あずまクラブ(越前の守)です。正しい心の探究をします。

”人間は夢とロマンを持つから動物とは決定的に違う”から始めます。正しい心の探究です。

原発事故克服に専門家を活用せよ  桜井よしこ

2012-03-02 23:36:41 | 日記

ベントは圧力容器の爆発を防ぐために蒸気を圧力容器の外である建屋内に放出します。
しかし、建屋内に充満した水素を外へ逃がす構造でないため、

数あるどれかの制御機器の火花で引火して爆発したのです。
建屋の外へ逃がしたら、地域へ放射能をまき散らすことになる。
絶対安全の約束が破れる・・・
少しくらいの放射能汚染を許せば爆発しなかった。

建屋が爆発したから、保管してある使用済み燃料の冷却ができなくなり、
さらなる放射能汚染へと進んだのです。
ベントはチェリノブイリから学んだ安全装置ですが、

大気へ逃がすためなのに、建屋内に限った。これが危機管理の甘さです。

日本の核アレルギーが少しの汚染をも許さないのです。
この考えが、今回の事故を誘発したのです。
絶対安全の「絶対」はないのです。
ある程度の被害を覚悟した減災対策が本当の危機管理です。

-----------------------

以下、堕ちた天使 さんより転載です。

間もなく東日本大震災から1年、1000年に一度の大災害から私たちは学び得るか。1万9千人に上る死者・行方不明者の犠牲を無にすることなく日本の復興につなげ得るか。

それへの答えにつながる資料が手元にある。1968年から69年にかけて女川原子力発電所の敷地の高さを決定するために開かれた東北電力の会議録だ。


3・11の大震災で、女川原発は、東京電力の福島第一原発よりも震源地にずっと近く、より激しい揺れと巨大津波に襲われながらも、生き残った。決め手が原発を高台に建てていたことだったのは周知のとおりだ。


原発は大量の冷却水を必要とする。海に近ければ、取水も排水も容易で、使用済核燃料の運搬費用も抑制出来る。高台に建てることはコストを含むおよそ全ての 面で大幅負担増だ。それでも東北電力は三陸地方ではM7・5以上の地震で100%津波が起きるとの知見に基づいて、敷地の高さを14・8メートル、土木構 造物や建屋1階の高さを15メートルと決定した。


その決定がなされたのは専門家らが自然への畏敬と畏怖の念を忘れなかったからだと、北海道大学大学院教授の奈良林直氏は断ずる。


79年の着工より11年前に東北電力は専門家9名からなる「原子力地点海岸施設研究委員会」を原子力開発推進本部内に設置した。私の手元の資料はこの委員 会の会議録である。9名は本間仁東洋大学教授(当時、以下同)を委員長として、地震、土木工学(水理学、海岸工学、津波)、地球物理学等の専門家らで構成 されている。


たとえば故梶浦欣二郎東大地震研究所教授は津波の発生と伝播の理論的研究で知られる。堀川清司東大土木工学科教授は海岸工学を学問の一分野として確立し た。海岸工学は50年米国で土木工学の一部門として創始され、日本には53年の台風13号による高潮災害を機に導入された。堀川教授はその第一人者だった (日本学士院HPより)。


大自然と宇宙を司る理


専門家を集めての会議の課題は専ら津波対策を念頭にした原発の立地条件の検討だった。女川は33年の三陸地震で2・7~3・3メートルの津波に、60年の チリ地震で3・1メートルの津波に襲われた。これら過去の事例と2通りの計算式に基づいて東北電力は最適の敷地の高さを15メートルと考え、専門家らの意 見をきいた。


会議では過去の地震・津波の事例が度々詳しく紹介されている。たとえば「宮城県沿岸で最も注意すべき津波は、明治29年の三陸地震や昭和8年の三陸地震よ りも、震源がもっと南にある地震」「貞観(じょうがん)地震、慶長地震の時には仙台湾沿岸に大津波の記録がある」「昔話では貞観のとき岩沼(という地域) の松の木の上に船が残されていた」「従って南寄りの地点で発生した地震は気をつける必要がある」など、貞観、慶長の文字、過去の経験話が登場する。


貞観地震は平安時代の869年に発生、M8・3~8・6だった。慶長三陸地震は江戸時代の1611年、M8・1だった。東北電力がこうした事例をとりわけ 重視したことが伝わってくる。委員会はこの種の議論を経て15メートルの高台は敷地として妥当とし、鈴木憲郎副社長が決定、社長の承認を得たと書かれてい る。


結果、3・11における女川原発の被害は小規模にとどまった。無事に残った女川原発が震災後、地域の被災者らの避難生活の場として開放されていたのは周知のとおりである。


東北電力関係者は、適切な対策を講じた先輩世代の知恵に感謝すると繰り返すが、その知恵は、突き詰めれば、奈良林氏の強調する自然への畏敬の念に行き着 く。自然を畏怖し、真摯に対処することは、言い伝えに込められた経験知に正面から向き合い、聞きたくないことにも耳を傾け、大自然と宇宙を司る理(ことわ り)を弁えることだ。物の理を理解し、対処を考えることは専門家の領域に属する。地震も津波も、発生を止めることは出来ないが、被害を最小に食いとめるこ とは、事象の理を理解して手を打てば、必ず、可能だ。そこに必要なのが専門家の知恵である。


東日本大震災の発生直後から、約1年後の今日まで、民主党の対処が極めて拙劣なのは、専門家の知見を活かしていないからだ。そのことを含めて菅直人首相、枝野幸男官房長官らの責任は重い。問うべき彼らの責任は当初の対応にとどまらない。


菅・枝野体制下で創設された「東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会」(以下事故調)の構成委員を見ると、両氏の専門家、とりわけ原発関係の専門家軽視は徹底している。


司法関係者重視


事故調は昨年12月に中間報告を出し、今年夏に最終報告を予定している。中間報告の段階で断ずるのは時期尚早かもしれないが、中間報告には原発についての 実質的問題提起が欠けている。原発事故を調べ、検証するのに、原発を技術面から検証出来る人材が一人もいないのが原因だ。10人の委員の中には、放射線医 学の専門家や元外交官、作家などに加えて元検察官、元判事、弁護士の司法関係者3名が名を連ねている。各々の分野でそれぞれ実績のある人々なのではあろう が、肝心の原発の構造に通じている人材が一人も入っていない中で、この司法関係者重視は弁護士出身の枝野氏の選択か。それにしても事故調の目的には必ずし も合致していない。


