紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

ウインドウ・ショッピング

2006-08-18 21:45:25 | お買いもの
 午後の部です。(今日ふたつめのブログです)

 Kちゃんが絵画造形教室で木を使った工作をしている間、彼女のリクエストでスケッチブック購入と「ミスタードーナツ」でドーナツ&チュロスを買う事を言い渡される。

 駅を通ってJRの線路の向こう側にあるサティ(総合スーパー)へ行き、ひさびさにウインドウショッピングを楽しんだ。
 雑貨をみたり、香水売り場のテスターをかいだり、服を見たり。買う予算はなくてもこういうの、ほんとに久しぶりだったので、我を忘れるくらい楽しかった。楽しさのあまり、約束の時間ギリギリのお迎えになってしまった。

 スケッチブックがある文房具売り場の近くには、おもちゃ売り場がある。ゲーム関連機器やゲームソフトと二分して(いや、ゲーム関連の方が如実に大きいな)、塩ビ?ソフト人形売り場に確信犯で迷い込む。ウルトラ40周年記念にウルトラ怪獣人形が売り出されていたのだ。

 昔のテキトーな作りと比較すると、妙にリアリティがあり、どきどきする。思わず価格を見た。800円に満たない。

 ああー、これを買ったら、H氏は喜ぶだろうなー。
 でもKちゃんには「無駄遣いしない!何こうてんのー!」と怒られそう。

 三面怪人ダダ。よくこんな造形を思いついたな、ほんま。身体は縞模様とは似て非なる上、顔には穴が無数に規則正しく開いている。しかも、おかっぱ! おまけに名前が「ダダイズム」に由来するなんて、今日初めて知ったよ。

 ちなみにKちゃんが初めて憶えた「ことば」は「ダダ」だった。

 当時、お父さん・H氏の友達にJR勤務の方がいらして、車内マナーのウルトラシリーズのャXターを、わけていただいた。

 つり革につかまり遊ぶダダ。それをいさめるウルトラマン。濡れた傘を無造作に閉じて迷惑なダダに、しっかりくくられた傘を指し示し、注意をうながすウルトラマン。それらをカベに貼っていて、赤ん坊のKちゃんは、ウルトラマンとダダをみて過ごし、興味を示し始めた。そのうちに指差しを始めるようになる。

 彼女が指差すたびに両親は「ウルトラマン。」「ダダ。」と言い続けた。
結果、はるかに言いやすい「ダダ」が彼女の最初の言葉となったのである。

 が、「ダダ人形」は、ずっと昔フリーマーケットで100円で買ったので、きっといまもどこかにあるはずだ。ずいぶん模様が剥げかけていたけれど。これはパスしとこう。

 しかし、宇宙忍者バルタン星人は! 作り手の思い入れが溢れんばかりに精緻なつくりである。大きなザリガニのような「シザーハンズ」と、蝉そっくりの顔立ちは、ただいまの季節にぴったりだ。しかも妙に哲学的な風貌でさえある。

 悩む!

 いやしかし、いまどうこうという事態でもない。売り切れ御免という危険も、期間限定という焦りも不要だ。家に帰りH氏に訊いてからでも遅くはないだろう・・・訊くまでもないようにも思うが。

 はたして答えは「なんで買わんかったのー!?」だった・・・やっぱりなあ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