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ズーズー弁とは、
「一般には東北方言の俗称であるが、日本語の方言学では、音韻上『し』対『す』、『ち』対『つ』およびその濁音『じ』対『ず』(『ぢ』対『づ』)の区別がない方言を指して使われ、一つ仮名弁(ひとつかなべん)とも言う」(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
と、ある。
一つ仮名弁の分布図を見ると、当方らが住んでいる出雲地方もまさにその色分けとなっている。
いわゆる出雲弁。
この一つ仮名弁の「東北方言」に発音が近いことに着目した小説「砂の器」は、社会派推理小説の大家・松本清張氏の不朽の名作となっている。
当方の学生時代、こちらにやって来た時、下宿先の地元のお婆さんの言葉が皆目分からなくて、面食らったことがある。
同じ島根県に暮らしながら、生まれた地域の言葉と発音形式が全く違うから、これがうわさに聞いていた出雲弁なのか・・・。
そのように思ったものである。
広島弁に近い言葉に慣れ親しんでいた。
それが、大学入学と共に東北地方に行ったような妙な気分だった。
その後、松江の地を離れた時期もあったが、学生時代を過ごしたこの地が随分と気に入り、今ではこの地に永住するまでになっている。
ところで、出雲弁を使うこの地方では、「J」の発音がとても面白い。
「J」は、「ジェイ」と発音すべきであるが、「ゼイ」と発音する人の多いこと。
つまり、「JA」は・・・「ゼイエイ」。
「JR」は、・・・「ゼイアール」。
「JRA」は、・・・「ゼイアールエイ」。
とに角、「J」(ジェイ)は、・・・「ゼイ」。
元の職場に勤務していた頃、出雲地方生まれの方々は、やはり「J」・・・「ゼイ」の発音の人が多かった。
最初は、とても不思議だったが、これは仕方ないなと思うようになった。
果たして、ズーズー弁の本場、東北弁では・・・どうなるのだろうか。(夫)
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