奈良林氏は福島第一原発1号機で、ベント直後に水素爆発が起こり、3号機でも2回のベントの後に水素爆発が起こったことを検証し、そこに耐圧ベントと呼ば れる仕組みが関係している可能性に気づいた。つまり、格納容器内の圧力を下げようとベントをして、逆に水素爆発を引き起こしていた可能性があるというの だ。


ベントの重要性はチェルノブイリの事故をきっかけに認識された。格納容器からベントをする際、従来の設計では圧力に耐えられないことも判明し、1メガパス カル(約10気圧)の圧力に耐えられる新しい配管などが設置された。これが耐圧ベントだ。問題は、新たに加えた機能について深い検討が行われなかったた め、折角の耐圧ベントが「自爆ベント」になったと、奈良林氏は指摘する。この種の重要問題に事故調は全く気づいていない。


高度かつ特殊な技術の塊といってよい原発の事故を検証するには原発専門家の知識が欠かせない。それなしに事故調がどこまで踏み込んで将来への教訓を引き出 せるか、懸念せざるを得ない。もうすぐ1年、私たちは全てにおいて、もっと真剣に失敗に向き合い、そこからたくましくも前向きの、未来を構築する力を得な ければならない。問題解決を遠のけ、却って事態を深刻化させる無能な政治こそ、変えていかなければならない
。(週刊新潮)

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これは映画ではなく、現実だ!新疆で暴力事件発生 背景に宗教迫害

2012-03-02 23:36:30 | 日記

理想国家日本の条件 さんより転載です。

これは映画ではなく、現実だ!新疆で暴力事件発生 背景に宗教迫害

新疆で暴力事件発生 背景に宗教迫害

 

【新唐人日本2012年3月1日付ニュース】
28日、中国の新疆ウイグル自治区で暴力事件が発生し、
12人が死亡。現在、事件に関する情報は、中国当局が
発表した情報のみ­です。最近、新疆では宗教迫害が激化し、
烏蘇(ウス)地区では家庭教会の信者30数人が逮捕。

阿克蘇(アクス)地区でもイスラム教徒数百人が逮捕され、
2000人あまりが­罰金を課せられました。

新疆自治区の西南部に位置するカシュガル(喀甚)地区
カルギリク(葉城)県で28日、暴力事件が発生。
政府系メディア新華社によると、10人が暴徒に刺し殺され、
一般市民­も負傷し、警察が少なくとも暴徒二人を射殺した
と報道。イギリスBBCは、似たような事件において、
中国当局は一貫して情報封鎖を図るため、外部は
事件の真相を知りえない­と報道。

最近、新疆当局は所謂宗教撲滅運動を展開。
近日、ウス市の警察当局および宗教管理局が地元の
家庭教会に押し入り、30数人を連行し、10日以上拘留。
また、一人当たり3,­000元から5,000元の罰金が課せられた
そうです。ラジオフリーアジアによると、現在4人が
まだ釈放されていないそうです。

世界ウイグル組織によると、和田(ホータン)地区や
アスク地区では、ウイグル族数百人が連行され、2,000人
あまりに罰金が課せられたそうです。

世界ウイグル代表大会報道官 迪裏夏氏

「中国当局は新疆で厳しい打撃と行政手段を持って、
ウイグル人の宗教信仰を放棄させようとしています。
中共は法律執行者を扇動して、暴力的な犯罪行為を行っています」

また、新疆当局は各地の警察局にノルマを与え、懸賞金まで
かけているそうです。一方、ウイグル人がイスラム教の
経典を読んだ場合、発覚されると親族まで連座させられるそう­です。

対中国援助協会の責任者傅希秋牧師はラジオフリーアジアに
対し、共産党当局は安定維持の看板を掲げて、人権迫害を
行っていると指摘。一般市民にまでいわゆる邪教を反対する­
保証書に署名を強要している事から、当局の恐れが
うかがえると述べました。

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2012/02/29/a665946.html  (中国語)
http://www.youtube.com/watch?v=rV3XvAyQTHo (動画サイトより)

中国がイスラム教を敵にするということは、
世界中に敵を増やしたような物だ

世界の人口約68億人のうち、4人中1人に相当する
15億7000万人がイスラム教徒であることが、
米調査機関ピュー・フォーラムの発表した資料で明らかになった。
イスラム教徒が最も多いのはアジア太平洋地域で、
中東の約3倍に達している。

http://pewforum.org/docs/?DocID=450

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

定数削減の閣議決定を巡り、野田首相が予算委でお詫び。(カンペ制作:自民党・石破茂)

2012-03-02 23:23:31 | 日記

欄月の勉強部屋 さんより転載です。

エントリのタイトルを読んで、「何がなんだか分からない……」と思った方、多いでしょうね(笑)。
私もこの話を知った時は、呆然としました。


【ノーザンライトweb(自民党・馳浩氏HP)】


余談ですが、馳さんは元プロレスラーで、ノーザンライトスープレックスという技が必殺技だったそうです。
それで「ノーザンライトweb」なんですね。へぇ~。

この馳さんのHPのコンテンツの中に「はせ日記」というのがあります。
日々の国会や自民党の動きを、結構細かく書いておられるので、なかなか読みごたえがあります。

で。
この「はせ日記」の2月23日分に、このエントリのタイトルそのままの出来事が綴られています。
以下転載。



お昼に、予算委員会を巡り、あわただしい動き。
 まず、定数削減を閣議決定した問題。
 これは、野田総理がお詫び文を予算委員会で読むことで決着。
 なぜか、そのお詫び文まで石破茂野党筆頭理事が書くことになった
 あ~でもないこーでもないと鉛筆なめながら・・・・
 岸田国対委員長や、石原幹事長の意見を聞きながら、ささっと書き上げる石破さん。
 さすがだ。
 民主党には、そういう知恵のある者はおらんのかね?
 おわび文章なら、状況のわかっている俺だって書けるぞ!と思ったが、残念ながら、こういう後始末を引き受ける人物が、民主党にはいないようだ。
 本当ならば、政調会長がささっと書くもんだがね、幹事長と協力して。
 前原さんは、それどころじゃなくて、「言うだけ番長」記事を書いた産経新聞社を、取材拒否したってそうだから、何をかいわんや。
 まぁ、とにかく、野田総理が読み上げるおわび答弁書を石破さんが書いて、一件落着。



……。


不適切な閣議決定を首相がお詫びするために、野党にカンペを書いて貰う……だと?


