紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

ご町内の書店に貢献!?

2008-06-27 13:54:11 | 読書
 もうこれは買うしかないでしょう、と言う訳で『あのひととここだけのおしゃべり』を買いに、本屋さんへ。これは店頭にないだろうから注文だよね、といきなりレジにいたお姉さんに注文のお願いをする。

 それほどメジャーとは思えなかったよしながふみさん。それも彼女の漫画ならともかく、対談集って、ちいさなまちの書店で、そんなに売れるとは思えない。と信じ込んでいた私はどこかで大きく思い違いをしていたようである。

 私が書名をいうと、お姉さんは「それ、どこか(雑誌)に載っていたんですか?」と不思議そうに尋ねられる。 えっ!?? 「いえ、図書館で借りて読んで面白かったので・・・」
「いやー、最近問い合わせ、多いんですよね、この本。雑誌かなにかに紹介されていたのかと思って」、と依然不思議そうなお姉さん。しかも一度は棚を見に行かれたので、複数入荷されていた模様。

 そ、そうなんですか? 私に心当たりがあるのは、私がブログにアップしたことだけですが、とも言えず。いや、まさかそんなことはないだろうけど。

 それにしても多くの市内の人がこの本を買ってまで読んでくださるなんて、うれしい。特にそれが、もし40代女性で「24年組」の漫画を読まれた方なら、なおのこと同意をえられるだろうと思うと。

 よしながさんの、クレバーで、常に冷静で、情に篤くて思いやりにあふれ、謙虚でなおかつシャープ、それでいて漫画への愛に満ちている言葉の数々や、発見や洞察や名言が散りばめられた対談集には、本当に勇気づけられて未来への希望を見た思いがする。

 購入していただいた方々には、
 「お買い上げいただき、誠にありがとうございました!!!」と本屋さんと出版社とよしながさんになりかわり、深くお礼を申し上げます。

 今後も、このテキストに沿っての話をするつもりですので、ぜひ元をとっていただけるよう、相務めます(笑) それほど私にとってはツボが多かったのです。

 まずは三浦しをんさんの悲願、「『日出処の天子』(山岸涼子先生作の飛鳥時代と聖徳太子の半生を描く名作漫画)をNHK大河ドラマでお願いします!」アピールに賛同いたしましょう(笑) 


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6 コメント

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Unknown (紙魚子 )
2008-07-01 23:53:13
すごいです、☆紗さん! なんでそんなにキャスティングができるんですか~! しかも大王に田口浩正さんとは。盲点でしたが、なるほど「ダイエットしたら」という条件でならなかなかなことになるかも。
田口さんは、我が家では超盛り上がったNHK朝のドラマ『ふたりっこ』で大変なインパクトを与えたひとです。Kちゃんはいまだに田口さんのことを「あのペットボトルの大きい方の水をがばがば飲みながら大汗かいてはった人」といいます。
沢山のヒットしたご意見ありがとうございました! これで脳内『日出処』劇場がたのしめます(笑) しばらくは退屈知らずですね。
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Unknown (☆紗)
2008-07-01 09:27:01
馬子は小野武彦さんはいかがでしょう?大王は…実は、あと20歳若かったらぴったり!という人がいるんですが、今のあの方では品格が出過ぎで…勿体ぶらずに早く言えって?斎藤洋介さん。ダイエットしていただいたら、田口浩正。なんと、昔、彼がお笑い倹lだった時の相方は、芋洗坂係長だったんですね。田口浩正は映画「Shall we ダンス?」の田中さん役で、我が家ではいまだに田中さんと呼ばれています。あと一人…オーラはぴったりなんだけれど、美男子すぎるので、メイクで汚してもらって、北村一輝。蝦夷(この字でよかったかなあ?)はいい男ならいっぱいいるから、後回しにして、今、推古天皇は誰がいいか、思案中。やはり、厩戸皇子を香椎由宇なら、と思い付いたお陰でどんどん湧き出てきます。
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Unknown (紙魚子 )
2008-06-30 10:15:57
たしかに声優さんの当たり外れは大きいですよね。わたしは『のだめ』も漫画以上の出来かと。くだらない漫画で恐縮ですが、くだらないと思いつつちょっとハマってしまった『デトロイト・メタル・シティ』も、もしかすると映画のほうがいいのでは・・・と予想しています。

 香椎由宇!! いいじゃないですか!!!
☆紗さん、キャスティングを始められましたね!ドラマ化にやる気満々じゃないですか(笑)
では、馬子は? あのサイテーな大王(おおきみ)は? ☆紗さんのキャスティングで脳内『日出処』劇場を繰り広げてみたいです(笑) 
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Unknown (☆紗)
2008-06-30 09:55:53
「NANA」や「DETH NOTE」の映画化はわりとよかったと思います。ナナ役の中島美嘉の大根ぶりはご愛敬で。ビジュアルがよかったから。でも、アニメ化は声優が問題になりますね。「ハチミツとクローバー」のアニメは、男性陣は声がよすぎましたが、それはいいんです。女性陣の声があまりにもひどくて、みるのをやめてしまいました。で、ふと思ったのですが厩戸皇子をやるのなら、この人なら許せる人を思い付きました。香椎由宇です。紙魚子さんはどう思いますか?
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Unknown (紙魚子 )
2008-06-28 21:33:41
怒っちゃだめ、☆紗さん(笑)
 
私には思い当たる俳優さんはいませんが、最近のドラマのキャスティングの妙をみるにつけ、きっとぴったりの人をみつけてくださるに違いない!とえらく楽観的な他力本願なのです。私の頭の中では、たぶん女優さんがすることになるのではと。
漫画のアニメ化やドラマ化についての反感は作品が愛されていればいるほど当然あって、作者はそれをどう考えるのか、という話も羽海野チカさん(『ハチミツとクローバー』の作者)とよしながふみさんの対談にあって、それもなかなか面白かったのです。ぜひご一読を。
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Unknown (☆紗)
2008-06-28 03:38:46
私も「日出処の天子」の大大ファンですが、あれは大河ドラマにしちゃだめです。エミシ(変換できません。ごめんなさい)はいいとして、ウマヤドをだれがやるんですか。誰がやっても、私、怒っちゃいます。もし、意中の候補者がいたら、教えてください。
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