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2・2・2

趣味人( シュミット )のブログへ、ようこそいらっしゃいました。

前回のお知らせで、1/76 ニュータイプ ナッツロッカーと謳いましたが、実はパソコンのマウスでありんした。



こりゃまた 失礼いたしましたっ!!

艶めかしい優雅な曲面を持つナッツロッカーと、手の中によく馴染む三次元カーブで形成されたマウスに、意匠の関連性を見いだしたんですよね~、かなーり。

昔のS.F.3.D ORIGINALのシリーズからすれば、現行のMA.K.に移行し新たに起こされた二、三の機体に妙に馴染めないところがあり、趣味人の頭が硬くなってしまったのか、今の時代に合うデザインになってしまったのか。コンセプトは何ら変わらぬものが脈々と受け継がれているようなんですが……。

とりあえず、キットの紹介をしましょうかねー。




シリーズナンバーは19と変わりません。NITTOのロゴも誇らしげで、武者んよかです。箱の底には KOW YOKOYAMA 氏による、ほぼキットの原寸大のイラストが横文字に囲まれ、重厚な趣を醸し出しています。




派手さが無い生成り地に近い箱の各6面に、単色刷りで四角い枠の中に英数字を散りばめ、やっと1側面に日本語の機体解説が書いてあります。底にある英文の日本語訳であって、『 接着剤は入っていません』とか、『 対象年齢12才以上 』とか、判り切った無駄な事は一切外してあるのが気持ちいい。

カラー刷りの作例がダイオラマ仕立てで箱絵として使われていますが、落ち着いたトーンでしかも四割程のスペースに収めてあり、英数字、キューブと絶妙な配置で、『 同スケールのS.A.F.S.も付いている 』とさりげなく書いてあります。

中味を見ていきましょう。



ナッツロッカーがパーツ数40個程で、簡単に組み立てられるキットです。メタルパーツも入っていますが、グニャっといくようなひ弱いものはありません。
ちびS.A.F.S.もそれが10個程で、肩、腰の装甲板はコンドロイチン?もとい!付属のプラシートから切り出すよう、組み立て説明書に型紙が印刷されています。真っ平らでは雰囲気が出ないので切り出した後、筆の柄などの先の丸いものでゴム板の上でいたぶって湾曲させたら、馴染んで良さげ~になります。
動力パイプはさすがに無いのでディテイルアップには、適当な径の電材を流用するとええかな。
デカールは余る程用意されていて、部隊マークの仕切りを黒ラインで囲んだものが箱のデザインとシンクロしていて、それもデカールとして使えるよう処理されています。

説明書もいたってシンプルで、パーツを切り出し、ペタペタくっつけていけば、すぐカタチになります。気合い入れてかかれば、1日でフィニッシュ出来るでしょう。いや、気合い入れて作るようなものじゃない。模型は楽しいものですから、肩のチカラ抜いてかかったほうが、健康的でしょう。

スケールモデルのように翼の角度が違うとか、このタイプにこの形状は無いとか、資料ひっくり返してああだこうだと調べ上げ、他者に突っ込まれないうちから自分で自分を締め上げて、とうとう完成を見ないままに終わる。

こんな事やっちゃいけませんよ!
と、自分にも言い聞かせる。





上の拙作2点、30年の歳月の差があります。( 上が昭和時代の拙作 )金型がきちんと管理されていれば、プラモデルはいつの世にも求めがあれば、蘇らせることができるんですね。

塗装とデカール貼付の指示書はコレクションカードのように、二穴でファイリングできるようになっていましたが、そのパンチングホールと、コーナーのラウンドカットがなくなっています。印刷内容は、全く同一のものです。



塗装は大戦時のドイツ機(何故に飛行機の迷彩色??)の3色、海の生物 アメフラシをイメージしています。
機体底部にも綺麗なホバークラフト様のモールドが施されていますが、何にも手をつけていません。
擱坐してひっくり返ったダイオラマでも作らない限りは、パスしてもバチは当たらんでしょう。
デカールはジャンクキットから同一キット二作目ということで、《 2 》としました。

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( 2 )と言えば、プロ野球ジャイアンツの背番号( 2 )で、やはり30年位前になるのか、“ 青い稲妻 ”松本匡史選手が活躍していたのを思い出しました。

「 巨人 大鵬 卵焼き 」と、昔の子供の好きなものに挙げられた三要素もペイパービューに変わり、外国人横綱が優勝記録を塗り替え、卵アレルギーを生み出す日本になってしまいました。

古き良き時代の昭和よ!嘆くな!
蝕まれゆく地球は、必ずや大きなしっぺ返しを人類に与え、滅びる寸前まで追い込むであろう。その時こそホモサピエンスは人種の区別も国境もなくし、手を取り合い生き抜く術を出し合うはずであろう。

湯川さん。後藤さん。

それに気づこうともしないエゴ剥き出しの時代に抹殺されてしまいましたね。
御冥福をお祈りいたします。

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付属しているおチビちゃんS.A.F.S.も、スケールに合ったデフォルメが効いていて、存在感があります。1/20のXC-1と比較すれば大きさは一目瞭然ですが、どうして!ヒケをとってはいません。




この角度から見ると、NHKで放映していた人形劇《 ひょっこりひょうたん島 》を連想しますね~。モノクロの画面に食いついて観ていましたよ。
藤村有弘さんの〔ドン ガバチョ〕、中山千夏さんの〔 博士 〕(^o^)/
調べてみると、もう50年も経つんですね~。懐かしい。

では、次回もまたまたお気に入りのMA.Kシリーズから、KRÖTE( ヒキガエル : 独語 )を予定しています。

2月に突入!

「 冬来りなば 春遠からじ 」

まだまだ寒さも続きます!生ガエルのうちのクレーテくん達も、待ち遠しい〈 春 〉をコケのシェルターの中で、じっとおとなしく待ってます。

では~!
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