昨日は確かに「三連休はウチで大人しくすごそう」というようなことを書き、実際そのつもりでいたのだが、食べ物の妄執というのはおそろしい。
昨日職場で同僚の方から、ケーキの差し入れという豪勢な出来事があったのだ。それも噂にきいた「彦根のみなかいのロールケーキ」! そのあまりの美味しさに「これは買いに行かねば!」と心に決めた。しかし、それがこうも早く実現するとは、思いもよらなかったのだが。
今朝、ふと口をついて出て来たのだ。
「彦根に『みなかい』というケーキ屋さんがあって、そこのロールケーキがすごく美味しい」という話をH氏にするともなくした。
「ほんなら、これから行こか」という。「今日しか日がないし」
もちろん私だって彦根くらいひとりで行ける。
が、たぶん、今後ふたりで行動できる日が限られるという予想をH氏はしたのだろう。いままでも休日が合わないので、そうそう一緒に出かけることは難しかったが、そのうえもっと難しくなることも判っているので、なら今のうちに、と即決したのだと思う。
急いで『みなかい』の詳細を調べる。正確には『三中井(みなかい)』というお店。しかし不定休なので、休みかもしれない。ロールケーキ『オリンピア』は人気商品なので、売り切れかもしれない。そんなリスクをしょいつつも車で出発。
曇天ながら湖岸を走る道は、ことに近江八幡から安土にかけて、うっとりするような趣をみせてくれる。近江八幡の農業地帯の大中に入ると、西瓜の直売所がところどころにあり、大玉がときに山積み、ときに平積みになっているのが垣間見える。西瓜が有名な大中での夏ならではの風景であり、いかにも「季節が巡ってきました!」感満載で懐かしい。
キャッスルロード夢京橋(彦根城前の観光客のためのお店が並ぶメインストリート)に『三中井』はある。洋菓子店らしからぬ重厚和風物件だが、このストリートは、こういう黒い和風な統一がされているのだ。
屋根にあるガラス?の看板が、なかなかいい。重厚だけど、モダンでハイカラ。
幸いにして、お休みでも売り切れでもなかったので、目的のロールケーキ(カット済み)を1本購入。
夕方部活から帰って来たKちゃんに「おいしいロールケーキ買いに、彦根まで行って来たねん! 今食べる?」と訊いてみる。
「ええ~? わざわざケーキ買うために、彦根まで行って来たん? アホちゃう? それにウチ、たねやのトコロテンの方がよかったし」
汗みどろでトコロテンを所望する気持ちは判るが、まあだまされたと思って食べてみて!!
ひとめみるなり「ほんまや、おいしそうやな」。結局、晩ご飯前にひとつ、デザートにひとつをすんなり食べた。生クリームがたっぷりなのに、不思議なほど甘くなく、あっさりとした口当たりで、いたってさわやか。イタリアンな感じの外側も、見た目程固くなく、ちょうどいい柔らかさ。いくつだって食べられそう。
彦根は「ひこにゃん」だけではない。ロールケーキ『オリンピア』のある洋菓子店『三中井(みなかい)』もお忘れなく。
明日はキャッスルロードで撮り溜めた写真ブログをお送りします。
昨日職場で同僚の方から、ケーキの差し入れという豪勢な出来事があったのだ。それも噂にきいた「彦根のみなかいのロールケーキ」! そのあまりの美味しさに「これは買いに行かねば!」と心に決めた。しかし、それがこうも早く実現するとは、思いもよらなかったのだが。
今朝、ふと口をついて出て来たのだ。
「彦根に『みなかい』というケーキ屋さんがあって、そこのロールケーキがすごく美味しい」という話をH氏にするともなくした。
「ほんなら、これから行こか」という。「今日しか日がないし」
もちろん私だって彦根くらいひとりで行ける。
が、たぶん、今後ふたりで行動できる日が限られるという予想をH氏はしたのだろう。いままでも休日が合わないので、そうそう一緒に出かけることは難しかったが、そのうえもっと難しくなることも判っているので、なら今のうちに、と即決したのだと思う。
急いで『みなかい』の詳細を調べる。正確には『三中井(みなかい)』というお店。しかし不定休なので、休みかもしれない。ロールケーキ『オリンピア』は人気商品なので、売り切れかもしれない。そんなリスクをしょいつつも車で出発。
曇天ながら湖岸を走る道は、ことに近江八幡から安土にかけて、うっとりするような趣をみせてくれる。近江八幡の農業地帯の大中に入ると、西瓜の直売所がところどころにあり、大玉がときに山積み、ときに平積みになっているのが垣間見える。西瓜が有名な大中での夏ならではの風景であり、いかにも「季節が巡ってきました!」感満載で懐かしい。
キャッスルロード夢京橋(彦根城前の観光客のためのお店が並ぶメインストリート)に『三中井』はある。洋菓子店らしからぬ重厚和風物件だが、このストリートは、こういう黒い和風な統一がされているのだ。
屋根にあるガラス?の看板が、なかなかいい。重厚だけど、モダンでハイカラ。
幸いにして、お休みでも売り切れでもなかったので、目的のロールケーキ(カット済み)を1本購入。
夕方部活から帰って来たKちゃんに「おいしいロールケーキ買いに、彦根まで行って来たねん! 今食べる?」と訊いてみる。
「ええ~? わざわざケーキ買うために、彦根まで行って来たん? アホちゃう? それにウチ、たねやのトコロテンの方がよかったし」
汗みどろでトコロテンを所望する気持ちは判るが、まあだまされたと思って食べてみて!!
ひとめみるなり「ほんまや、おいしそうやな」。結局、晩ご飯前にひとつ、デザートにひとつをすんなり食べた。生クリームがたっぷりなのに、不思議なほど甘くなく、あっさりとした口当たりで、いたってさわやか。イタリアンな感じの外側も、見た目程固くなく、ちょうどいい柔らかさ。いくつだって食べられそう。
彦根は「ひこにゃん」だけではない。ロールケーキ『オリンピア』のある洋菓子店『三中井(みなかい)』もお忘れなく。
明日はキャッスルロードで撮り溜めた写真ブログをお送りします。
彦根に住んでいながら、このロールケーキしりませんでした。
今度休みに時間取れたら、買いに行きます。
貴重な情報ありがとうございます。
ほんのりあっさりなのに、食後の幸せ気分がしばらく持続するような、妖精の羽のような不思議さです。昔の幸せな記憶が蘇るような幸福感をもたらす美味しさ、みたいな。すごい個人的な感想ですが。
こういう体験は、ちょっと「ない」かもしれないです。ぜひどうぞ!
友達の子ども(まもなく2歳)もがっつり食べてました。
三中井さんは昔、我が家の誕生日ケーキの定番でした(´∀`)
(こないだ会ったばかりだっけ?)
かねがね噂には聞いていたのですが、やはり実物をいただいて、「これはなんとしても子どもたちに食べさせねば!」とつくづく思った次第です(もちろん自分も「もう一度あの味を!!」状態でした)
バースディケーキなら、思い出もおいしさもひとしおですよね。いいなあ。
そうそう、はなむさんに送付するものがあったの思い出しました。待っててね♪