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競馬ファンにとっても期待のドラマ。
それ以上に東北大震災で被災され困難と闘われている皆さんにとっても、見どころ一杯のこのドラマで感動を覚えられるものと思っている。
ただ、悲しい思いが蘇り涙されるシーンもあるだろう、でもじっくりと作り込まれているので明日への希望を見出されるものと信じたい。
福島県相馬市・南相馬市の伝統ある壮大な時代絵巻「相馬野馬追」、その圧倒的な迫力ありシーンからスタートするこのドラマ、冒頭から見ごたえタップリだった。
その野馬追のシーンは、東北大震災が発生する前年の夏という設定。
8ヶ月後の3月11日、想像だにできない大震災が発生。
当然のことながら、そのシーンを活写することなく、被災者の方々に配慮した制作だったと思う。
ドラマの中では、競走馬を育てる夢を持っている松下雅之(役所広司)とその一家が中心に描かれる。
それ以上に震災の日に産まれた子馬「リヤンドノール」こそが主人公でもある。
変わり者と見られている父・雅之の懸命な姿を見ながら、その跡を継ごうと小さな生産牧場で働く長男・拓馬(岡田将生)、ところが、震災の当日子馬の出産に一人で立ち会った拓馬は建物が崩れた下敷きとなって亡くなる。
子馬は助かっていた。
小さな生産牧場では、競走馬を育てることは無理とされ、周囲から反対される中、さらに息子の死を受け止めながらも、雅之(役所広司)が弱々しい子馬・「リヤンドノール」をG1を獲る競争馬に育てようと懸命に取り組む。
亡き兄・拓馬が望んでいた生産馬でG1を獲るとの夢、それを果たそうと妹の将子(新垣結依)も帰京しないで子馬を育てようと決心する。
母親の佳世子(田中裕子)は町の病院の看護師として働き、震災後はボランティアも兼ねて炊き出しなど懸命に動き回っている。
相馬野馬追や小さいながらも生産牧場などの迫力あるシーンも多い、さらに悲しいシーンもあるが、総体的によくできているドラマであった。
その前編もあっという間に終わった。
本日も午後7時30分から、NHK総合で後編が放送される。
小さな生産牧場出身の「リヤンドノール」、果たしてG1レースを獲ることができるのか。
福島県相馬市、南相馬市、北海道新ひだか町の人たちも全面協力のようである。
役者陣がとっても、頑張っているから見逃せない。
今夜が楽しみ。(咲・夫)

(出典:NHK公式HP抜粋)
[追 記1]~みどころ~
東日本大震災で傷ついたひとつの家族が、様々な困難と闘いながら、震災の日に生まれた子馬を夢の競走馬へと育てていく姿を、福島県の相馬を舞台に圧倒的なスケールで描くスペシャルドラマです。
[追 記2]~スタッフ・出演他~
【放送予定】
2017年3月23日(木)・24日(金)放送<前後編・各73分>
総合 よる7時30分から8時43分
【出演】
役所広司 新垣結衣 岡田将生 勝地涼 田中裕子 井上肇
甲本雅裕 岩松了 佐々木すみ江 / 金田明夫 小林薫
【原作】
島田明宏「絆~走れ奇跡の子馬~」
【脚本】
金子ありさ
【テーマ音楽】
富貴晴美
【制作統括】
土屋勝裕(NHK)、浅野敦也(ドリマックス・テレビジョン)
【プロデューサー】
橘康仁(ドリマックス・テレビジョン)
【演出】
山本剛義
(出典:NHK公式HP抜粋)
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