オーディオスペースコア

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ヘーゲルUSBのDAコンバーターはいかに?

2009-10-18 13:10:23 | Weblog


ノルウェーのHEGEL社からDAコンバーターが登場しました。
今流行のUSB入力付です。

コアでは、まず1に音、2に音、3に音…(笑)と、音を重視してから、USBが付いてるだのどうだの機能的にこうだの、という見方をします。

で、CDトランポは、当店でかれこれ10年以上もお奨めしているモデル、CD Complateαで、原音と、比較チャック。
音はといいますと、

HEGEL HD10(16万) は、一聴するとビビットな感じ。
よく聴くと、エネルギー分布がHiに寄っている傾向で低域も出ますが、中低域が薄い感じ。
はっきり聞かせるタイプのような音ですが、音楽的に質感は低め。
面で鳴ってる感がします。

同価格帯で、お奨めしているアポジー社のMINI-DAC(11万円)との比較。

やはりアポジーの方が音楽を聞かせるポイントを押さえている感じで、放射状に広がる音で、中低域に空気感があって、非常に音楽的にリアル。
解像度を欲張らずにバランスの良いサウンドです。
これは、軸上から放射されるような鳴り方で生々しい感じです。

CD Complateα一体型の音は非常にまとまっていてヘタなDACを繋ぐと、解像度が増えてもまとまりがなくなるのでDAC追加をする場合は慎重にしてますが、MINI-DACは使い甲斐が十分にありますね。

HEGELは残念ながら他のメーカーでもこの位の音は出せるので、これからもMINI-DACを薦めていきたいと思いました。

HEGELのベント社長、バカ正直でごめんなさいね。
H2は素晴らしいパワーアンプなので許してください。(^_^;)