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中村梅雀さんの伝七捕物帳、人情味豊かな黒門町の伝七親分の活躍を毎週楽しく観ている。
梅雀さんの父上・梅之助さんから受け継いだこの伝七親分、さすが親子の歌舞伎役者さん、すっかり伝七親分が決まっている。
早くも今週の第9話が最終話である。
続編の制作に期待したい。
伝七の恋女房・お俊を演じる田中美佐子さん、2人のイキもピッタリになってきた。
第1話から、縦糸に流れていたお俊の父親・米次(石橋蓮司)が起こしたとされる15年前の殺人事件。
その真相は、いつ暴かれるのかと毎回気を持たせながら、横糸に今起きている事件が挿入されていた。
そして、先週放送の第8話で、ついに15年前の下っ引き殺しの真相が解明された。
元岡っ引きの松蔵(本田博太郎)が、仕組んだ松蔵の配下の下っ引き殺害だった。
自らの無実を晴らそうと、米次が島抜けをして江戸に潜んでいた。
その米次と伝七が、再三会話を交わすシーンが、毎回挿入されていた。
伝七は、事件を起こしたとされるお俊の父親・米次の顔を知らない。
現代と違って顔写真で報じられることはない、江戸時代の話である。
この第8話は、石橋蓮司さんと本田博太郎さんの名バイプレイヤーの2人が、がっぷり四つに組んだ演技が光っていた。
迫力のある2人の火花が散る演技。
そこへ、割って入る主役の中村梅雀さん。
さらに米次の娘で、伝七の恋女房を演じる田中美佐子さんたちが、絡んでくるからとても見ごたえのあるシーンの連続だった。
数々の悪役から、真逆の刑事役、さらに好々爺までありとあらゆる人物に魂を入れて演じる石橋蓮司さん、未だに衰えのない名演技が垣間見られる。
NHK朝ドラ「花子とアン」では、主人公の実家の祖父を演じており、貧乏でも笑顔を絶やさない辛抱強い明治の男を演じていた。
また、最近ではNHK広島発のドラマ「ふろたき大将 故郷に帰る」の主人公・徳さんを62年ぶりに演じていた。
石橋蓮司さんの映画デビュー作「ふろたき大将」の話をベースに、主人公・徳さんの62年後が映画の実写版も挿入し制作されていた。
この作品は・・・ちょっと、見ものだった。
何しろ、石橋蓮司さんの少年時代の役柄をそのままご本人が演じられる奇跡のドラマでもあった。
また、「スタジオパークからこんにちは」に出演の際には、とても照れ屋でシャイな感じの方だった。
「台詞をしゃべっている方が楽・・」とのこと。
ライブ映像で思わず違った一面を見ることができた。
名バイプレイヤーとして、これからも活躍されるものと思いつつ、いぶし銀の演技を見ていきたい。(夫)
(出典:東映オンラインショップHP 抜粋 石橋蓮司さんデビュー作)
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