7月22日の夕方、くたくたになって到着した浦幌駅前の小さな旅館。
入る前にいやな予感がしたが、予約してあるのと、もうほかの旅館を探す気力も体力もないことから、チェックイン。
外観はあまりにも古く、さびれた感じ。いやな予感が当たっていた。
食事がひどかった。質と量とも民宿よりも悪い。いままででおそらく最低レベルの食事。
そして、なんとなくビールも進まず、すぐにご飯にするが、テンプラも食べると何か変な味。油が古いのか食材が古いのか・・・。
早々に食事を終えて部屋でストレッチをし、すぐに横になる。が、なかなか寝付けない。どうも腹具合が悪い。
朝方ようやく寝つけたが、すぐに腹痛で目が覚める。下痢だ。
朝食もこれまた酷い内容。なんとミニトマトが半分にカットされたものが小さな焼き魚のサラに伏せてのっていた・・・。半分のミニトマトが食事にだされたのは初めての体験。
それにしても腹具合がおかしい。朝食後も再度トイレに駆け込む。
しかし、この日も４０㎞超のランの予定。とにかく出発する。
国道３８号線（通称「釧路国道」）は、しばらくは歩道が付いていたが、すぐになくなる。交通量も多く体調不良の上に、精神的にも疲れる。
そしてトンネルにも歩道がない！大型が向かってくると壁に張り付かなければ危険を感じる。走るどころでない。
こんな調子で疲れがすぐにでる。もうクタクタだ。３０㎞過ぎではランをあきらめかけたが、歩く時間を延ばし、なんとかランを続け、ようやくのことで白糠駅前にたどり着く。そこはお祭りでにぎわっていた。
7月23日、この日の走行距離は４３㎞（累計1,105㎞）
そして、この日のホテルは前日と異なり、思っていた以上の料理に満足し、ビールと冷酒も飲んで、ぐっすり眠ることができた。
7月24日。今回ランの最終ラン日。天気予報では雨だったが、朝に雨が降り、９時過ぎには雨も上がった。
2日間の40ｋｍ超ランで足はクタクタだったが、予定は３３㎞。行ける所までと10時にスタート。
曇りの中のラン。風もあり走りやすい。しかし、やはり３時間ほどで足がきつくなる。最後１時間は歩道があったお陰で走れたようなもの。
午後３時に釧路駅前に到着。今回ランの終了。
走行距離33㎞（累計1,138㎞）。今回ランの合計は155㎞になり、おそらく最長のランか。しかし、身体はきつかった。
札幌に戻り、体調を崩し、しばらく走ることもできなくなった。熱も出してしまい数日ダウンしてしまう。
やはり、少し無理をしたランのようだった。
写真は、白糠駅前の屋台の出店風景です。くたくたでのぞくこともできませんでした。
