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ネットフリックスの映画紹介を眺めていると、ちょっと魅かれる映画が目に留まった。
調べてみると、アメリカ映画でかなり以前に観た映画「セブン」とか、「ソーシャル・ネットワーク」など手がけたデビット・フィンチャー監督作品とか。
これなら面白いであろうと思った。
主演はマイケル・ファスベンダー。
暗殺者を演じる主人公のマイケル・ファスベンダーは、とある依頼からパリにおいて一人の男を向かいのビルの空きオフィスの一室から狙撃するシーンからスタート。
標的が高級アパートにいつ帰って来るのか分からないとかで、長い間狙撃の瞬間まで待たされていた。
主人公の仕事ぶりは、痕跡を絶対に残さない用意周到さと見事に逃げきるスキルをもっているプロフェッショナル。
ところが、今回の暗殺では予測しないミスが発生し失敗する。
直ちに空きオフィスから逃げ出さないと、警察が向かいの高級アパートにやって来る。
常に冷静沈着に行動するため心の中でつぶやく言葉。
繰り返し、心の中でつぶやきながら現場から難なく逃げ切った。
そして、自らの隠れ家であるドミニカ共和国へ帰参。
ところが、隠れ家の様子がおかしい。
密かに室内へ入り込むと恋人が瀕死の重傷となっていた。
どうやら、暗殺失敗の主人公を依頼主が殺害目的で別の暗殺者に依頼したらしいと判明。
主人公は、病院において恋人の回復を願いつつ、自分に向かって来た人物の特定に動き出す。
反撃するためドミニカ共和国とアメリカを股にかけ決死の追跡劇がはじまる。
あらゆる身分証明書、パスポート、多数の武器、スマフォなど登場。
武器でもスマフォなどでも、何でも一度使ったものは、証拠が残らないよう即座に廃棄。
スナイパーと云えばマシーンのように仕事を仕手のける「ゴルゴ13」を想い出す。
ゴルゴの仕事ぶりは、完璧であり理論的に事を成し遂げる。
正に冷静沈着、如何なる危難もすり抜けながら・・・。
などと、そのようなことも対比しながら2時間程度のこの映画を最後まで見入ってしまった。
原作・脚本がしっかりしており、主人公のマイケル・ファスベンダーの好演もあってかグイグイと引き込まれる面白さも・・・。
かなりの出来栄えであった。
エンディングもGood。
久々に楽しめた。(夫)

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