いや、もう、誇張抜きで本当に意味が分からない。
自力では謝罪文の一つさえも書けないって、ちょっと尋常じゃありませんよ。
これだったら、多分私でもできると思う。いや割とマジで。
人として恥ずかしいと思わないんでしょうか、民主党のお歴々は。

与党議員は、一体何人いるんですか。謝罪文の一つくらいも書ける人材がいないのか。
こんな体たらくで、どうやって与党が務まるんですか。無理でしょう。不可能でしょう。
もう、無能とかそういうレベルじゃなくて、義務教育からやり直さねばならない。


この国を、この与党を、そしてこの与党を生み出した日本国民を、世界が嘲笑することでしょう。
二度と、このような連中に政(まつりごと)を委ねてはいけません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸福実現党の経済政策~(4) 実現党、日本経済を逆転させる〈2〉

2012-03-02 00:46:17 | 日記
幸福実現党観察日記 さんより転載です。
 前回の続きです。

 里村氏の証言によれば、
「信者ではない、とある財界の大物が、書籍『日銀総裁とのスピリチュアル対話』を読んだ。」(霊言「ベルゼバブと週刊文春の熱い関係」解説より)
 という。
 この財界の大物については、おそらく有名な人物なのだろうが、名前を表に出したらさわりがあるのだろう。
 ともかく、その人物がこの書籍を読んだ。
 その人物だけではないだろう。
 財界人の中でもこの本を読んだ人はけっこういるはずである。
 ……以下は推測だが。
 おそらく、読んだ財界の人々は、ハラワタが煮えたのではなかろうか。
 まともに商売している経済人がこれを読んだら、ふつう、誰もが日銀総裁に激怒する。
 ……この本は、そういう内容なのである。
 なにせ、呼び出された日銀総裁の守護霊の口から出てくる言葉はといえば、保身と、とんでもない勘違いの連続……「日銀が人々を苦しめればみんな頭を下げに来る」だの、「私の給料が安いのが気にくわない」だの、あげく「日銀が金を刷るなど甘やかし」だのと、何様かと思うような高みから、それはもう言いたい放題である。
 そのくせ、当日、質問者として座っていた総裁の三男(高一)から経済上の質問をズバッと切り込まれて、諭すように切り返すも、あっさり返り討ちにあい、せいぜい「キミ、こんなことをやっていたら落第するぞ、試験に落ちるぞ」みたいなイヤミでしか返すことができない。
 うわあ。
 総裁の三男は確かに天才としても、この人、玄人面して、高校生に経済理論で負けているよ!
 ……これが日銀総裁か。
 こんな阿呆な人々のために、何億人もの日本国民が呻吟しているのか。
 この男のために、一家離散や破産・自殺が相次いでいるのか。
 先日も、半導体大手エルピーダメモリが会社更生法の適用を申請し、破綻したことを受けて上場廃止が決定した。
http://www.tse.or.jp/news/07/120227_b.html
 パソコンを自作する日本人、いや、世界中の人たちは、激怒したという。
 民主党の政策で経済がとんでもないことになり、この会社は大変な憂き目を見た。
 だが、剛腕と言われた社長は、逆風の中で、必死の企業努力をして、やっと黒字にもっていった。
 しかし、野田政権は、そこへ追い打ちをかけるようにライバルの韓国ばかりを応援し、円高に無策なことから、こんな結末になってしまった、というふうに見えたそうだ。
 この会社を応援する声は多く、今回の件では、憤懣やるかたない声をずいぶん聞いた。
 ……いま、表面に出ないだけで、こういう会社は多いのではないかと思う。
 民間が、血の出る思いで、「急激な円高を、そしてデフレを、なんとかしてくれ」といっても、政府は無策で、「円高を利用して商売すればいいんじゃないんですかぁ」、と、漠然としたことしか言わないでのらくらしているうちに次々と倒産する企業が出ているのだ。
 資金があればいい仕事がたくさんできる技術力のある日本の会社が、次々と潰れようとしている。
 ……これに対して、この日銀総裁は何も責任を感じていない。
 通貨の番人と称しながら、日本の味わっている痛みを感じず、「自分の数千万の給料が安い」から、「もっと世の中をこらしめなければ」などと言っているのである。
 政治家なら選挙でたたき落としてやりたいところだが、この日銀総裁は選挙で選ばれていないので、変えることができない。
 さらに、その任期はまだまだ1年以上ある。
 ……この本を読むと、そうした事実に直面させられるのである。
 正直、まことに、読了した後の、日銀総裁への憤りはいかんともしがたかった。
 まさしく、アメリカ開拓時代のように、日銀トップをひきずりだして裸にして体に熱いタールを塗りたくり、鳥の羽をひっつけて市中引き回しする、みたいな騒ぎが起こっても可笑しくないと思うほどだ。
 いや、それどころか、「いっそ暗殺してしまえ」、ぐらいの怒り……ヘタをすると、菅もと首相に対するのと同じぐらいの怒りの念が、日本中の財界人から日銀総裁にどかどかと叩き付けられたのではないかとすら思った。

 ……そんな読後感を抱かせる、書籍『日銀総裁とのスピリチュアル対話』を読んだ、その「財界の実力者」は、どうしたか。
 里村氏の証言によると、
 「その人物は、民主党に働きかけに行った」
 という。
 今の日銀総裁は、民主党の据えた置物とまで陰口をたたかれている。その人物を動かすには、まず民主党にゆさぶりかけるのが一番だろう。

 同じ頃、唐突に、ふしぎな話題が自民党サイドでも語られ始めた。
 その動きというのがこちら。
【「デフレ脱却」前面に 自民衆院選マニフェスト 日銀法改正も】 2012.2.15 00:13
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120215/stt12021500130001-n1.htm

