紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

愛してもらってありがとう。

2008-02-06 23:21:12 | おしごと
 その場にいるだけで幸せな気分になる図書館というのがある。野洲図書館は書架に活気があり、能登川図書館はゴージャス、先頃日本一の図書館の認定をうけた愛知川図書館は、なるほど、おもわずはしゃぎたくなるような幸せな気分になる図書館である。一応はプロなので、書架を見ればその図書館の性格はわかるのだ。

 今日は、まだ利用して2年目なのに、とてもウチの図書室を気に入っていただいている方が見えて、大変幸せな気分になった。『地球家族』という写真集がお気に入りで、その本についてあれこれ教えていただいた。ウチの図書室の値打ちどころもよくわかっていらっしゃって、もう、感謝感謝の大感謝祭だった。

 もちろん選書して発注して受入れしてはいるが、すべての本を読める訳も無いので、機会があれば本を返却される気の置けないお客さんに「どんな本で、どこが素晴らしいのか」を教えていただけるのは、またとないチャンスなのである。

 いままでも何人か、テンション上がるぐらいウチの図書室を気に入っていただいた方はいらっしゃり、そのエキサイティングな口調や紅潮せんばかりの表情をみるだけで、幸せいっぱいになる。

 しかも今日の方はプロフェッショナルな本屋さん、玄人なのだ。玄人受けするのは、本当にうれしい。同業者の方や講師でみえた先生など、「よくわかっている」人に受けると「認められた感」が高いのだ。今はなきイシオカ書店の店長にお褒めの言葉をいただいたときも、うれしかったなあ。あんなマニアックな人に、「認定」??していただけて、よかった。上司に「見る目のある人」がいたときには、やる気満々で仕事していたっけ。

 というわけで、私の知る限りの何人かは、ウチの図書室を非常に愛してくださっている(いた)ことを思い、結構幸せな一日だったのである。

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