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昨年9月公開の映画「真田十勇士」(2016)、DVDをレンタルしじっくりと見た。
何でも、2014年に舞台劇として製作されたものを、演出の堤幸彦監督と猿飛佐助を演じた中村勘九郎さんが再びタッグを組み映画化されたものらしい。
2016年と言えば、NHK大河ドラマ「真田丸」が放送されていた時でもあり、日本中が真田一族に席巻されていた年でもある。
この映画に関する話題がメディアを通して流されていたことを想い出した。
今回の時代劇は、いわゆる黒澤映画のような本格的な時代劇として製作されたものと違って、エンターテイメントとして公開されたものである。
・・と、思っている。
本来の時代劇における所作、佇まい、時代劇特有の言葉遣いなどから大きくかけ離れている。
その点は、時代劇ファンとしての古い日本人には、ちょっと違和感もある。
ただ、真田の赤備えの甲冑や真田信繁(幸村)の兜、つまり“抱き角の兜”などはそのように作り込まれていたから安心できた。
また、敵方の徳川家康の兜などもそうであった。
もっとも架空の人物・真田十勇士のヒーロー猿飛佐助 (中村勘九郎)と霧隠才蔵 (松坂桃李)、さらに他の十勇士それぞれのいで立ちは現代風衣装となっていた。
当方らの子供の頃、立川文庫の真田十勇士に拍手喝采だったことも想い出す。
その頃、真田十勇士をインプットされており、池波小説「真田太平記」ではいわゆる十勇士が現れないことを不思議に思ったものである。
もっとも、佐助とか才蔵とか、命名された忍びが登場する安心感はある。
さて、今回の映画では、冒頭に長々とアニメーションで猿飛佐助や真田幸村などが登場する。
あれ、アニメを借りて来たのかと不安感が漂った。
主演や出演陣などを見ないで、パッケージのみでレンタルしたものだから・・・。(笑)
このドラマ、何と六文銭の家紋を身にまとった真田信繁(幸村)は、腰抜け武将として描かれていた。
その幸村を叱咤激励して、操るのが抜け忍の「猿飛佐助と霧隠才蔵」との設定。
大坂冬の陣と夏の陣、いわゆる大坂の役の1年間で「日本一の兵(ひのもといちのもののふ)」と言わしめた真田信繁(幸村)、その武将が腰抜けと云う真逆の描き方が面白かった。
もっとも、夏の陣において捨て身で徳川家康(松平健)に迫る一点突破の場面では、本来の武将として描かれている。
真田丸を使った戦闘場面、夏の陣における戦の描き方などCGを駆使していると思うけど、スケールの大きさが分かるように描かれている。
これはこれで面白く見入ることができた。
全体的に本格的な時代劇とかけ離れた面もあるが、現代における時代劇とはかようなものなのかも知れない。
仕方のないことと、割り切って最後まで見ていた。(夫)
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(出典:映画com 抜粋)
[追 記]~解説より~
堤幸彦監督と中村勘九郎がタッグを組んで大ヒットを記録した2014年の舞台「真田十勇士」を映画化。関ヶ原の戦いから10年後。真田幸村は天下の名将としてその名を世に轟かせていたが、実際の幸村は奇跡的に運に恵まれ続けただけの腰抜け男で、自分の虚像と実像の差に悩んでいた。
そんなある日、幸村は抜け忍の猿飛佐助と出会う。自分の嘘とハッタリで幸村を本物の天下一の武将に仕立てあげることを決意した佐助は、同じく抜け忍の霧隠才蔵ら9人の仲間を集め、「真田十勇士」を結成。亡き秀吉の遺志を継いで豊臣家復権を狙う淀殿に呼び寄せられた幸村と十勇士は、瞬く間に徳川との戦いの最前線に立つことになってしまう。
佐助役を中村勘九郎、才蔵役を松坂桃李が舞台版に続いて演じるほか、佐助と才蔵の幼なじみでありながら彼らの命を狙う女忍び・火垂役で大島優子が本格時代劇に初挑戦する。
(出典:映画com 抜粋)
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ダブポチ行脚中です。
大河ドラマをくう・・・
と言う意気込みで作成したとか話題に
なりましたが面白かったですか(^○^)
久々のバス旅行・・・
時間に追われるのはしんどいですが
知らない方とも仲良くなって楽しいひとときでした。
バス旅行、とても楽しまれたようですね。
何よりです。
なるほど、大河を喰うというキャッチコピーでしたか。
そうとは思えなかったですが、単純に娯楽作品として見るといいですよ。
こちらは、30℃超えに向かっています。
暑いです…屋外は。