 ……自民党の言い出した、突然の経済政策。
 記事の日付は日銀の発表後ではあるが、その数日前から、自民党の数名の議員が「日銀法改正」という発言をしていたように思う。
 これはちょっとしたミステリーであって、じつは、自民党のシンパも「なぜとつぜんこんなことを言い出したのか?」とわけがわからなかったようである。
 だが、自民党のけっこうな議員の秘書が、総裁の講演会に出席していることを知っている人なら、この動きが、書籍『日銀総裁とのスピリチュアル対話』の書籍発売と期を同じくしていることに気づくだろう。
 大川総裁の打った一手が、この時点で、与野党に影響を及ぼしたのがわかる。
 ……いっぽう、日銀総裁ご本人はどうであったか。
 年初の日経プレジデントのインタビューでも、あきらかに幸福の科学と大川総裁を意識したような発言があった日銀総裁である。
 日銀総裁も、すでに大川総裁の書籍は読んでいるか、少なくとも、あちこちから献本を受けて、この書籍の存在を知っていることは想像に難くない。
 菅もと首相のときのように、それはかなりのプレッシャーだったはずだ。
 この時点で、日銀総裁にとっても、自民・民主からの申し出を、受け入れる精神的素地は十分にできていたはずである。

 この二年、日本は、民主党政権下で、経済破滅へ向かってトロッコに乗せられたようにまっしぐらに進み、さらにどんどん加速がつき、もはやどうしようもないかにみえていた。
 だが、この二月、そのトロッコのゆくての、一つの分岐点の切り替えレバーが、書籍『日銀総裁とのスピリチュアル対話』を読んだ人々の手によって、がちり、と音を立てて切りかえられたのだ。

 そして、二月十四日がやってきた。(続きます)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸福実現党の経済政策~(3) 実現党、日本経済を逆転させる〈1〉

2012-03-02 00:45:18 | 日記
幸福実現党観察日記 さんより転載です。
 この二月、いきなり、日本に、予期せぬ一つの光が射しこんだ。
 ……何の話か。

【日経平均、続伸で始まる 6カ月半ぶりに9700円台乗せ】
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C9381949EE0E5E2EA968DE0E5E2E0E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2
【円安が加速、9カ月ぶり1ドル81円後半に ユーロは110円目前 2012.2.27 08:36 】
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120227/fnc12022708370001-n1.htm
 ……暗雲が、わずかに割れた。
 そんな思いで、市況を見ていた人は多かろう。
 マスコミは書かないが、値動きの記された新聞を前にして、感謝に土下座した人々は多いはずだ。
 必死になって円高経済と取っ組み合っている人にとっては、創世記で、追い詰められたモーゼの祈りに応じて、海が割れ始めたときのような、インパクトすらあった、というのは、決して大げさな表現ではないと思う。
 ……まことに、ありがたい。
 ひさしぶりに射してきた日の光のように感じられる。民主党政権下ではじめてだ。日本経済、という名の凍った体が、わずかずつ、わずかずつ、温もりはじめた。

 思えば、民主党は、2年前の選挙で菅もと首相などが「民主党が政権を取れば株価三倍」などと、大ウソを吹いておきながら、完全社会主義体制へ移行した。
 さらに、日本が沈むしかないような方向へ、次々と手を打ってきた。
 正直、これを取り返すには十年はかかるのではないかとすら思った。
 だが、ちょうど、この二月十四日、バレンタインデーに、日本は、チョコレートどころではない、格別のプレゼントを貰ったのだ。
 ……一体、何だ。何が原因だ、と、まだ人々は首をひねっていることだろう。
 実際、前々から、これに関する提言はさまざまな人々が行っていた。
 だが、今回、決め手となって、それを起こした最大の原動力は、まちがいなく、一冊の書物。「日銀総裁とのスピリチュアル対話~通貨の番人の正体」である。
 どうやって、一冊の「霊言」が、経済を逆転させたのか。
 その流れを、ざっとふりかえってみたい。

 このブログでは、ちょうど前回の更新で、幸福実現党の経済政策について、
・『国債の日銀が直接引き受け』
・『大型の公共事業』
 の2点セットに触れていた。
 「円の増刷」は過去、高橋是清内閣が行った緊急手当の手段。
 高橋是清は、世界恐慌で大ピンチが目前に迫ったとき、時間がなかったため、片面しか刷らない札束を積み上げて日本を救ったという逸話は有名だ。
 その手法を今使えば、経済を救うことができる……その政策に関する、詳しい解説が
 書籍「日銀総裁とのスピリチュアル対話 通貨の番人の正体」である。

 この書籍が発行されたのは、2012/1/26。

 出版が広告を打ち、書籍が店頭に並ぶと同時に、例によって、会員さんたちが献本をはじめる。
 ……幸福の科学信者諸氏の献本の猛烈さはよく知られている。
 テレビ番組「そこまで言って委員会」だったと思うが、幸福実現党を軽く褒めただけの評論家のところに、一般視聴者から大量の書籍からの献本が集まったと聞くし、菅もと首相の退陣直前にも、「もし空海が民主党政権を見たらなんというか」の書籍が大量に積み上がったという話がある。
 その勢いで、今回は、日銀総裁の霊言が、一気に市井にばらまかれた。
 そして、発刊後、数日。
 幸福の科学広報局長 里村氏の証言によれば、
「信者でも何でもない、とある財界の大物が、この書籍を読んだ。」(2012/02/25 幸福の科学支部にて公開された霊言「ベルゼバブと週刊文春の熱い関係」解説より)
 という。
 このとき、日本に、転機が訪れたのではないかと思う。 (続きます)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸福実現党の経済政策~「日銀の国債引き受け」と「公共事業」(2)

2012-03-02 00:43:35 | 日記
幸福実現党観察日記 さんより転載です。
 幸福実現党の増税しない景気回復策。
 それは、
・『国債を発行して日銀が直接引き受ける』
 こと、そうしてできた資金で、
・『大型の公共事業を行うこと』
 で景気を回復させ、税収を増やす……という二点セットであることを前回触れた。

