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ウェイトをどこに置くか!

趣味人( シュミット )のブログへ、
ようこそいらっしゃいました。


さて、前回の続き、4発機のカタリナ。

架空のもんでもありゃあしませんが、スケールもんにしちゃあ詰めが甘いところは否めません。

マネできるところはマネする、そう!モノマネノリノリ(疲れるぅ~)で、やっつけちゃいました~!



機首のガンターレットが置かれている部分は、ごっそり切除して角材プラ棒を敷き込み、瞬着で固め前輪式の機体バランスを考慮して、仮組みの時点でウェイトバラストを封入しています。

コクピット下部、前輪収納庫は鉛の塊でいっぱいになりました。

運良く、カタリナのノーズギアドアは、閉状態の位置に近いため、ウェイトが目立ちません。

図面がある訳ではなし、写真のイメージからウィンドシールドにつながるラインを削り出し、スジ彫り、リベットを再構築しています。

ここでスケールもんの醍醐味をひとつ!

航空機の操縦桿を例に取ってみましょう。1/72のキットでそれは何ミリの径で再現されていますか?それをマンマ72倍にしてみて下さい。とても実際に扱えるシロモノとはならないはずです。

しかしキッチリの縮尺でサイズダウンされたものをコクピットに収めても、存在感はないに決まってます。

そこにあるものを再現する。人の目に映るものは、映るごとく再現する。

タミヤのカーモデルは、対象の自動車のあらゆるスペックは拾い出すものの、タミヤアレンジで実測値にないもので再現されています。

高層建築物から下界を見たときの自動車の縦長のイメージは、タミヤのカーモデルには見られません。なぜなら、そういった異次元から見る機会より、日常 乗り降りする、または路上を走る姿を間近で見た時のイメージをスケールダウンしてあるからです。

全長が何ミリ足りな、幅がデカすぎとモデル雑誌にホザくライターに、キット開発の苦労は解るまい。

吠えるまえに

おのれの腕が

どれだけのものか

自戒せよ!


近年、模型雑誌の作例の雑さに辟易しています。

そういうお前は、何なんだ!と言われればおしまいですが、自分がヘタクソなぶん、見応えのある作例に出会いたい欲求が膨らみます。

まだ、プラモデルを単なるかる~い趣味としかみていなかったとき、雑誌『 モデルアート 』のある作例に出会ったときの、雷に打たれたような衝撃は今も忘れられません。

それまで、模型雑誌の存在すら知らなかった時、踏み込んだ作り方すらしるよしもなかった時、何とは無しに本屋で手にとった模型雑誌のたった1ページの作例写真に衝撃を受け、模型を極めたいと思うきっかけとなりました。

ヘタはヘタクソなりに考え、ぶきっちょは不器用なりにソコソコ頑張るものですが、《 東京ガールズコレクション 》に〈 オアシス 〉が登場しても、何の感動もないし、お笑いグサのネタにしかならないものです。

モデル雑誌の作例は、誰でもやれば出来る範疇を少しでも越えた、【背伸び】した作例であってほしい。【間延び】した作例は要らない。買う気が失せてしまいますから。


最後までお付き合い下さいまして、ありがとうございました。

今回はかなーりのボヤキで埋め尽くされましたが、カタリナのカイゾー記はまだまだ続く!



では~! (^O^)/

ピンポンダッシュしてちょーだいなー!

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