あずまクラブ(越前の守)です。正しい心の探究をします。

”人間は夢とロマンを持つから動物とは決定的に違う”から始めます。正しい心の探究です。

大江健三郎氏の幼稚な平和主義

2012-10-01 00:10:10 | 日記

アンゴラ 池田 信夫  より

韓国の中央日報によれば、「大江健三郎氏ら日本の知識人と市民団体が『領土問題を論じるには、日本が先に歴史を反省しなければならない』という声明を発表した」そうだが、ネット上には大江氏の署名入りの声明は見当たらない。それらしいのは「許すな!憲法改悪・市民連絡会」なるウェブサイトだが、その内容は荒唐無稽だ。

「日本の竹島(独島)編入は日露戦争中の 1905年2月、韓国(当時大韓帝国)の植民地化を進め、すでに外交権も奪いつつあった中でのものであった」と書いているが、日韓併合は1910年。その 5年前には韓国は独立していたし、当時それに抗議もしていない。領土問題が発生したのは、1952年に韓国が竹島を李承晩ラインで囲い込んでからである。

「尖閣諸島も日清戦争の帰趨が見えた1895年1月に日本領土に組み入れられ、その3カ月後の下関条約で台湾、澎湖島が日本の植民地となった」と台湾の併 合と一体のように書いているが、両者は無関係だ。これについても中国が抗議したことはなく、中国が尖閣諸島の領有権を主張し始めたのは、石油資源があると 報じられたあとの1971年だ。

要するに、日本の「アジア侵略の歴史」と領土問題は何の関係もないのだ。この声明が「石原都知事の尖閣購入宣言が、中国に挑発と映っても不思議ではない」 というのはその通りだが、李明博大統領の挑発はどうなのか。中国の暴動については何もいわないで、日本だけ攻撃するのはどういうわけか。

こういう幼稚な平和主義は 危険だ。中韓のメディアが大きく報道して「侵略しても日本国民が後ろから弾を撃ってくれる」と誤解すると、かえって戦争を誘発するからだ。こんな話は「市 民」だけならベタ記事にもならないが、大江氏が名前を貸しているために韓国に利用されている。人間は年をとると幼児に返るというが、これ以上、晩節を汚す ことはやめたほうがいい。
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朝日新聞、「無人島のために戦争なんて、とつぶやける国がいい。間違っても煽る側には回るまい」

2012-10-01 00:09:45 | 日記

保守への覚醒 さんよりご意見含めての転載です。

 

戦前・戦中の「朝日新聞」社旗には「祝 皇軍大捷 戦いはこれからだ」と書かれていた。


無人島のために戦争なんて、とつぶやける国がいい。隣国の無法に呆れ、国境の荒波にもまれる海保の精鋭たちに低頭しつつ、小欄、間違っても煽る側には回るまいと思う


立ち止まらせる9月の言葉から


▼竹島は日本領と発言したら、韓国紙に極右作家と書かれた岩井志麻子さん(47)。韓国人の夫は愛犬を独島(トクト)と呼び、妻は竹島と呼ぶ。「痴話げんかはするけど本気ではやらない。夫婦関係も隣国との関係も、そういう約束の上で成立している」


▼「日本だけが素晴らしいという考えは、思い上がった自国愛にすぎない。ただの排外主義。愛国とは最も遠いものです」。新右翼の一水会顧問、鈴木邦男さん(69)だ


▼「福島で失われようとしている国力の問題は、その価値において領土問題の比ではない」と作家の池澤夏樹さん。「領土は隣国との意地のゲームだが、福島は現実。住む土地を追われた人々がいる」


▼節電で猛暑を乗り切った大阪府豊中市の上田照子さん(70)が語る。「今ある電気で間に合う生活にしていく。夏も冬も、電気を大切にする意識はもう変わらないと思う」


▼パラリンピックの旗手を務めた全盲の木村敬一さん(22)が、100メートル平泳ぎで銀メダルに輝いた。「世界にもっと飛び出したい。行った国や知り合った人が多いほど、僕の地球は広がる」


▼国民感情を煽る言動、村上春樹さん言うところの「安酒の酔い」に溺れず、ここは心に一拍おいて国柄を示したい。台風が恨めしいが、今宵(こよい)は中秋の名月である。

「無人島のために戦争なんて、とつぶやける国がいい…」(天声人語) 朝日新聞




写真は戦前・戦中に使われた「朝日新聞」の社旗である。「祝 皇軍大捷 戦いはこれからだ」と書かれている。

念のために言っておくが、軍や大本営の圧力により強制的に書かされたものではない。


国民世論に戦時体制ムードを煽り、刷り込み、自社の新聞売上部数を飛躍的に伸ばすための営利的な戦略だったのだ。


歴史的に見れば朝日の紙面およびその論調は、その時々の時代背景、権力構造、世論、に応じて変化してきた。


さらに言えば、真実とは程遠い嘘や捏造であろうとも、営利追求に特化された企業理念のもとでは、まぎれもない真実のように報道する体質を持っている。


一見、反保守、反自民的な体質に見えるが、笠信太郎が論説主幹だった時代から、自民党の宏池会との繋がりが深い。朝日出身の緒方竹虎、石井光次郎、河野一郎らを首相に推したこともある。


さらに2005年の小泉政権当時には小泉劇場を称賛し小泉構造改革を積極的にPRした。単純に「反自民」の「極左新聞社」とは言い切れない、「いい加減」な部分も多いのである。


中国・韓国に媚びる自虐的報道には、外資系の株主やスポンサー企業に配慮した偏向報道が目立つ。ここにも朝日の一貫した営利追求の姿勢が垣間見れるのだ。


風見鶏のように世論の風を読み、その都度大衆迎合し、株主やスポンサー企業に配慮しながら、新聞部数を増やしテレビ視聴率を稼ぐのが、朝日新聞社の社是なのであろう。


他のマスメディアも五十歩百歩の日本のメディア界だが、読者や視聴者側の「嘘を見破る眼力」が格段に進化していることを、そろそろ自覚してもらいたいものである。

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