紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

塾の先生はいかにも濃い。

2009-02-22 23:00:49 | おでかけ
 昨日せっかく「薄紙がはがれるように回復」云々と書いたばっかりなのに、どうもあまり回復に向かってはいない模様だと気づく。そんななか仕事を抜けて、やっとこさ塾の保護者会に出向く。

 塾の保護者会は新年度よりの先生紹介と、彼らから、年間計画や授業の目標やスタイルやカリキュラムや内容などを発表していただく、いたって受け身なもの。

 ほとんど動かずじっと聴いておられる(退屈そうな!)保護者の面々の後ろで、私は熱心に先生方の話を頷いたり、メモを取ったりして愉しく拝聴した。先生の顔ぶれは2/3が入れ替わっていたが、先生方のキャラは相変わらず多彩である。

 ほとんど3分話を聞けば「あ、これはKちゃんの苦手とするタイプの人や」とか「なかなか気が合いそうな人や」と判明する。苦手とするタイプの先生の教科を先生ごと嫌いにならないよう、対策を講じなくては。でもKちゃんもその辺はわきまえているだろうから、「え~~?」とか思いながらもちゃんとやっていくだろう。と期待する。

 私が熱心にメモしたのは、学習の重要ャCントとともに、先生方のキャラを掬いとった言葉と似顔絵。後ろの席でこっそりと書き込む。学生時代に授業中内職をしていたことを、懐かしく思い出す。

 不思議にニヤニヤしながら、子どもたちへの苦言と心配を披露する先生。チェシャ猫みたいだが、心底塾教師魂を持っておられ、(Kちゃんがあきれるくらい)人生のすべてを塾教師として賭けていらっしゃるような熱心な方である。

 いやみなくらい横文字を交えた言葉を駆使しながら、滔々と語る少女漫画(または少女小説)の敵役みたいな先生。初めてお会いしたが、いかにもよどみない語りは、かなりの切れ者でもある。子どもたちに好かれる事はないけど、恐ろしく熟練の技を持っていそうな方である。

 面談時にはおどおどと子ウサギのようだったのに、本日は子どもたちのイケナイ点(ケータイに夢中)をこのときとばかり強い口調で指摘する先生。がんばられたなぁとひとつ階段を上がられた先生に心中拍手。Kちゃんは彼の影の薄さに「ユーレイ」とあだ名をつけたが、近い将来、返上できるかもしれない。

 隣の熱血先生と血縁関係があるかのように外見が良く似た(このことに気づいた時点で心の中で笑いが渦巻く)、自信満々かつアツい語りの先生。似ているのは外見だけではなく、アツさもだ。しかし隣の先生は表面上はクールだけど、彼は塾の組んだカリキュラムに真っ向対決して「私が作り直したカリキュラムでやりますから」と堂々宣言。この先生の印象については、帰宅後Kちゃんと、大変盛り上がる。

 そして、これらの一癖も二癖もある先生方を統率しなければならない新しい校長先生・・・どうぞご無理の無いように、よろしく。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