 おそらく、この政策で理解されづらいのは、「日銀の国債引き受け」の部分だ。
 要は、「日銀から大量にお金を出させ、それで公共事業をすれば日本にお金が流れ出して、日本の経済は救われる」ということ。
 ……これまで、なんでも実現党の批判を盗んでいるマスコミだが、この件に関しては、表だって話題にすらしていない。
 これは「軍備を増強するか」とか、「原発を停止するか」とか、そういうわかりやすい論点と違って、記事になりにくい。
 また、経済を専門に勉強していない人は、
 「……よくわからないけど、そんなことをして本当に経済が回復するの?」
 というのが正直な感想だと思う。

 だが、幸福の科学は、実現党ができるずっと前から、この日本のデフレに陥った経済的苦境の理由を、一言であらわしている。
 「今の日本には、お金が足りないのだ。貧血の患者と一緒だ。だから、解決策として、
 貧血の患者に血を増させるように、紙幣の量を増やしなさい。それで解決する」
 と。
 そして、月刊リバティの誌上などで、
 「日本の経済を立ち直らせるために、紙幣を増刷せよ。日銀が渋るなら民間の銀行で発行せよ。いま紙幣を刷っても、日本は海外のようなハイパーインフレにはならない」
 と説いていた。
 最初、これを読んだときはかなり衝撃だった。
 なにせ、市井で暮らす人間には「お札を刷る」というのは法に触れるおそれおおいことだ、と刷り込まれ、「ほしがるに任せてお金を刷れば、たちまちインフレで国がつぶれる」と思い込まされている。
 だから、こんなことが日本経済を苦しめているとは思ってもみなかった人は多いはずだ。だが、言われてみればその通りだ。
 先日、NHKニュースにて、民主党の岡田幹事長が
 「増税によって消費が冷え込み、税収は増えないのでは」
 と聞かれて
 「消費が冷え込むのは将来の社会保障に不安があるからだ」
 と答えていた。
 しかし、「違う!」と、日本人はみんな言ったことだろう。
 ……今はデフレなのだ。
 私たちは、ものの価値が下がっていくので、消費する気がしないのだ。さらに、収入は減るので、思い切ってお金を使うことができないのだ。
 幸福の科学は、この状況を救うために、日本に紙幣を解き放ちなさい、といったのだ。
 この衝撃的な意見、かなり影響はあったようで、新聞などにも遠回しに取り上げられたが、やはり、政府も、銀行関係者も動かなかった。
 「……紙幣を刷るだって? ブルブル、とんでもない、ハイパーインフレで国が滅ぶぞ!」
 とばかり、こわくて動けなかったというのが正解だろう。
 ならば、と、幸福実現党は、党の政策として、
 「日銀が国債を直接引き受ける」
 を打ち出した。
 ……国債を、一般に売るのではなく、日銀に買わせなさい、という。
 そうすれば増刷と同じように、大量の紙幣がこの国に流れ出す。
 日銀は、大量の国債を買うために、紙幣を増刷しなければならない、ということになる。
 幸福の科学の、数年前からの主張を、形を変えて実現党が打ち出した……そんなふうに見える。

 この「日銀の国債引き受け」という発想、個人として語る議員や学者はよく見かける。
 たとえば、
 自民党の山本幸三議員のサイト、【「日銀の国債直接引き受けは毎年行われていること」をご存知ですか?】http://www.yamamotokozo.com/news/20110328.htm という記事。
 これによれば、山本議員は国会で、「何が問題なのか」を、日銀総裁らとの質疑の中であぶり出し、「法律で禁止されている」と反論されながら、「いや、すでに日銀の国債の直接引き受けは、毎年、「借り換え」という形で行われている、ということまで論じている。
 昨年も、この件をみんなの党の渡辺喜美議員が質問した。(もちろん野田首相は否定的だったが)【日銀の国債引き受け、財政法で禁止されている=野田首相】http://jp.reuters.com/article/domesticEquities4/idJPnTK050836320110915
 しかし、個人では多く口にする人がいても、政党の政策として大々的に打ち出しているのは幸福実現党だけではないだろうか。
 幸福実現党はここで、日本人を支配してきた、日銀が唱えてきた、「紙幣を刷ったらインフレで国が滅ぶ」という、経済的な「教義」に挑戦している。
 この勇気はまことにすさまじいものがあるな、と感心する。

 実は、この一手、コロンブスの卵のような奇策に見えるが、じつは有効に作用するのではないかな、という根拠がある。
 「日銀総裁の守護霊霊言」にも出てきたが、過去、日本は、この「紙幣の大量発行」をして、大恐慌を回避したことがあるからだ。
 それこそが、昭和二年(1927年)の「昭和金融恐慌」を沈静化させ、昭和六年(1931年)の世界恐慌時、デフレから日本を最速で脱出させたという、高橋是清蔵相のとった政策なのである。(続きます)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸福実現党の経済政策~「日銀の国債引き受け」と「公共事業」(1)

2012-03-02 00:43:29 | 日記
幸福実現党観察日記 さんより転載です。
 増税反対包囲網が、着々と進んでいる。

 国会中継や、政治ニュースを見ていると、二月に入って、日に日に国会も内閣も目茶苦茶になっていくような印象を受ける。
 民主の閣僚たちは国会で、口を開けば恐るべき確率で失言し、野党の質疑では、毎回のように「致命傷」になるような事実をつきつけられている。
 しかし、マスコミが総がかりでその事実を明るみに出さない。とにかく、自民党が全て悪い、と、いうことになっている。
 (……昼の某テレビ番組ミヤネ屋で、出演者一同、田中防衛相を擁護し、あげく「田中防衛相の知識の無さを世界に露呈させたのは野党の罪である!」という趣旨のことを言い出したのには唖然とした。すごい理屈だ。そのうち、「民主党の閣僚が無能だ」と声高に言おうものなら、「国家の機密を漏洩する罪だ」とか言い出しかねない)
 「責任野党」(←こんな言葉初めて聞いたぞ)などという言葉まであるそうである。
 かくのごとく、テレビも新聞も、民主が擁護できなくなると、声高に自民叩きに終始しているので、洗脳された国民からはまだ三割も民主党支持がある、という、独裁国家のような図式ができあがっている。
 
 しかし、さすがにそれでも民主党の若い議員達は世論の風当たりに気づいているらしく、
 【民主党 1回生議員の「政治どころじゃないよ」】ゲンダイ(2012年2月6日)
http://news.infoseek.co.jp/article/06gendainet000163753
 によれば、
 『石原新党に入り、東京から出馬したい。窓口の国民新党亀井代表に会うにはどうすればいいか』『関西は第二の故郷。維新の会から出たい』という声が出ているという。
 ほんとうにポリシーのない政党だったのだなと痛感するばかりだ。

