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No.10 MH-53E 機体ディテールアップ -右舷-





ようこそ !
 趣味人(シュミット)の
   プラジェクトX(ばってん)へ!



高額商品などに貼られている、万引き防止のタグです。
中はどうなっているのか、分解してみました。




硬いプラスチック容器の中に、金属の薄板が3枚。1枚は樹脂フィルムに内包されていて、2枚は容器内でフリーな状態で収められています。



3枚とも磁石にくっつきました。
「防犯タグ」でググったら、私と同じモノ好きな破壊神がいて、その作動する仕組みや金属薄板の素材まで調べてありました。
アルミ箔のような2枚は「アモルファス金属」というもので、医療機器、宇宙産業でも多用されているようです。

厚さを外径マイクロメーターで測ったら、僅か2/100mmしかありません!弾性に優れているので曲げに強く、模型の分野でもギミックに使えるようです。例えば飛行機の翼にあるスラットやスポイラーの出し入れ、点検パネルの開閉など、薄いパーツにも仕込む事が出来そうです。




プラジェクトX(ばって〜ん♡)




機体のあちこちに設けられた外気取り入れ口のメッシュ部に、金属メッシュを張っていきます。

矢印のところはメッシュのモールドが入っている所で、赤丸部分は再現されていません。



丸い開孔部の周囲を油性ペンで塗り、一段方形に削り下げ、その面積に合わせて切り出したメッシュを嵌め込み、開口部と同じ径の穴を開けたプラ板で覆いました。



フォトエッチングのメッシュは切り出してもバラける事がないので、扱いは簡単です。

切り出す大きさをマステに書き込み、メッシュに貼って切り出しています。




サンディングでプラ板の厚さを減らして仕上げています。



3箇所集まっている長方形の開口部も同じくモールド部分を切除した後メッシュを貼って、エバグリーンの0.5mm角プラロッドで外から囲んでいます。




0.5厚はオーバースケール(実機換算で24ミリ)なので、コテヤスリで削り込みました。
薄いプラ板で囲んでも良かったのでしょうが、溶剤でヘロヘロになるのが嫌だったので遠回りしてみました。




この手掛けのモールドは、海自の機体には有りません。代わりに簡単な取手が付けられています。埼玉の超絶モデラー ナベ3ちゃんが送ってくれた実機の高解像度写真から判別したものです。

[ 清く 正しく 美しく ]作れ!

と言う、♪イジメの花咲く宝塚過激団?のモットーのような条件を突き付けて画像を送ってくれました。
ありがた迷惑とはこういう事です。
でもうれぴー♡←やっぱヘンタイやね



プラジェクトX(ばって〜ん♡)



モールドを潰して穴を開け、炙ったランナーで、えい!ヤッと熔着させます。前進あるのみ。




昔々のエンビロープの蝋封のようにベッタリ着きました。ここには凹スジ彫りがかかっているので、素材の差が出て引っかからないよう、同じキットのランナーを使った訳です。




リューターで大まかに削り、神ヤスで仕上げました。




スジ彫りの刃幅は0.25にしました。メーカー名失念。スマソm(_ _)m    Googleレンズでググってちょ!



ハイキューパーツのガイドテープです。
ググったら買ってね←これこそ要らん世話






表面が仕上がったので、リベットを打ってこの位置に取っ手を後付けします。





ヒーター用空気取り入れ口のモールドです。

ここは湾曲させた真鍮メッシュを張って、プラロッドで囲みました。





機体上部の手掛けが一体化されたモールドを削り落とし、プラ丸ロッドで再現しました。

左舷も以上のような工作が待っています。前進あるのみ。

ウクライナが西側諸国から支援を受けた兵器を使い、ロシア領土内の重要施設への反転攻勢をかけ出しました。
F-16戦闘機も間もなく防空作戦に登場するようです!!





ウクライナ

に勝利を!


今日もご覧頂き
 ありがとうございました。m(_ _)m

  今回は この辺で 
    ごきげんよう  (^o^)/


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