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16日(日)阪神競馬場で開催の第27回秋華賞、28回目の挑戦で遂に、ついにG1ジョッキーとなった坂井瑠星騎手。
秋初戦のスプリンターズステークスで、同期の荻野極騎手が伏兵のジャンダルムで先にG1を制している。
坂井瑠星騎手、ここは同期に並びたいとの勝利の方程式が頭の隅をかすめていたかも知れない。
前走、秋初戦の紫苑ステークスでスタニングローズに騎乗し、ゴール前キッチリ差し切って1着でゴールイン。
秋華賞を迎え、前走よりさらに良くなると確信して臨んでいたと思われる。
「次はもっと良くなるんじゃないかと思う」とのコメントを残していたらしい。
レース前、紫苑ステークスで渋太く2着に食い下がっていた15番サウンドビバーチェが放馬したらしい。
早めに捕まって馬体検査後、異常を認めないとのことで出走となっていた。
レースがスタートした。
7番スタニングローズはスタートを決めて、終始4、5番手の好位から追走。
スタートの際にちょっと左にヨレた。
9番スターズオンアースは、スタートが悪かった上に前が詰まって後手を踏んでいた。
スタニングローズが一瞬ヨレて隣の8番ナミュールにぶつかったことで、9番スターズオンアースの前も詰まっており、牝馬三冠を目指す同馬には運がなかったかも知れない。
レースの方は、番手追走のサウンドビバーチェが最後の直線早め先頭に躍り出た。
直線の坂下、外からスタニングローズがスーッと先団へ。
残り200を切るとインでサウンドビバーチェが渋太く食い下がり、10番アートハウスも頑張る中、外からスタニングローズがこれらを難なく交わして先頭へ躍り出て後続を振り切ってゴールイン。
外から追い出してきたナミュールが懸命に伸びる。
さらにスタートで後手を踏んだスターズオンアースが、後方から馬群を縫ってグイグイと伸びて2着争いに加わって来た。
その中、スタニングローズがこれらに半馬身差をつけて秋華賞を制した。
惜しいかな、サウンドビバーチェ!!
放馬がなかったなら、もう少しゴール前を賑わせたと思うけど。
これが競馬だから・・・。
勝利者インタビューの若武者・坂井瑠星騎手、爽やかで喜び溢れるものだった。(夫)

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