 そんな中で、大川総裁が野田政権発足後、
「今、絶対に緊縮増税財政をやってはならない」(書籍『もしケインズなら日本経済をどうするか』まえがき)
 と強く、強く、発信してきたことが、数ヶ月かけて浸透し、あちこちで形となって実現しはじめてきた。
 その大きなものは、この機に乗じて小沢一郎氏が動き始めたことではないかと思う。

【小沢氏「増税反対は造反ではない」「本来の民主党」】2012.2.7 22:28
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120207/stt12020722290007-n1.htm
【増税反対 ついに「造反」明言 小沢同調議員120人に迫る勢い】
http://gendai.net/articles/view/syakai/134998

 保守系政党のサポーターからは、「小沢氏は、菅内閣の不信任決議案の時に土壇場でとりやめた「前科」があるので、信用できない」、という声もある。
 しかし、今回は小沢氏への好悪を抜きにしても、増税に反対する民主党議員は多いのではないか。
 増税法案は、野党の反対に加えて、民主党から56議席の「造反」で、防ぐことができる。
 記事によれば、小沢氏のもとに、民主党から90人を越す数が集まったというのだから、このままいけば、阻止できる計算になる。(今度こそ頼みましたよ、小沢さん!)

 一方、他の政党も「増税反対」を看板にして選挙を戦おうとしているところが出始めた。
 「共産党」がそうだ。
 だが、その増税反対案には注意が必要だ。
 提言の内容は、
 【消費増税せず20兆円捻出可能=共産】
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2012020700728
 だが、その財源の捻出方法は、
 ・防衛費カット
 ・大型公共事業カット
 ・「富裕税」の創設
 ・大企業への税制見直し
 で二十兆円を捻出するというものだ。
(詳しくは、【共産党:財政再建へ政策集…防衛予算削減や資産課税創設】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120208k0000m010125000c.html)
 これを読むと、減税と増税と、一見ベクトルは違うように見えるが、内容は、2年前の民主党をさらに極論にしたような提言となっている。
 「富裕税」のあたりが、特に共産党の面目躍如といったところか。
 そもそも、「社会主義は、共産主義への過渡期の状態」といわれている。
 民主党は、もはや「社会主義政党」であることがはっきりしてきたから、「民主党を先鋭化させると、この共産党のような発想に行き着く」、ということの好例だなと感心して眺めた。
 また、日本のマスコミは完全に左翼であるから、マスコミの人々に、「減税抜きで国を建て直す案を出せ」といったら、似たような案を出してきそうである。
 他に発想はできないのか。
 いや、日本には、たった一つ、明確に左翼的発想から完全に自由な立場で、「減税抜きで国を立て直す」ための具体的な智慧を出している政党がある。
 幸福実現党だ。
 その「智慧」の具体内容とは、
・『国債を発行して日銀が直接引き受ける』
 こと、さらに、それによって得た資金で、
・『大型の公共事業を行うこと』で景気を回復させ、税収を増やす
 ことの2点である。

 こと税金や経済のことになると、一般の人々には急に分かりづらくなる。だから、この論がどのくらい正当かが理解しづらい。
 そこで、幸福の科学の近刊二書、二つの霊言を参考にされたい。
 この二冊は、幸福実現党の経済政策に関する、恰好の解説である。
 増税する必要がない、ということが、この二書を読むと、よく分かる。
 1冊目は、「日銀総裁とのスピリチュアル対話 「通貨の番人」の正体」。ここには、誤った恐怖心と自己保身の権化となり、「紙幣が市場に出回ること」を阻み、日本を苦しめている最大の『悪魔』の理論が書かれてある。
 かなり読んでいて腹が立つ一書だが、ついき党首をはじめとしたインタビュアーの反論は、そのまま非常にわかりやすい「景気回復論」となっている。
 これは、実現党の景気回復策、一つ目の論点の解説である。
 さらに、その紙幣を回した後に「いかに公共事業で日本を活性化されるか」について、明快に説かれているのが、2冊目の「もしケインズなら日本経済をどうするか  日本を復活させる21世紀の経済学」。
 これまでの、幸福の科学でのケインズのイメージががらりと変わる一冊だ。
 「公共事業」ということばに、ここまでの夢を感じさせる霊言はない。
 左翼とマスコミが目の敵にしてきた「公共事業」は、国家の要の一つなのだ。
 これが実現党景気回復策の二つ目の論点の解説となっている。

 なお、未読の方は、この二冊、日銀総裁の守護霊霊言のあとにケインズの霊言を読まれるのをおすすめする。霊言の収録順と言うこともあるが、日銀総裁の守護霊の霊言を読み終わった後では腹が立って仕事にならないからである。

 しかし、この二書を読み終わってもまだ、「公共事業に関しては、わりと耳慣れているが、「日銀の国債引き受け」については、どういうことなのか、よくわからない」という方も多いようである。
 だが、これは非常に重要な一手であると思われる。
 そこで、「日銀の国債引き受け」について、次回、少しまとめてみたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「河村ワクチン」を処方せよ

2012-03-02 00:28:15 | 日記
夕刻の備忘録 さんより転載です。

「そんなことは無かった」
「そんな数字は有り得ない」

この二つの言葉を使うだけで、周囲が綺麗になるらしい。
様々な難問が片付いて、実に清々しい環境が戻るらしい。
こちらが色々工夫しなくても、相手が勝手に帰るらしい。
「絶対に行きたくない」と先方から言ってくれるらしい。

有難い話である。
本当に有難い話である。

全国でこの手の問題に悩まされている人達は、是非使うべきだ。

「河村ワクチン」を処方せよ。

魔法の言葉を唱えるだけで、「行きたくないし、来なくていい」とわざわざ向こうから声張り上げて言ってくれるのである。

「山のように証拠がある」と連呼しながら、その山から唯の一個すら取り出すことをしない。毎度馴染みの決め台詞、「歴史の学習が足りない」と嘯きながら、学問としての歴史を持たない連中が、拳を振り上げている。そういえば,この台詞は以前あの「襟立て女」も使っていた。国務大臣が、自国の国民に対して、「オマエらは歴史を知らない」と言い放ったのである。流石に下劣な品性は隠しようもないのである。


古い古いヤクザ映画の台詞のように。「俺は大丈夫だが、うちの若い衆は気が荒くてね。あんたらの安全が確保できないからな、帰って貰おうか」という例のアレである。「友好だ親善だ」と散々持ち上げて、出て来る台詞がヤクザの恫喝である。

それを政府がやるのである。国を挙げてやるのである。自分達で、自制心の無い、制御不能の暴れ馬を育て、常に臨戦態勢にしておいて、何か問題があると、いや問題などそこになくても自分達に都合の悪いことが起こると、その連中を前に押し出して、「安全が確保出来ないから」と嘯くのである。

今こそ使おう、河村ワクチン!

