凍結すると言って、陰では持続してきた歴史がある。
なにせ、凍結してしまったら、食料援助が続かなくなるからである。
今回もアメリカを裏切ることであろう。北朝鮮はそんな国であるのだ。
産経ニュースより
北朝鮮の外務省報道官は29日、ウラン濃縮や核実験、長距離弾道ミサイル発射実験のモラトリアム(一時停止)や国際原子力機関(IAEA)要員の 復帰に応じ、食糧支援について協議を継続することで米国と合意したと発表した。米国務省も同様の内容を発表した。6カ国協議の再開問題で最大のネックと なっていた北朝鮮のウラン濃縮活動の停止が実現することで、2008年12月を最後に中断していた同協議の再開に向けた関係国の調整も活発になりそうだ。
北朝鮮にとっては、昨年12月の金正日総書記の急死を受け新指導者となった金正恩氏の体制で初の外交的合意。正恩氏の新体制も金総書記時代と同様、核やミ サイルをカードに米国と渡り合うことを予告した合意ともいえる。合意は、北京で23~24日に行われた北朝鮮の金桂冠第1外務次官と米国のデービース北朝 鮮担当特別代表の高官協議で大枠をまとめたとみられる。(共同)