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17日(日)午後9時から放送された映画「少年H」。
何となく前評判が良さそうであったから、録画してじっくり観賞した・・が。
昭和14年から終戦後の昭和21年までの激動の昭和史のなか、妹尾洋服店の長男・肇(吉岡竜輝)を中心に家族(父、母、妹)の戦時中の体験記が映像化されている。
敬虔(けいけん)なクリスチャンである母親・敏子(伊藤蘭)が、肇のセーターに「H」の英字を刺繍したことから、友達から“H”と呼ばれるようになる。
好奇心旺盛な“H”は、近所のうどん屋に勤める兄ちゃん(小栗旬)と仲良くなる。
太平洋戦争がはじまると、その兄ちゃんと仲間が危ない思想家(共産主義)として官憲に逮捕されるなど、不穏な空気の流れる時代。
また、旅回りの女形の役者で、“オトコ姉ちゃん”と呼ばれ、皆から親しまれている下山幸吉(早乙女太一)が、出兵に悩み廃屋で首つり自殺をしていた。
肇がその場面に出くわすなどのエピソードも挿入されている。
ある時、外国人などの洋服を仕立てることの多かった父親・盛夫(水谷豊)は、戦前アメリカから送られていた絵葉書が原因となってスパイ容疑で官憲に引っ張られる。
それでなくても、クリスチャン一家であるこの家族は外国かぶれとして非難される。
一方、肇も学校でイジメにあう。
ところが、向こう意気の強い肇は、犯人捜しをするが友人たちがいさめる。
好奇心旺盛で、生真面目なばかりにひと言多い肇は、さまざまなことに出会う日々を送る。
戦争末期、神戸大空襲に遭遇し街全体が焼け野原になり、父親・盛夫は憔悴して希望を失いかける。
その姿を見た肇も心が塞がる。
しかし、父がゼロから出発することを誓いミシンを手に入れて、細々ながら洋服店を再開する。
15歳になった肇は、独り立ちを決意する・・・。
我が家ではこの映画に対する期待感もあって、気負い込んで観賞するも残念ながら心を打つものがなかった。
子役をはじめ、出演のそれぞれの実力ある役者さんたちが、気合を入れて役柄を演じきっていることはよく分かる。
友達から“H”呼ばれている肇を演じる子役の吉岡竜輝くん、とても上手く演じているが・・・こちらまで迫って来ない。
昭和の激動の時代を生き抜いた両親を演じている水谷豊夫妻、懸命に演じているが・・・う~ん、なぜか響かない。
戦争体験談の一編であるが、心にズーンと響かない。
得るものがなくて残念
特段に訴えるものがない。
この物語そのものに抑揚がないのか、なにもかもが中途半端な内容になっているためか、原因はよく分からない。
あ~あ、見終った・・・の感の★三つ。(咲・夫)
(出典:Yahoo!映画 抜粋)
[追 記]~解説~
1997年に発表されベストセラーを記録した、妹尾河童の自伝的小説を実写化したヒューマン・ドラマ。戦前から戦後までの神戸を舞台に、軍国化や戦争という暗い時代の影をはねつけながら生きる家族の姿を見つめていく。実際に夫婦でもある水谷豊と伊藤蘭が、テレビドラマ「事件記者チャボ!」以来となる共演を果たし、少年Hの父母を演じる。メガホンを取るのは、『鉄道員(ぽっぽや)』などの名匠・降旗康男。感動にあふれた物語もさることながら、当時の神戸の街並みを再現したオープンセットも見どころだ。
(出典:Yahoo!映画 抜粋)
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ポチ行脚中です。
少年H、録画していて見るのを楽しみにしています。
そんな事で今回は内容を飛ばしてコメントしています。
今日もパークに行ってきました。
ご年配の方とのふれあい楽しいですよ。
P・ゴルフできてよかったですね。
こちらは、晴れ間の合間に雨が降るなど、外出してG・ゴルフが楽しめません。
隣県の広島では、大災害が起きるなどいつどこで何が起きるか分かりません。
困った気候です。