紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

いろんな人がきます。

2008-06-28 22:11:59 | おしごと
 毎日のように図書館に来るお客さま、というのは、きっとどこの図書館でもいらっしゃるに違いない。

 前の職場でも、そういう方はいらっしゃって、でも上の方はできることならお引き取り願いたい、とはっきり思ってらっしゃった。でもそれは、自由で平等を獅ニする図書館のあり方とは違うのでは、と内心思っていたので、今の職場では、あきらかにそういう方にも、それは丁寧に対応されているので、そのあまりの差に感心していた。スタッフの方の対応は、だれにも平等で我慢強く、にこやかで丁寧で礼儀正しい。プロフェッショナルな高級ホテルウーマンのようである。

 私が初めて覚えたリピーターのお客さまは、年の頃65歳ばかり(でもよくはわからない)で、金髪?に染めたような長い髪を真珠のついたヘアゴムでぐるぐる巻き、頭のてっぺんで束ねられ、コサージュのような造花もつけられて、ピンクや赤系統の派手目のファッションで見えられる。

 朝のミーティングの中で彼女の名前がちらっとあがったので、私は彼女がみなさんから「レーガンさん」と呼ばれていることを知った。親切に指導してくださるTさんが「レーガンさんって、わかりますか?」とささやかれたので、「はい、どなたかはわかります」と答えた。

 お昼休みに隣にいらしゃったバリバリの児童書担当らしきUさんに、「レーガンさんって、どういう方なんですか?」と聞いてみた。すると「『私はレーガンの孫や』とおっしゃるので、みんなレーガンさんって呼んでるんやけど・・・」ということから始まり、レーガンさんにまつわるエピソードをいろんな人から多角的に聴くことができ、たいへん楽しい、笑いに満ちたお昼休みを過ごすことができた。どんなことも、ユーモアに変換出来る人々って、やっぱり素晴らしいわ!  

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