相方の思わぬめまい騒ぎで、とんだ畑行きになってしまった今回でしたが、一気に秋めいた空気のなかの往路のドライブは本当に気持ちいいものでした。
木々の緑もかなり色あせてきて、標高の高い場所では色づき始めた木も。
そして真っ赤な花を畦などで咲かせていたのが、彼岸花。ちょうどお彼岸の時期でタイムリーですね。
群生する彼岸花の景色をお好きな方も多いと思いますが、この彼岸花を「死人花」などと呼んで毛嫌いする方もいるようです。
球根に毒を持っているから、とか、地面から突然花茎を伸ばして咲く様を不気味と思うからなのか。とにかく嫌いな方は心底毛嫌いしているように思えます。
と言うのも、我が家の近くにある公園で、遊歩道のわきに毎年彼岸花が花を咲かせるその前に、根元から切られてしまうのをよく見かけるから。
切って持ち去るのではなく、そのまま放置してあるところを見ると、花が咲くのを見たくないが故の仕業なのでは、と私は思っています。
好き嫌いは誰にもあるとは思うけれど、見たくないのなら花の季節だけその場所を通らなければいいのに・・・・・・
花を咲かせることなく地面に放置された彼岸花を見るのは、とても残念。
ラジオの投稿などでは、彼岸花に対して好意的な意見が多いように思えますが、それは放送局がそういうものだけをピックアップしているからなのか、嫌いな人はそうした意見を公言したく
ないからなのか。そのあたりはよくわかりません。
私は他人の好みについてどうこう言うつもりは全くありません。自分にだって好き嫌いはありますから。
けれども、もしかしたら花を咲かせるのを心待ちにしている人もいるかもしれないのに、個人の思いだけで花茎を切ってしまうのは、ちょっと身勝手なんじゃないかと思いますね。
毒があるとされる球根も、江戸時代の飢饉のときは最後の手段として、よくよく水に晒して毒を抜いて食糧としたと聞いたことがあります。でもかなりの猛毒だそうなので、決して
真似してはいけませんよ!ゆり根じゃないんだから・・・と書いていたら、ゆり根のバター炒めが食べたくなってしまいました。
さて、相方のめまいは昨日少しよくなったように思えたけれど、今朝はまたフラフラがひどいみたいです。またかかりつけ医へ連れていかなくちゃ。
秋は剪定の仕事も忙しい上に、畑には収穫を待つ農作物が目白押し。いったいどうなるんでしょうねぇ・・・
でもまずは回復が最優先!早くよくなってほしいものです。