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FAXmovieにて、テレビ初放映と前宣伝のあった映画「ザ・ラスト・ウォーリアー」(2016)。
これまで見たこともないような異様な雰囲気の映画だった。
製作はニュージーランドとイギリスの合作とのこと。
出演する俳優陣もあまり見たこともない役者さんばかり、手持ちのカメラワークでドキュメンタリー風であり、リアリティーたっぷりである。
とにかく、度肝を抜かれる鮮烈な映画だった。
それでも、今一度見てみたいとの思いに駆られるから何とも不思議な映画。
古代のニュージーランドが舞台の物語。
マオリ族は裏切によって敵対する部族に夜襲を掛けられ、族長以下が全滅する。
からくも生き残った族長の息子ホンギ(ジェームズ・ロールストーン)が、宿敵ウィレパ(テ・コヘ・トゥヘカ)たちの部族を相手に復讐を誓った。
部族が恐れをなす「死の谷」に向かって進み、人を喰らうという人々に怖れられた伝説の戦士(ローレンス・マコアレ)に会って戦う術を教わることとした。
そして、共にウィレパと戦うよう諭す。
ところが、見るからに恐ろしい大男の戦士。
ホンギと相対した際に気に入らねば、首を撥ねて食らってしまおうとしていた。
すると、ホンギの話すことに共鳴したのか、気に入ったらしい。
戦うための術や戦士としての気概などを伝授。
伝説の戦士とホンギは、ついにウィレパたちの前に立ちはだかり、戦いの幕が開いた。
この時の戦いの武器は、これまで見たこともないようなものばかりである。
何しろ、古代ニュージーランドの部族間の紛争であり異様な武器ばかりだった。
次に何が起きるのか、残酷なシーン、残虐なシーンも垣間見られる。
また、役者さんたちが、素足で草原、森林、山岳地帯などを駆け回る。
足元は大丈夫なのか・・・。
画面には映らない保護具でも付けているのだろうか。
などと、さまざまなことを思いながら観ていた。
初体験の鮮烈な映画だった。(夫)
(出典:映画com 抜粋)
[追 記]~解説~
太古のニュージーランドを舞台に、先住民族の戦士たちが繰り広げる死闘を描いたバトルアクション。はるか昔のニュージーランド。マオリ族は敵対部族の襲撃を受けて壊滅し、族長の息子ホンギだけが生き残った。復讐を誓った彼は宿敵ウィレパたちを追い、一族が恐れ続けてきた「死の土地」へと足を踏み入れる。そこで出会った驚異的な戦闘力を持つ伝説の戦士と手を組んだホンギは、ウィレパたちとの戦いに臨むが・・・。
主演を務める若手俳優ジェームズ・ロールストンをはじめ、キャストたちが過酷なトレーニングを経てスピード感あふれるリアルなアクションに挑んだ。
監督は「ファイナル・ソルジャー」の脚本を手がけたトア・フレイザー。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち 2016」上映作品。
(出典:映画com 抜粋)
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