今日の休憩時間に雑誌「論座」の1月号を読んでみた。読みたい特集がてんこもりだったのだ。フリーターについて、福祉施設化する刑務所について、子どもの自殺やいじめについての記事の中には、メディアに溢れるうんざりするような的外れな意見を覆してくれる、胸のすくような論述があった。先月新聞で藤原新也さんのコラムを読んで以来の感慨で、思わず何度もうなずいてしまう。
それ以外にも、期待を裏切らない永江朗さんの文章がある。辞書について熱く語られており、彼の辞書にまつわるあれこれは、大変参考にもなり面白くもあった。ここまで読んでほぼタイムアウト、続きは明日読む事になるが、明日読みたい記事は糸井重里さんインタビュー、ずばり「手帳について」と手帳をめぐる人々の意見である。手帳と言えば。
そう、そもそも手帳の話題からブログを始めちゃう事になったのだった。
いや、その前に、現在私のブログに、ときたまマニアックかつ的確なコメントをくださる蕃茄さんが発端なのである。もともと私は蕃茄さんが経営なさっている(?)蕃茄庵の山房(BBS)を訪れる一介の客人でしかなかった。「友あり遠方より来たる、亦愉しからずや」的書き込みをしているうち、まんまと「何気なく」ブログ開設へと、気持を盛り上げられてしまったのである。
私は手帳を予定を書き込むだけでなく、メモ日記として使っていて、花や葉っぱや映画の半券やレシートなんかが日付の頁にくっついていたりする。ふと蕃茄さんのBBSにそんなことを書き込んでしまったら、それじゃブログを立ち上げて「Web版紙魚子の手帳」をつくりましょうよ、と蕃茄さんがプッシュしてくださったのだ。
それだけだったら、もしかすれば「またまたー、ダメですよ、できませんってー」と笑って済ませていたかもしれない。ところが蕃茄さんの書込みのあとすぐさま、同掲示板の客人であるメレさん(「メレ日記」の主)が、「私も読みたい」と言ってくださったのだ。
「読みたい」と言われると、真剣に考えざるをえない。リクエストにはなるべくならお応えしたい性分なのだ。しかも当時、掲示板にしばしば訪問され、「蕃茄山房」に新風を巻き起こしてくださっていたkoyateruさん(「毎日読み聞かせ」の主)のフォローもあり、決意した。つくろう、私のブログ。
で、まず何をしたかといえば、近くの書店に行き、ブログ作成の本を物色した。希望は、なるべくシンプルなブログにしたい。それだけである。一体どんなブログにしようかという枠組みさえ決めないままの出航。結局購入したのは「500円でわかるブログ」(学習研究社)。タイトルは笑っちゃうが、基礎知識ゼロの私にはイロハのイから教えてもらい「500円で、こんなに丁寧に(感涙)。すみませんねぇ、ほんと」と恐縮するほどの入門書だった。
最終的になかなか決まらなかったのが、どこのブログサービスを使うか、だった。本にもメジャーどころがいくつか案内されていたが、なんとなく乗り気にならない。どうしようかと思案していて、名案を思い付いた。
そうだ! 「のれん分け」してもらおう!
