咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

ジュエラー・・・次走こそ

2016-09-19 22:50:15 | スポーツ

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 台風16号が秋雨前線を刺激し、西日本を中心に各地に大雨、土砂災害警報などが出ていた。
 阪神競馬場も芝・重、ダート・不良でレースが行われた。
 秋華賞トライアルレース「ローズステークス」。
 
 G1馬2頭(ジュエラー、シンハライト)が人気を分けていた。
 骨折明けで5ヶ月半ぶりの6番ジュエラー。
 後方からの競馬で、直線一気の追い込みを得意にしている。
 
 レースがスタート。
 伏兵の1番クロコスミアが、スタートを決めたことでインから難なく先手を主張。
 ここのところ、精彩のない鞍上の岩田康誠騎手が、一発を掛けた逃げの手を打ったのだろう。
 1番人気の7番シンハライトは、中団後方から追走していた。

 一方、ジュエラーは次走・秋華賞を意識した競馬だったのか・・・と、競馬評論家諸氏のコメントにもあったように5、6番手の好位から追走。 
 鞍上のM.デムーロ騎手が、意識的に騎乗したのであろうか。
 ところが、骨折明けの久々の実戦だったのか、向正面ではちょっと掛かっていたように見えた。

 4コーナーから直線。
 インでは、クロコスミアが逃げ脚を伸ばす。
 各馬も一斉に追い出してきた。
 9番フロムマイハートは、中団前から追走し直線ではインへ進路をとっていた。
 ところが、柔らかい馬場に脚をとられるのか、伸び敗けしている。
 
 ジュエラーも馬場の中央から追い出していた。
 残り200の急坂をもろともしないで、クロコスミアが後続を突き放しにかかった。
 先行策の3番カイザーバルが、4番アットザシーサイドを交わして番手に・・・。
 おい、おいどうしたのか、ジュエラーの脚いろが悪くなってきた。
 
 後方待機策のシンハライトが、大外から一気に伸びる。
 ラチ沿いを逃げるクロコスミアも渋太い、逃げ切るのか・・・。
 そこにシンハライトが、見る見る迫ってきた。
 ゴール寸前、際どく捉えたように見える。
 
 結果は、ご存知の通り、オークス馬の貫禄勝ちとなった。
 11番人気のクロコスミアが惜敗の2着。
 3着は先行策が功を奏したカイザーバル。
 
 ジュエラーは、直線で止まってしまったから・・・11着。
 次走はこの経験が生かされるものと思いたい。
 このトライアルレースは、岩田康誠騎手の思い切った騎乗ぶりが光っていた。(夫)

[追 記]~レース後のコメント~
1着 シンハライト(池添騎手)
 「ゲートの中で我慢していたのでスタートは普通に切ってくれました。落ち着いて流れに乗りました。しかし、3コーナーで自分の取りたいポジションを他の馬に取られてしまい、思ったよりも少し後ろになりました。それでも馬を信じて進めて行きました。直線ではモタモタしていましたが、エンジンが掛かってからはいい反応でした。坂を上ったあたりで交わせるだろうと思っていましたが、ギリギリでしたね。結果を出せてホッとしています。体も増えていましたし、今後も順調に行ってくれればいいですね。次が大目標なので、それに向けて無事に結果を出すことだけを考えたいです。強かったです」

2着 クロコスミア(西浦勝一調教師)
 「レースはジョッキーに任せていました。惜しかったですね。あそこまで行ったら勝ちたかったですが、よく頑張ってくれました。次につながる競馬だったと思います」

5着 アットザシーサイド(福永騎手)
 「ペースが遅い中、いい位置につけられました。春よりも状態は良かったのですが、距離なのでしょうか・・・」

11着 ジュエラー(M.デムーロ騎手)
 「スタートが大事だと思い、ゲートは出た方がいいと思っていました。距離の問題は気にしていませんでした。ペースが遅いと思っていました。スムースに競馬が出来ました。直線では一生懸命走っていましたが、最後は疲れてしまいました。この馬場は合わないと思います」
(出典:JRA-VAN NEXT 抜粋)

参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他


(出典:JRA-VAN NEXT 抜粋)

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