旅ときどきマラソン&ビール

前期高齢者の日常報告。家庭菜園、マラソン大会。好きなビールの他、ワイン等の話題。手料理の披露。ときどき旅の話題も。

人生の新たな旅立ち

2009-05-23 22:33:53 | 日記

今春、33年間の勤務を止め、退職の道を選択した。
まだ定年までは3年あるが、身体と脳みそが元気なうちに、「自分のため」に残りの時間を使いたい・・・との決断である。
幸い、退職金も予想より多少ではあるが、少し多く支給されることがわかった。長年の貯えも少しはあり、年金支給までは何とか食べていけるだろうと、妻にも納得してもらった。
なぜこのような道を選んだか、少し長くなるがこれから数回説明を。
私の父親は大正生まれの92歳。母親が平成4年に他界してから、3年ほど前までは、月に1回ほどのサポートで岩見沢市で何とか一人暮らしをしていた。しかし、長期入院していた妹が亡くなってから、一気に痴ほうが現れ、生活が困難になった。毎週、様子を見に岩見沢へ通い始めた。食事も満足にとらず、私も毎週の岩見沢通いに疲れ、高齢者向けの食事付マンションへ移した。そして介護の認定を受け、いきなり要介護2でヘルパー派遣もお願いした。しかし、毎週の岩見沢通いは続き、洗濯や掃除もヘルパーでは不十分で、私がやった。冬は高速道路でホワイトアウトも経験するなど危険な目に何度もあった。
そして、昨年の春、アパートで倒れ、岩見沢市立病院へ搬送される。医師は単なる脱水症状。点滴をして様子を見ましょうという。しかし、アパートには戻せない。なんとか入院をお願いし、介護付き老人施設を探すことに。つづきは次回。

 

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