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“色”の道に惑う


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イヤよイヤよも 好きのうち

色恋沙汰の当人同士の駆け引きを楽しむ事は古今東西変らぬもので、振っては振られ、付いては離れ、大人の階段を登っては突き落とされ這い上がっていくものです。

色の道は難しい

その道に関して当ブログで掲げるにはブログ主の経験が浅いので他の方に任せ、模型作りに必要な“塗装”のほうの“色”について進めて行きたいと思います。




指南書的な見出しに弱いんですわー。

特集一発目の記事は「色相•明度•彩度」の色を構成する基本的な解説がしてあり、これは絵画入門書にもある語り尽くされたもので、ベテランモデラーなら身体に染みついているものでしょう。
この記事は再確認用に反復できる、非常に為になるものと思います。

それに続く国内で一般に普及している模型用塗料の特性、互換性、溶剤の適合性など対応表などを使って詳しく解説してあり、各メーカーの塗料を使い分けているモデラーには大変役に立つものでしょう。

もっぱらクレオスMr.カラー信者の私にはサラッと目を通すくらいのもので、各解説の最後には別メーカーの混色や希釈溶剤の互換性はあっても、最後は自己責任で!と、しつこく記述してあるので、敢えて石橋を叩いて叩いて叩き壊すこともなかろうというのが1番の解説のようです。何か損した気分。

トドメは塗料攪拌に、なんと
綿棒でかき回している
底のほうに沈殿した顔料も、よく混ざるそうです。はあ?

攪拌中に綿棒から出る綿クズはどうするんでしょうか?吉野紙でわざわざ濾して使うんでしょうか?

真似したい人はどうぞ!

なぜタミヤの調色スティックは金属製なのか!?
両端の形状がヘラでありかたや匙形であり、これは塗料瓶の底の隅に溜まった顔料をヘラで掻き出し均一に混ぜるためであって、少量添加したい時に掬うスプーン形でもあるんです。
ボールベアリングの球を2,3粒入れてガチャガチャ振るのも、比重の違いで沈殿した顔料を揺り動かして攪拌効果を高めるもので、代わりに止血に使うマリモみたいな綿球を入れてヌタヌタにしたら、いとをかし!
やりたい人はどうぞ!どうぞ!どうぞ!
止めるなよーっ!←上島竜兵ちゃん風

塗料に異物混入がないよう、また塗料に化学的反応をしないよう金属製というベーシックなものを無視して、沈殿した顔料は綿棒に絡め取られ、ハンドピースの塗料吹き出し口は綿クズで詰まって、いい事づくめじゃ!おめでたいなあ!

困ったもんだ、モデルアートさんよ(-_-;)

誌面はカラーページが増え賑やかになってきているようで久しぶりに購読してはみたものの、トキメキがなくなったみたい。もうモデルアートとの色恋沙汰はしぼんできてるかも。

とは言え、総合模型情報誌としてソツなくまとめてあり、オールジャンルの上品な作例が掲載されています。
私がモデルライフにのめり込んだのも、本誌に載せられた飛行機の超絶作品に、雷に撃たれたような衝撃を受けたからです。
もう一昔も二昔も前の事ですが、その感動は心の片隅にまだ残っています。

さあ明日から11月。ガマン出来ずフライングスタートを切ってしまったアパッチ ロングボウとイチャイチャしていきます。


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AH-64D アパッチ ロングボウ プロローグ 立体金型





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パーツ洗浄後、水滴が乾燥してポツポツと跡が残るのが嫌なので(特にクリアパーツ)、圧力高めでエアブローしています。下に敷いているのは洗車用の人工セーム革で、吹き飛ばした水を吸い取ってしまいます。




お手製ランナースタンドにクリアパーツ以外をスタンバッています。
前作のEC665はランナーは3枚でしたが、ハセガワのアパッチは大小合わせて13枚もあるボリューミーなものです。

SA誌でこのキットを担当された林周市氏はわずか10日で組み上げられたとの事で、キットの素性の良さも伺えますが、プロの手にかかれば約300パーツを数えるキットも、赤子の手をひねるようなものなんでしょう。


プラジェクトX(ばって〜ん♡)



