海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

アテモヤとジュウルクニチ(旧暦1月16日)

2025-02-13 23:39:42 | 生活

しばらく前に裏庭になっているアテモヤを収穫した。

 人工授粉が必要だが、沖縄では路地に植えても実がなる。

 農薬や化学肥料を使わず、剪定以外に手入れもしていないが、虫が付いたり病気になったりすることもないので有り難い。

 今日は旧暦の1月16日(ジュウルクニチ)でグソーソーガチ(あの世の正月)だった。

 天気が悪く、小雨の合間をぬって母方と父方の墓の草刈り・清掃をし、仏壇にご馳走やお菓子を供えてウガン(拝み)をうさぎた(捧げた)。

 ジュウルクニチと言っても墓参りする人が減り、荒れた墓が目立つのが現実だ。

 少子化や過疎の問題はヤンバルや離島地域でより深刻だ。

 保守というのは伝統を重んじるらしいが、この現実にきちんと対処し得ているのか?

 ウヤパープージ―ヌメー、イイソーガチムケーミソーチャガヤー。クトゥシンクヮーマーガ、ヤーニンジュヌクトゥミーマンティキーミソーリヨー、ウニゲーサービラ。

 

 


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