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34年も前の映画であるが、その当時観たときは衝撃を受けるものだった。
現代文明と乖離して生活をしているアーミッシュという人々、そのような異文化の人々がいるということには驚き、瞠目したものである。
独特の服装の人々、米国と云う巨大国家、何とも広い国であるとも思ったものである。
あれから、30数年の間、この映画は何度も観ている。
昨日、FOXmovieにて久々に放送されていた。
アーミッシュの母と息子が、近代文明の街で出会った殺人事件。
透きとおるような子役の男の子。
アーミッシュの服装の良く似合っている少年、『あまり遠くに行かないよう』母親から諭されながら、構内を散策しトイレの中で起きた殺人事件を目撃した。
第一発見者ということで、鑑識や警察官、さらに刑事たちもやって来た。
事件を担当する刑事ジョン・ブック(ハリソン・フォード)は、その少年から思わぬことも聞き込んだ。
2人の犯人のうち1人を目撃したと・・・。
殺害されたのは刑事だった。
ジョン・ブックは、犯人と思しき男の面通しをするも、少年はどれも違うと云った。
警察署内において、その少年はあの犯人の顔が写っている思わぬものにくぎ付けとなった。
それに気づいたジョン・ブックは驚愕する・・・。
麻薬捜査官だったからである。
警察内部の犯人たちは、目撃者がいたことに気づき、その少年とジョン・ブック、さらに相棒の命を狙うようになった。
殺人を犯した麻薬捜査官との銃撃戦で傷ついたジョン・ブック、アーミッシュの母子を守ろうとアーミッシュの住む村へ送り届ける。
ところが、銃撃されたところからかなりの出血、結局傷が癒えるまでその地域に隠れることとなった。
その間、アーミッシュの人々の生活習慣などが描写されるから、思わず見入ってしまう・・・。
映画のクライマックス、その村へ3人の悪徳捜査官たちが、武装してやって来る。
ジョン・ブックをはじめ、母子たちの命運は・・・。
何度見ても、興味を魅かれながらも、淡い恋も描かれるなど、サスペンス性もタップリの見ごたえのある映画である。
若いハリソン・フォード、ケリー・マクギリスなどがいい。
もっともいいのは、子役の透きとおるような風貌がいい・・・。
懐かしさにつられて見入っていた。(咲・夫)
[追 記]~解説~
殺人現場を目撃した少年とその母親。だが事件に巻き込まれた親子は、宗派に背くことなく戒律を重んじ前近代的な営みを続ける“アーミッシュ”と呼ばれる異文化の人だった。
傷つきながらも親子を村へ送り届けた刑事は、体が治るまで滞在しアーミッシュの人々と触れ合うが、敵の刺客も迫っていた・・・。
(出典:Yahoo! 映画 抜粋)
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