日本は、その淡泊な気質を見抜かれ、悪用されているのである。
だからこそ、徹底的に執拗に、言い続けなければならないのだ。

「ところで、あのギョウザの件はどうなったか」と。
「ところで、あの船長は今何をしているのか」と。
「長野で暴れた連中は元気か」と。

この期に及んでなお間違ったメッセージを出し続ける自称文化人、自称政治家、自称活動家の諸氏と共に、ギョウザを食べる会でも企画すればどうか。爆発する容器を、爆発する机の上に乗せ、爆発する椅子に座って、爆発する国家のことを語り合おうではないか。


何度でも繰り返す。「隣国」はアメリカである。
隣は東回りに数えるのである。
地球を一周回らなければ行けない場所など「隣国」ではない。
それは地の果てである。

これが我々の「ルックイースト政策」である。
さあ、脱亜入欧・東回りの旅を始めよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

貿易赤字に一喜一憂する愚かさ

2012-03-02 00:19:58 | 日記
[HRPニュースファイル198]転載

◇貿易赤字が48年ぶりに赤字を記録

2月8日、財務省は平成23年度の国際収支統計を発表しました。

経常収支(貿易収支+所得収支+経常移転収支の合計)
は9兆6289億円の黒字を計上していますが、黒字は
対前年度比43%減、経常収支の中で最も有名な貿易
収支を見ると、1兆6089億円の赤字となり、48年ぶりの貿易赤字への転落です。

信州大学の真壁昭夫教授の分析によれば、今回の
貿易赤字転落の原因は二点に集約されます。
⇒ http://bit.ly/xxEAg8

第一は、昨年の東日本大震災によって主に東北地方
の生産拠点とサプライチェーンが破壊された影響で、
輸出は対前年度比で1.9%の62兆円余りに減少したことです。

さらに、原発停止などにより、液化天然ガス(LNG)
などの輸入が増加し、対前年度比15%プラスの
約64兆円強となり、輸入総額を押し上げました。

第二は、主力輸出品の国際競争力の低下です。

しかしながら、真壁教授は、国際競争力の定義を明記していません。
国際競争力を企業に適用される場合は、
製品の品質や世界的なシェア、製品コストが安いことなどが挙げられます。

実際、製品コストとシェアが中国などに奪われたと考えれば説明はつきますが、
国際競争力には、製品のイノベーションや商標、特許などの知的財産権まで
含めて議論するものです。

よって、一概に日本企業の国際競争力の低下が貿易赤字の原因だとは言えません。

◇経常収支黒字をもたらす所得収支黒字

日本の経常収支黒字は、所得収支が大幅な黒字(14兆円)でもたらされています。
所得収支とは、海外からの利子や配当の受け取りから、
日本企業が海外への利子や配当を支払った差額です。

黒字ということは受け取りの方が大きいことを意味していますが、
近年の円高で海外でのM&Aや現地生産、直接投資や証券投資を通じて、
「日本企業が海外で稼いでいる」ことが主な原因です。

よって、経常収支は、貿易赤字となっても巨額の所得収支黒字があるため、
当面は赤字に転落することはありません。

ただし、今後は経常収支が赤字となる可能性は高いでしょう。
なぜなら、経常収支は、国内貯蓄と投資の差で決まるからです。

少子高齢化に直面する日本では、高齢者による貯蓄の取り崩しが始まり、
次第に経常収支黒字幅を縮小させます。

国内での貯蓄が吸収できなくなれば、
当然海外からの資金でファイナンスする必要があります
(専門的には、経常収支の赤字化=資本収支の黒字化と呼ぶ)。

◇経常収支赤字化は問題なのか

ところが、経常収支が赤字化することで国内外の投資家が
日本国債を売却=金利が上がると煽る記事が一定数あるのも事実です。

金利が上昇すると、国債の利払い費が増えるために財政が破綻する。
そのために、消費税増税が必要であると。
関連記事⇒ http://bit.ly/xr9YSN

しかしながら、データを見る限り、
たとえ日本が経常収支赤字に陥ったとしても、
必ずしも国家の衰退や財政破綻を意味しません。

なぜなら、アメリカ、イギリス、カナダは経常収支赤字国です。
特にカナダは、100年間、ほとんどが経常収支赤字でも十分発展しています。

嘉悦大学の高橋洋一教授によれば、赤字国であっても
高金利と低成長とはなっていない事実を指摘しています。

つまり、政府によるマクロ経済運営が安定していれば、
経常収支が赤字でも問題は小さいというのが結論です。

詳細はこちら⇒ http://bit.ly/xwdpte

財団法人国際貿易投資研究所の研究によれば、
日本の所得収支額は世界五位です。

対外資産負債残高だけ見れば、日本は世界第一の債権国ですが、
対直接投資に占める投資収益率をみると
米英の約半分の4.6%にしか過ぎません。

経常収支が黒字を計上している間に、対外資産を効率的
な直接投資に振り向けることができれば、
所得収支をさらに大きくできます。

◇貿易赤字で一喜一憂するのは愚か

要するに、問題の本質は経常収支
(より正確には、資本収支を加えた国際収支)全体で
考えるべきであり、貿易赤字で一喜一憂するのは愚かです。

ましてや、将来の経常収支赤字を盾に取った増税論議など論外です。

むしろ、今必要なのは「投資大国・日本」を目指して、
国民の富を大きくすることです。(文責・中野雄太
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ヘラトリ・トピックス」第36『中国の脅し?それとも、不安? 焦り?』