左上が今回のランナーに成型されたロゴマークで、右上はMa.kシリーズのFALKEに、下の白黒2枚のランナーは、メカトロウィーゴに付属しているものです。
金型の中に入れ子で用意されているようで、スペースの取り具合で少しずつロゴの周囲の枠があったり無かったりと、直接パーツに彫刻してある不粋なものと違って小洒落たパーツのひとつです。

これを成型するには左右一対の彫刻が施された金型の中に、高温・高圧の溶けたプラスチックを射出して成型しますが、今回のアパッチの数点のパーツはその左右の金型にもう一つ別方向から金型を加えて成型されたものがあります。






画像はランナーを平面に置いていますが、金型を上下から挟んだら成型出来る状態です。
外周のランナーが消えているところがありますが、ここに上下挟んだ金型にあとから進入する別の金型が入った所です。









同じパーツを平面と側方から見た画像です。ハセガワが立体金型(スライド金型)を選択したのは、凸リベットやパネルラインを省略せずにモールドするためです。
金型から成型品の型抜き方向の制約で省略せざるを得ない彫刻を、敢えて工程が増える金型を使って再現しているところは、「飛行機のハセガワ」と呼ばれているプライドからなせる技でしょう。

もしこのアパッチの機体表面の成型が凹リベットで再現され、抜き方向のモールドをあきらめたならば複雑な金型は必要なかったでしょうが、ヘリ特有のビッシリ打たれた凸リベットを再現するために、採算面は長期的に捉えて高価な金型を用いた事に賛辞を惜しみません。

今までいっちょんちょん:1/144から、さんにい:1/32まで数点作りましたが、アパッチ ロングボウは初めてで、ローターマスト上のレドーム、コクピット下方のA型から大型化されたスポンソンなど、D型特有の機体形状を堪能したいと思います。


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ヘリ熱 収まらず!


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エアバスEC665を完成させたタイミングと、SA誌に掲載された林周市氏のアパッチロングボウの作例を見て、俄然作りたくなった。
キット入手は既に20年前に遡り、作るタイミングが中々見つからなかったが、同じヨンパチの攻撃ヘリを並べるのもいいかなと。




ハセガワのボックスアートを額装したもので、小池さん特有の逆光の中に飛ばす殆ど黒いシルエットに、アパッチの無骨さが表現されています。





ハセガワが威信をかけて製品化したこのキットは、総パーツ数が300点にも迫ろうかという細部までこだわったもので、機体表面のリベットもヘリ特有の凸リベットで再現されています。




11月よりスタートするに当たって、ヘッダーの画像を編集しました。




パーツをマジックリン風呂に漬け込んで、説明書を読み込んでいます。

カタリナはボチボチ並行作業して行こうかな!?
既にサンダーランドは、ホーチのホーチになってしまいますたっ!


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第2 趣味人( シュミット )タワー


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二匹目のドジョウを狙ってDA☆SOにマイバッグ持参で行きましたが、同じものが無くちょっとスリムなものを見繕ってきました。







赤の斜線で囲んだ部分を切り飛ばしまたまた二つ重ねで省スペース化をはかります。






結束バンドで合体させ、第1 趣味人( シュミット )タワーを移転させた後に収めました。
その元々あった物は工作台左手に移し、棒状のマテリアルを集結させる事にしました。工作途中ですが、PPシートで延長してたわまないようにしています。
片付いたのやら、手の届く範囲に集め過ぎやら、工作を実際やってみないとつかいがっては分かりません。





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完成!エアバスEC665 ウォークアラウンドと自己評価





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9月10日にスタートしてほぼひと月半を要した、久しぶりの戦闘攻撃ヘリコプター。
来年の所属クラブテーマに合わせ、キットはドイツ仕様でしたがおフランス仕様に小改造。武装、照準システムポッド、機首ガンターレットが主な追加ポイントです。
キット自体、ヒケが数カ所見られますが、パーツ数も少なくストレートに組めば無難に組めるもので、凹スジも繊細ながら綺麗です。全く彫り直しなどしていませんが、サフがけから迷彩塗装の塗膜で埋まる事なく、スミ入れが出来ています。

では、お待たせしました。
ウォークアラウンドでご覧下さい。


















































製作スタート時点で、資料と言えるものは皆無に近かったので、拾い画像から推測できる範囲で再現しています。エアバスEC665に近いがウソでもない、当たらずとも遠からじのモデリングです。
ブログを振り返ってみたら、まずエアインテイクの異物吸入防止のメッシュを金属製のメッシュで再現したところは、我ながら自己満足なポイントです。
コクピット内はシートとメインパネルを少しいじっただけで、評価ポイントは無しです。それにキャノピーの接着時に計器盤覆いに接着剤が付いて、オマケに内側に静電気でくっついたホコリがそのまま残ってしまい、見苦しいです。外してやり直すにも、溶きパテで隙間を充填したので無理でしょう。

胴体左右貼り合わせで出来る接合面の段差消しは、上面はきっちりツラ一になっていますが、下面は手抜きして段差は隠れていません。ひっくり返しでもしないと見る事がないので、ここは評価ポイント大いにサゲですね。
迷彩色はグリーンが薄かったので、クリアグリーンでオーバーコートして何とかリカバリーしました。三色迷彩のバランスを見て、主張が強い黒色にはグレー系で殺しています。
デカールはクレオスのマークソフターとタミヤのマークフィットを使い比べましたが、違いは余り感じられませんでした。まだキットに付属していたデカールでしか試していないので、今回に限っての感想です。タミヤのデカール添付専用のピンセットは、全体の作り/先端の仕上げ/挟む圧力は満足の仕上げでした。

デカールの保護と全体のツヤの調整でマットコートを吹いて、パネルラインにスモーククリアを細引きで吹きました。
パネルライン以外の面に、下面を除いて迷彩色を明るめに溶いたもので軽く吹き付け、クレオスのウェザリングカラーでウォッシングしたシャドー付けと合わせ、立体感を出してみました。
ウォッシング後に上面には軽く下面に近くなるにつれしっかり墨入れしています。上面から下面まで濃いままの墨入れは、説明的で私は好みません。

キャノピーに付属するワイヤーカッター、ワイパー、開閉ハンドルも別パーツでモールドされていて、変にマスキングしないでも良かったのは助かりました。
直線で囲まれたガラス部と枠の塗り分けは、細切りマステで全周囲んで中を潰していく方法をとっています。費用対効果に優れた一発カットのマスク材があればそれが一番なんでしょうが、無ければ無いほど頭も手も使い、金は使いません。ただし、その分時間を割いているので、どっちか得しているのやら、どう捉えるかですね。

拙ブログバックナンバーに、迷彩色塗装からウェザリング途中の画像を時系列で載せていますが、これはモデラーそれぞれの好みの違いで新造ホヤホヤの汚れ知らずから、実戦配備のゴテゴテ汚れまで色んな表情を付ける事が出来ますが、汚しの似合う機体であればメーカーのスケールダウンの解釈の方法として、余程の事が無ければそのまま組み立てますが、こねくり回して一向に出来ないよりも、健全かと思います。

という訳で、IPMS方式の減点査定評価ならマイナスになるでしょうが、完成させた事に100点です。私的には。

可もなく不可もなくカタチになっただけでも、今後につながる技術的な点で前進したし、失敗のリカバリーにバカのいっちょ覚えのようにゼロからやり直すとか部品請求に走るとか、そこまでの労力や時間を全て無しにする事自体この歳になっては勿体なくて、そこに向かわせないように済ませる段取りとか経験の引き出しを数多く持っている事が『亀の甲より年の功』と言う事でしょうか。

頑なに作り方の方向性はウケールモデラーではありますが、良いキット、豊富な資料、そして一番肝心なそのものを好きだという所からスタートすれば、自ずと答えは導かれていくものでしょう。

これから先、どう転んでも百個も二百個も作れる訳は有りません。どうでもいい積み多き物は何がなんでも作りたい物への実践練習台として経験値を積み、最も挑戦したい最高峰に望みたいと思います。
それは1/32クラスの分野にゴロゴロしていますが、どれをとっても武者震いがするようなものばかりです。

“at work/ 
   組まずに死ねるか! ”


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