もともと蕃茄さんのBBSからブログデビューするんだから、「蕃茄山房」のサービスを使う事に決定! いまでもteacupのAutoPageは、なかなか気に入っている。
ブログがスタートしてからも、蕃茄さんや重政さん(「店長・重政の読書日記」の主)が、大々的に広報活動をしてくださり、感謝している。それまで蕃茄山房でしか知らなかったbraryさん(「東京brary日乗」の主)にも、たびたび紹介していただいた。
夫からよく「あんたは勘と運だけの女やな~」と言われているが、確かにそうかも。
というわけで、あと1週間ほどでブログ開設から1年になろうとしている。しかもカウンターはまもなく10000へとプレ・カウントダウン状態。
そんな中で「ああ、あのときが、穴だったんだなー」「あのときを逃したら、きっとブログしてなかったろうなー」と感慨ひとしおのこのごろである。
読者の皆さん、どうもありがとう。と、声を大にしていいたい。
あ、云い忘れていましたが、私はちくま文庫の「文庫手帳」を愛用しています。
それ以外にも、期待を裏切らない永江朗さんの文章がある。辞書について熱く語られており、彼の辞書にまつわるあれこれは、大変参考にもなり面白くもあった。ここまで読んでほぼタイムアウト、続きは明日読む事になるが、明日読みたい記事は糸井重里さんインタビュー、ずばり「手帳について」と手帳をめぐる人々の意見である。手帳と言えば。
そう、そもそも手帳の話題からブログを始めちゃう事になったのだった。
いや、その前に、現在私のブログに、ときたまマニアックかつ的確なコメントをくださる蕃茄さんが発端なのである。もともと私は蕃茄さんが経営なさっている(?)蕃茄庵の山房(BBS)を訪れる一介の客人でしかなかった。「友あり遠方より来たる、亦愉しからずや」的書き込みをしているうち、まんまと「何気なく」ブログ開設へと、気持を盛り上げられてしまったのである。
私は手帳を予定を書き込むだけでなく、メモ日記として使っていて、花や葉っぱや映画の半券やレシートなんかが日付の頁にくっついていたりする。ふと蕃茄さんのBBSにそんなことを書き込んでしまったら、それじゃブログを立ち上げて「Web版紙魚子の手帳」をつくりましょうよ、と蕃茄さんがプッシュしてくださったのだ。
それだけだったら、もしかすれば「またまたー、ダメですよ、できませんってー」と笑って済ませていたかもしれない。ところが蕃茄さんの書込みのあとすぐさま、同掲示板の客人であるメレさん(「メレ日記」の主)が、「私も読みたい」と言ってくださったのだ。
「読みたい」と言われると、真剣に考えざるをえない。リクエストにはなるべくならお応えしたい性分なのだ。しかも当時、掲示板にしばしば訪問され、「蕃茄山房」に新風を巻き起こしてくださっていたkoyateruさん(「毎日読み聞かせ」の主)のフォローもあり、決意した。つくろう、私のブログ。
で、まず何をしたかといえば、近くの書店に行き、ブログ作成の本を物色した。希望は、なるべくシンプルなブログにしたい。それだけである。一体どんなブログにしようかという枠組みさえ決めないままの出航。結局購入したのは「500円でわかるブログ」(学習研究社)。タイトルは笑っちゃうが、基礎知識ゼロの私にはイロハのイから教えてもらい「500円で、こんなに丁寧に(感涙)。すみませんねぇ、ほんと」と恐縮するほどの入門書だった。
最終的になかなか決まらなかったのが、どこのブログサービスを使うか、だった。本にもメジャーどころがいくつか案内されていたが、なんとなく乗り気にならない。どうしようかと思案していて、名案を思い付いた。
そうだ! 「のれん分け」してもらおう!
もともと蕃茄さんのBBSからブログデビューするんだから、「蕃茄山房」のサービスを使う事に決定! いまでもteacupのAutoPageは、なかなか気に入っている。
ブログがスタートしてからも、蕃茄さんや重政さん(「店長・重政の読書日記」の主)が、大々的に広報活動をしてくださり、感謝している。それまで蕃茄山房でしか知らなかったbraryさん(「東京brary日乗」の主)にも、たびたび紹介していただいた。
夫からよく「あんたは勘と運だけの女やな~」と言われているが、確かにそうかも。
というわけで、あと1週間ほどでブログ開設から1年になろうとしている。しかもカウンターはまもなく10000へとプレ・カウントダウン状態。
そんな中で「ああ、あのときが、穴だったんだなー」「あのときを逃したら、きっとブログしてなかったろうなー」と感慨ひとしおのこのごろである。
読者の皆さん、どうもありがとう。と、声を大にしていいたい。
あ、云い忘れていましたが、私はちくま文庫の「文庫手帳」を愛用しています。
昨日のネタで恐縮ですが、私は最近まで『オー人事オー人事』のCMが好きでした。 あと、沢口靖子さんの出てた時の『タンスにゴン』とか。
沢口靖子のタンスにゴン「おひな様」編とか度肝を抜かれましたが、あれでコメディエンヌとしてのセンスを買われ、三谷幸喜さんの大河ドラマ「新選組!」で戸田恵子さんと競演する役どころになったのかも?? タンスにゴンは「セーラー服」編も好きです♪
でも、実は僕が云々ではなくて、紙魚子さんのブログ開設は「天」が決めたことのような気がするのですよ。