baja eye eye~~~

長野、佐久の風景をPENTAXで撮っています。 2005~

1000mの天気境

2008-01-22 | 浅間山

           Mtaf080121

佐久平から浅間連山を毎日見ているとその天気の表情が日ごと、いや時間ごとに変化するのがわかる。

人口がある市街地から山頂までが近い事が理由なのか、雲のかかる位置が山頂を覆うときもあれば山麓だけにかかる時もある。この日は山頂を覆ったのだが、その雲が冷やされ山麓の木々にキラキラとした霜を着けた。

浅間山麓は小諸、御代田、軽井沢と標高700mから1000mに多くの人々の暮らしが息づいている。その小諸から軽井沢まで通称「1000m林道」という道がある。およそ等高線1000mにあいている林道だ。その林道が天気の境となることが多い。

浅間山の対峙にある蓼科山に上る県道40号線上には「雨境」なる地名がある。標高1300m付近であるが、地名の由来となったであろう天気の境目となることが多い。

写真は小諸市にある「市立小諸高原美術館・白鳥映雪館」

美術館がある飯綱山公園は標高830m、背後にうっすら白髪のように色をつけた木々、そして垂れ込めた雲を見ることができる。

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初煙

2008-01-19 | 浅間山

Mta090119

半年振りに浅間山の噴煙が撮れた。

前回は昨年7月末のことなのだ。久しぶりに見る雪の噴煙は山頂の風によって左から右へたなびき、その見えない冷たい冬風が山肌を巻き込むように吹いていることを物語っている。

青くすっきりとした空に白い雪、そして噴煙。数ある名山の中でも煙を吐く名山は数えるほどしかない。佐久平の風景の一部だ。

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小海線と浅間山

2008-01-17 | 小海線

Koumiasama

きりりと冷え込む佐久平、佐久からくっきりとアルプスが見えた日、前作小海線とアルプスの入った写真を撮ったら、急に写欲がわいてきました。浅間山も欲張ってしまおう!

時刻表は携帯電話に入力してあります。浅間山と絡めるにはあそこしかないと、太田部の時刻を確認してから車で移動します。

到着するとすぐに近くの踏み切りが鳴っています。「これは急がないと」

車から降りて、後ろからやってくる列車を音で判断しながらポイントへと走ります。

青く青く空の色がきれいでした。

冬の晴天率が高い佐久平、雪は少ないがその代わりに冷え込む。

朝のハッハッと吐く白い息、身のしまる寒さがキリッ!とする。

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佐久からアルプス

2008-01-15 | 小海線

Koumialpus

出会う人と交わす最初の言葉が

「今朝は凍みたなー」

佐久からもくっきりと、およそ75km離れた北アルプスの山々が望めた。

小さな写真からは判別はできないけれど、車両にかかる木のちょうど右あたりが北穂高や槍ヶ岳といった北アルプスの代名詞のような山になる。肉眼でもちゃんとわかるくらいにくっきりと見える冬の雪をかぶった姿は張り詰めた空気の中で凛として堂々たる姿である。

軽井沢の「白糸の滝」を源とする湯川に架かる小海線鉄橋より

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初里雪

2008-01-13 | 浅間山

Mta080113

この冬初めての強い寒気が佐久平にやってきて、昨日は朝は春かと思うほど暖かく、雨まで降ってきたのが、昼前から雪に変わり夕方には小降りになった。

そんななか、親戚宅へ出かけ、昔ながらの掘り炬燵にあたりながら、そんな日本的な情景に、しきりにみかんを勧めながらお茶を入れてくれる。

お茶の間の大きな窓から見える白壁の土蔵を背景に盛んに降る雪景色にしばし見とれてしまった。

翌朝は冷え込んだ。

佐久平は四方を山で囲まれている。冷え込みは半端でない。水道が凍る。

浅間山は一日中厳しい風と雲で覆われていたようだ。後ろを振り返ると蓼科山も雲の中。

里は青い空がまぶしい快晴。山おろしの厳しい風に、不用意に手袋をしてこなかったカメラを構える手がちぎれそうなくらい冷たかった。

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