咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

ドラマ「岸辺露伴は動かない」の奇妙な世界へ

2020-12-31 23:16:16 | レビュー

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 28日、29日、30日の3日間で放送された1話完結の標記のドラマ。
 思わず見てしまったが、最初は何とも気色悪い感覚がいつまでも残された。
 主演の高橋一生さん、妙な衣装に妙な被り物の漫画家・岸辺露伴を演じている。
 眼がらんらんとするシーンも、懸命に露伴を演じており・・・凄い。

 主人公の鋭い感性。
 奇抜な物語であるが、どこがどうなっているのか面食らってしまう。
 でも、不思議とどこか魅かれるものがあった。

 第1話を見終えて、NHK公式HPであらましを確認。
 なるほど、なるほど。
 
 『ヘブンズ・ドアー! 今、心の扉は開かれる』とのキャッチコピーも飲み込めるようになった。

 『荒木飛呂彦の同名傑作漫画を映像化』、人気の漫画らしい。
 それを映像化したのがこのドラマとか。

 そして、第2話では、露伴の同僚の漫画家・志士十五を演じている森山未來さん、禁止用語『くしゃがら』にのめり込む鬼気迫る演技は秀逸物だった。
 未來さんであればこその演技。
 
 ここまでやるか。
 魔物に取りつかれたような演技。
 ついに露伴が、「ヘブンズ・ドアーつまり、心の扉を開いた」ことで、十五が正常な精神状態に復帰。
 何事もなかったようないつもの漫画家へ。
 
 昨夜の第3話「D.N.A」は、露伴の担当編集者・京香(飯豊まりえ)が好きな人で写真家・平井太郎(中村倫也)の記憶喪失に係る奇妙な物語。
 且つて、太郎は交通事故に遭って、臓器移植を受けたことで一命をとりとめていた。
 そのことに関わる奇妙な物語が展開、露伴が「ヘブンズ・ドアー」で迫って原因を突き止める。
 
 この3日間の夜10時から11時前まで短時間、奇異な世界へ引き込まれていた。
 2020年の年末、何とも奇妙な体験でもしたかのような、不思議なドラマに出会い魅了された年の瀬となった。
 
 来年は如何なるドラマが見られるであろうか。(夫)

 (出典:NHK公式HP抜粋)

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