ここのところ、来春卒業予定の大学生及び高校生の就職内定率が、極めて厳しい状況にあるとのニュースが各種のメディアを通じて流されている。
24日、NHK「クローズアップ現代」でも、“内定が取れない”~新・就職氷河期~ と題して、大学生の就職活動に迫った番組が放映されていた。
当事者やその親御さんにとってもやきもきの日々、あらゆることを犠牲にしても就活第一主義で一生懸命の様子が伝わってきた。
ほとんどの学生が一流企業への就職を夢見ている。
ところが、一流企業への就職希望から一転して“独自の技術を売りにしている中小企業”へ就職、あれから7年、今ではあらゆることを身につけて第一線で営業活動をして、そこに生きがいを見つけている若者にも密着していたが、実にイキイキとした目をしている・・・・最もいいお手本。
すべての大学生が、一流企業に就職できるわけでもない・・・・・当然のことながら。
「今日まで、大学生活をもっとまじめに取り組んでいたら良かったと悔やんでいる」と言ったような反省の弁の学生もいた。
本当は自分が何をしたいのか、何になりたいのか、もし大学に進学するなら、どの大学のどの学部へ進むべきか、大学への進路を決めるところからキチンと夢と希望を持って取り組むことがこの厳しい時代を生き抜くための糧といえる。
娘は、学生時代から数字が苦手であったが、独自の特許技術を持っている中小企業に就職すると総務課へ配属。
苦手な簿記の資格を取って決算事務や今では株主総会を仕切ったり、進行する役割などキャリアーウーマンとして活躍している・・・・・・学生時代に学んだ絵画は趣味にして。当時は、就職難もなく数社に受かっていたらしい。
息子は、大学進学前からの希望であった生物(微生物)系に入って、現在は研究者の道を進んでおり、超一流大学出身の研究者に交じって頑張っている。時折、高校時代もっとまじめに勉強しておれば、なお良かったと反省もしているらしい・・・・。
それぞれ、自分の選んだ伴侶とともに頑張っているが、二人とも自分の人生は自分で決めたいので心配しないでと言ってくれたので、今日のような就活を一緒に悩むこともなかった。
今日の就職難にあっても第一線を退いて、天下りをする官僚、地方自治体の諸氏が多いこと、いつまでも執拗に第二、第三の天下りを画策している・・・・みっともない醜態。
なお、この人たちは天下りと云う言葉を最も嫌っている。天下り先から天下りのトップが、各自治体に後輩たちの派遣要請をする形をとっているので、天下りではないと言っている・・・・要請があったから。
もっと、若い就職浪人に道を譲るべきである・・・なかなかに渋太い面々であるが。
ところが、渋太く身を引かないでいる方々の子、孫の道は決して開けていない場合が多い・・・・・その親が家族のすべての運を使い果たすからだろう。
その点、昔の人たちは、後進に道を譲るために隠居と称して第一線から身を引く清さがあったものだ。
(夫)
[追 記]
「57.6%」。来春卒業予定の大学生の最新の就職内定率。就職氷河期を下回る過去最低の数字となった。
背景には、円高による景気低迷や国際競争力の激化で、企業が「優れた人材」だけを採る「少数・厳選採用」へとカジを切り始めていることがある。大手企業を志望する学生は就職活動に追われ、授業やゼミを欠席、採用時期と重なる留学を断念…。企業が求める「能力」を磨けないという悪循環に陥っている。
内定がとれない大学生たち。なぜ決まらないのか、企業は今どんな人材を求めているのか、就職難は学生たちにどんな影響を及ぼしているのか。
大学生たちが直面している厳しい実態を徹底取材。日本社会への影響や今後どうしたらいいのか考える。
「出典:NHKクローズアップ現代 公式HP抜粋」

24日、NHK「クローズアップ現代」でも、“内定が取れない”~新・就職氷河期~ と題して、大学生の就職活動に迫った番組が放映されていた。
当事者やその親御さんにとってもやきもきの日々、あらゆることを犠牲にしても就活第一主義で一生懸命の様子が伝わってきた。
ほとんどの学生が一流企業への就職を夢見ている。
ところが、一流企業への就職希望から一転して“独自の技術を売りにしている中小企業”へ就職、あれから7年、今ではあらゆることを身につけて第一線で営業活動をして、そこに生きがいを見つけている若者にも密着していたが、実にイキイキとした目をしている・・・・最もいいお手本。

すべての大学生が、一流企業に就職できるわけでもない・・・・・当然のことながら。
「今日まで、大学生活をもっとまじめに取り組んでいたら良かったと悔やんでいる」と言ったような反省の弁の学生もいた。
本当は自分が何をしたいのか、何になりたいのか、もし大学に進学するなら、どの大学のどの学部へ進むべきか、大学への進路を決めるところからキチンと夢と希望を持って取り組むことがこの厳しい時代を生き抜くための糧といえる。

娘は、学生時代から数字が苦手であったが、独自の特許技術を持っている中小企業に就職すると総務課へ配属。
苦手な簿記の資格を取って決算事務や今では株主総会を仕切ったり、進行する役割などキャリアーウーマンとして活躍している・・・・・・学生時代に学んだ絵画は趣味にして。当時は、就職難もなく数社に受かっていたらしい。
息子は、大学進学前からの希望であった生物(微生物)系に入って、現在は研究者の道を進んでおり、超一流大学出身の研究者に交じって頑張っている。時折、高校時代もっとまじめに勉強しておれば、なお良かったと反省もしているらしい・・・・。
それぞれ、自分の選んだ伴侶とともに頑張っているが、二人とも自分の人生は自分で決めたいので心配しないでと言ってくれたので、今日のような就活を一緒に悩むこともなかった。

今日の就職難にあっても第一線を退いて、天下りをする官僚、地方自治体の諸氏が多いこと、いつまでも執拗に第二、第三の天下りを画策している・・・・みっともない醜態。

なお、この人たちは天下りと云う言葉を最も嫌っている。天下り先から天下りのトップが、各自治体に後輩たちの派遣要請をする形をとっているので、天下りではないと言っている・・・・要請があったから。
もっと、若い就職浪人に道を譲るべきである・・・なかなかに渋太い面々であるが。
ところが、渋太く身を引かないでいる方々の子、孫の道は決して開けていない場合が多い・・・・・その親が家族のすべての運を使い果たすからだろう。

その点、昔の人たちは、後進に道を譲るために隠居と称して第一線から身を引く清さがあったものだ。

[追 記]
「57.6%」。来春卒業予定の大学生の最新の就職内定率。就職氷河期を下回る過去最低の数字となった。
背景には、円高による景気低迷や国際競争力の激化で、企業が「優れた人材」だけを採る「少数・厳選採用」へとカジを切り始めていることがある。大手企業を志望する学生は就職活動に追われ、授業やゼミを欠席、採用時期と重なる留学を断念…。企業が求める「能力」を磨けないという悪循環に陥っている。
内定がとれない大学生たち。なぜ決まらないのか、企業は今どんな人材を求めているのか、就職難は学生たちにどんな影響を及ぼしているのか。
大学生たちが直面している厳しい実態を徹底取材。日本社会への影響や今後どうしたらいいのか考える。
「出典:NHKクローズアップ現代 公式HP抜粋」