2012-03-02 00:13:16 | 日記

「ヘラトリ・トピックス」第36

『中国の脅し?それとも、不安? 焦り?』

転載

『世界の目を醒ますヘラトリ・トピックス』
(第36号)

*メル友北海道*

『中国の脅し?それとも、不安? 焦り?』

中国共産党機関紙「人民日報」系列の新聞「環球時報」の
2/15付けに、とても不思議な記事が掲載された。

いわく、
「ロシアの軍事専門家(退役少将)の発言として、
『ロシア空軍がその気になれば、20分以内に
日本を地球から消滅させることも出来る』と言った」というのである。

この前後の脈絡が不明な、唐突感の強い記事の掲載(引用)は、
中国問題専門家の阿部純一氏によると、
思い当たるフシがないでもなくて、

「2/8に、ロシア空軍の戦闘機、爆撃機、空中給油機など、
少なくとも5機が日本の領空に接近し、航空自衛隊が
スクランブルをかけて追尾した事実が背景にある」という。

近年最大規模とも言える、このロシアの示威行動は、
しかし、ロシアの行動パターンを知っている筆者からすると、

別に驚くことでも何でもなくて、事実、
国内でも報道されたのは、産経新聞のベタ記事のみであった。

その程度の「小事」を、ことさら中国の政府系新聞が
取り上げて、しかも、退役軍人という、現下の外交関係に
全く関係(責任)のない部外者の言葉を引用して、
「日本を20分以内に消滅できる」

という、いささかブッソウな(というか子供じみた)発言
を報道するというのは、メディアに関係した人間の眼からすると、
かなり奇異な(というかセンスの無い)報道なのである。

確かに、阿部氏が指摘しているとおり、
「環球時報は、どちらかと言うと大衆紙」であり、
その中国の大衆受けを狙って、「中国も、その気になれば、
ロシアと同じことが出来るんだぞ」と大見栄を切りたかったのだ、
という解釈も成り立たないことはないが、

それにしても、環球時報にしては、やや東スポ並みの?
記事に見えなくもないのは、何とも不思議である。
一体、中国政府の中で、何が起きているのだろうか。


「習近平ジンギス汗説」の余波


実は、今、中国政府の中で、ひそかに広まりつつある
情報については、ハッピーサイエンスの支部、精舎などで
開示されている、『孫文の霊言』の中に詳しい。
(抜粋をお知りになりたい方は、

http://www.the-liberty.com/

を参照のこと。)


「習近平次期国家首席が、中国人からすると
あの憎っくきジンギス汗の再来(生まれ変わり)である」
ことは、中国政府内でも、かなり知れ渡りつつあり、
そういう目で、最近の反習近平派の巻き返し
(薄熙来重慶市長(習近平の盟友)の追い落とし工作)
を見ると、なかなか興味深いものがある。

それでなくとも、昨年後半来の、米クリントン国務長官を
中心とした「中国包囲網」づくりが、それに先行する
ハッピーサイエンスのマスター大川の足跡どおりで
あることは、中国政府の視点から観ると一目瞭然であり、
このことは、ハッピーサイエンスの日米同盟キャンペーン(
Thank You America)が、アメリカ政府(国務省)に200%認識され、
本心から高く評価・感謝されていることでも、裏付けられる。

おそらく、国務省内では、マスター大川の情報が、
十二分にクリントン国務長官に上げられているのだろう。

考えてみれば、ハッピーサイエンスというのは、
「中国政府が、過去数十年間に渡って、チベット、
ウィグル、内モンゴルなどの地で行ってきた数々の所業(悪行)
を、日本の近未来に置き換えて、全部映画の中で再現して
みせて、それを全国にロードショー公開してしまおう」
としているのだから、中国政府から見れば、こんなことをする人達は、
「かつて見たことのない日本人の集団」であり、恐れをなして
「妨害行為」に出てきたとしても、驚くには当たらない。

その意味で、今、中国政府から、最も“熱い”視線を
送られているのは、マスター大川であり、ハッピーサイエンス
なのである。


習近平、恐怖のシナリオは"日本の核武装化"


マスター大川が巡錫したインドは、日本との原子力協力を
進めつつあり、いずれ、日本との安全保障(対中国防衛)
協力に向かうのは、時間の問題だろう。

冒頭登場したロシアも、ハッピーサイエンスがロシアでの
啓蒙活動を本格化させたのと、ちょうど同じ時期に、
プーチン次期大統領が復権し、今や、「最大の仮想敵国を
中国に置いて、日本から協力を引き出そうとしたいプーチン」
が主導権を握ろうと、漸進的な民主化がロシア国内で進もうと、
いずれの場合でも、「独裁的な多人口国家中国が、わずか
700万人しかいない極東ロシアを飲み込もうとしている」

今の現状では、「日本とロシアの緊密化」は、歴史の
必然である。

そういう目で、改めて、冒頭の環球時報の
「不規則発言的な記事」を見ると、「気がついたら、
いつの間にか包囲されていた中国政府の、苛立ち紛れの発言」
とも取れるのだ。

 孫文霊の「解説」によると、習近平氏の最大の不安要因は、
「マスター大川が、日本を核武装にまで導こうとしているのかどうか」
にあるという。

確かに、中国政府としては、日本に核武装されたら、
完全にお手上げになることは、間違いない。
その習近平氏の懸念に対しては、ひとつの回答を与えておこう。


このヘラトリ・ブログ
http://heratri-topics-jp.blogspot.com/

第17号『日本は何年で、核爆弾を作れるか』の中で、
その点について、
「(日本の核武装までの期間は)意思決定すれば2年」
と書かれている。

 日本には、中国政府の工作(外交)を、ことごとく
無にする集団と指導者(マスター)がいる。
だからこの国を、あまり舐めない(なめない)方が良い。(了)


皆様のお越しを心よりおまちしております。


●お問い合わせ・ご予約などは、電話・FAX、または
こちらのアドレスhokkaido@sj.irh.jpまでお送りください。
●メール配信をご希望の方は、
「メル友希望、お名前、支部名、会員番号」をご記入の上、
hokkaido@sj.irh.jpまでメールをお送りください。

北海道正心館
Tel:011-640-7577
Fax:011-640-7578

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする