紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

魔窟は愉しい

2008-12-12 20:08:39 | おしごと
 書庫に行くのは愉しい。

 でも冬は冷え冷えと暗く、夏は入るや否や比喩でなく、汗が全身から噴き出す大変健康に悪い場所である。ここで長時間の仕事は禁物かもしれない。

 しかし本との「おおお~」という巡り会いなどもあり、油断出来ない場所なのである。

 つい最近、NHKのマンガの番組で、オリエンタルラジオの2人が『寄生獣』というマンガについてアツく語っていた。このマンガのウワサは実は連載中から聞いていた。興味しんしんだったが、「SFホラーじゃ読めないな・・・」と思っていたのだ。オリエンタルラジオの2人も、ホラーはだめな人たちらしく、表紙を見ただけで「こりゃだめだ」と思ったらしい。ところが何かの拍子に(いや、誰かに強力プッシュされたのかも)読んでしまったというのだ。で、ハマった。

 意外に衝撃的に感動的な場面が散りばめられており、一筋縄ではいかないストーリーらしい。しかも結構社会派だと聞けば読みたくもなる。

 うーん、でも買ってまで読みたいこともないかなあ・・・と思っていたら。

 昨日のことである。お客さんのご希望のマンガの本を探しに書庫に入った。マンガの棚を眺めていたら、「うそー!」と一瞬、仕事を忘れた。
 銘菓「東京ばな奈」のフルネームは、「東京ばな奈、見ぃつけたっ!」というらしいが、このフレーズは私の心中にエコーした。
 「『寄生獣』、みぃつけたっ!」。それも、たぶん全巻!

 今年の年末年始は『寄生獣』と共に過ごそう、と決意する。・・・でも、それでいいのか、私?

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2 コメント

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Unknown (☆紗)
2008-12-13 00:39:48
寄生獣は最初の何巻か読みました。

年末年始にまとめ読みすると、心が寄生されちゃうかも。
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Unknown (紙魚子)
2008-12-13 20:37:20
実は今日、年末年始まで待ちきれなくて、借りたのです。帰りの電車で1巻目を読みました!

確かに面白い! やめられません! ものすごく意味深なプロローグを心に留めてラストにどう繋がるのか楽しみにしています。

 ということで、すでに心は寄生状態(笑)
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