットまわりの組み立てを飛ばして、エンジンポッドの改修から着手しました。



実機の画像からエンジンポッド後部の形が違う事が判明し、バックれてキットそのまんまで進めても良かったんですが、せっかく資料から拾った事だし簡単な改造なのでやっつけました。箱絵を描いた佐竹画伯は描きたくても実機ではなくキット優先なので、泣く泣くこの辺りまぶして描いたんでしょう、プロの仕事ですね。







AH-1T⁺とかAH-1Wとどんどん派生系が出現してきて、改修があちこちに見られます。キットもウソではないんですが、GOLDCOBRAに限っては後部に放熱効果を高める為のスリットが設けられています。





スジ彫り用ガイドテープを2枚重ねして更にはがせる両面テープに貼り付け、ノコ挽きのガイドとしました。





スリットがある末端部分は、排気口にスムーズにつながるよう斜めに削り込んでいます。



切り取ったスリットを元に戻し、裏側にプラ板から切り出したステーを2箇所接着しています。

外観の大きな違いはこれくらいで、コクピットの工作に戻ります。




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