JR小海線の駅シリーズ25 25駅/31駅(81%完)
小諸駅を1番と数えると25番目の駅。「佐久広瀬」(さくひろせ)
前駅佐久海ノ口駅を出るとすぐに並行して走るR141から小海線は離れて、千曲川の深い谷へ入ります。車も通ることの無い谷川沿いを小海線は走ります。
無人駅、小さな小さな待合所が側を流れる千曲川と背後の男山(1851m)の景色の中に馴染んでいます。雄大とか大自然とか、表現する適切な言葉が見つからない。
この駅こそ高原列車(駅シリーズ)にふさわしい駅だとさえ思う。
そこへ新型車両E200が静かに進入してきます。
小海線の中で駅周辺に何も無い駅というのはここだけではないでしょうか。
山間の人家のある集落は左手一山超えた約500mの場所と、画面右手800m離れた場所にあります。
紅葉が終わってしまっています。これから冬に向かって雪の降り積もる頃や新緑の頃はどんな姿をしているのか想像を掻き立てる駅です。真夏の暑い日の水量豊富な千曲川の水と絡んだ画も楽しみになります。
この駅は季節折々の写真を同じ角度から撮りたい駅であります。