紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

プレGW

2009-04-25 23:57:00 | ノンジャンル
 どひゃ~~!というくらい忙しい一日。GW前の土曜日ということで、図書館のカウンターはフル回転。

 この時期の職場は初めてだけど、旅行関係の棚が横一段カラになりそうな勢いで出払っている。「まっぷる」も「るるぶ」もどどん!と出て行き、残部僅少という言葉がつい浮かんでくる。う~ん、みんなお出かけやねんな~!

 海外だって行っちゃう、っていう人も予想以上に多い。今日海外旅行ガイドブックのシリーズを見て発見したのは、「イスタンブール」がヨーロッパ圏内に分類されていたこと。そうか、トルコは旅行的には欧州圏なのか。

 村上春樹の旅エッセイ『雨天・炎天』によれば、トルコはなかなかスリリングな土地らしい。それを回避するためにはマルボロ(タバコね)が有効なので、大量に持って行くといい、と書いてあったような記憶がある。
 カッパドキアとか憧れるなー。名前もヘンだし、なんかいいなー、トルコ。

 私がトルコを最初に意識?したのは、たぶん中学生くらいの頃。ラジオからトルコ行進曲が流れてきたとき。いまだにインパクトが残る強烈な歌詞がついていた。
 サラリーマンが仕事が終わり、「トルコ」に行って家に帰るまでが物語になっている歌詞だ。歌っていたのは小沢昭一。まだソープランドがトルコ風呂と言われていた時代である。メロディーは、ベートーベンの「トルコ行進曲」だった。

 中学生女子がもっとも嫌うオジさんの生態にも関わらず、さほど不快に思わなかったのは、たぶん臨界点を超えていたからかも。というか、あまりの冒険的な歌に、口ぽかん状態だったのだろう。
 なんにせよ中学生女子にさえ、オジさんの哀愁と滑稽さを、しみじみ味わわせてしまうなんて、小沢昭一さん、あなどれない。


縁側でひなたぼっこ

2009-04-24 22:59:00 | 読書
 室内は肌寒かったので、午前中は家事を終えてからのお昼までのしばしの時間を、たぬき亭のデッキにて過ごす。たぬき亭を建てるとき「縁側があったらいいな」という私のリクエストに、「じゃ、デッキつくるし」とレスャ塔Xしてくれてできたスペース。そこで「縁側でひなたぼっこ」状態。

 ここに布団を干して、その上に寝っころがって、というのが最高なんだけど、それじゃ何のための布団干しなのか・・・?ってことになるので、縁に腰鰍ッ、足ぶらぶらでの読書にとどめる。

 読書、といってもコミックの『へうげもの』8服のあと残りわずかのページを読了するまで。7服に引き続き、主人公の影が薄くなるくらい千利休の話のウエイトが大きい。でも千利休を書かないと、古田織部とのコントラストや後の話へと繋いでいくのが難しいし。

 それにしても千利休の描き方は、憎らしいくらい上手いなぁ。7巻の内容がバウンドして千利休に戻ってくるなんて。そして古田織部(のセンス)を見る利休の、他に無いような穏やかで温かいまなざしが、すごく好き。

 色んな人たちが出て来て、右往左往する巻でもあり、しみじみと面白かった。古田の百面相も相変わらずだし。古田プロデュースの染め付け茶碗がヒットしたり、伊達政宗とのコラボ!?「芝居」と「祭」は大成功で、古田織部、歩を進めた感あり。利休と古田がお互い、一目置きつつすれ違って行くのも、愛情を持って描かれている好きなシーン。

 大好きなひなたぼっこ読書は、ぬくぬくのんびりと楽しめたけれど、私は花粉症でもあるので、覚悟の上の決死の読書でもあった。快楽読書と引き換えに、その後、不快症状続出。それでも、わがアウトドア読書に悔いなし!



日本にひとつだけの家、じゃない。

2009-04-23 23:25:00 | ファミリー
  SMAPのクサナギ氏がタイホされた、という情報を職場のお客さんより聞いて「ええっ!? 麻薬? それとも交通事故?」と驚いたものの、夜になり、やっとちゃんとしたニュースを聞けば、単なる前後不覚な酔っぱらいの所業なのだった。


 これって、臨時ニュースにするようなことなんでしょうか? 他によっぽどヤバいニュースがあって、その煙幕にされたんじゃないかと、つい穿った見方をしてしまう。

 なんかこの一極集中なというか、針小棒大な報道の仕方って、モンスターペアレントとかクレーマーとか切れやすい人とかの思考回路そっくり。ときには理不尽でヒステリックな怒りの噴出とむきあわざるを得ないサービス業の方には、よくわかっていただけると思うんだけど。

 徹底的に非難されるべき事件というより、後ろ指さされて笑われちゃうタイプの事件じゃないのかなぁ。彼にとっては、いままで積み上げられた幻想のイメージが初期化された事件だったので、今後のイメージを作り直すのが大変かもしれない。あるいは、意外に本人的には、それも面白いことかもしれない(と、思って欲しいという切なる希望)。

 客の器が倹lの器を決めるのなら、もう勝新太郎みたいな野放図でスケールのでかい倹lは望むべくもないのかも。
 ほぼ我家では、こういう方向での意見の一致をみたのだけれど、それって珍しくはないと思う。日本にひとつだけの家なんかじゃない、と。

こりゃまた、うっかりだ。

2009-04-22 11:01:00 | お買いもの
 いつのまにか『へうげもの』8服(8巻のこと)が発売されていた。なんで見落としてたんだろう。これがうっかりひとつ目。

 あっ、それから関西で初『へうげもの』関連のイベントが、京都のたち吉(器屋の老舗)でGW目がけて行われるそう。できれば行ってみたい・・・と、ちょっと思っている*

 そして、もう一個、やっちゃいました。

『へうげもの』が出てるんなら、『のだめカンタービレ』もきっと。と確信し、21巻を購入。Kちゃんに「21巻、出てたよ~」と自慢げに報告したところ、
「・・・それ、持ってるし」。実はこれを「のだめ」でするのは2回目だ。ああ、ショック。

 うっかり八兵衛だって、一日1回しか失敗しないのに。うっかり八兵衛以上にうっかりだなんて。ほとんど「うっかり十六兵衛」と渾名されそう。

 *【へうげもの展 AT TACHIKICHI 開催概要】

■会期
2009年4月29日(水・祝)~5月12日(火)

■会場
京都四条・たち吉本店 B1F + B2F
京都市下京区四条富小路角立売東町21
地下鉄四条駅、阪急河原町駅より徒歩7分

■開場時間
10:30~19:00 会期中無休

「神々の戯れ」ブーム継続中

2009-04-21 00:07:00 | お買いもの
 モンスター・エンジンの「神々の戯れ」は、我家では相変わらずのブームである。

 このあいだの日曜日、珍しくKちゃんが一日まるまる休日だったので、H氏とふたりで「大阪でお寿司、黒門市場で買い物ツアー」に出かけた。仲のいい父娘なのだ。そっくりだし(笑) 

 黒門市場では、レバー、タイの子、塩鮭の切り身など、安くてスーパーには絶対ないようないい食材を買って来てくれた。

 で、Kちゃんの新しい携帯ストラップも、この日、大阪で購入したそうである。入手場所は「秘密」。(予想できるけど) 

 最近読んでいた雑誌『お笑いャロ』で情報を仕入れたのかもしれない。


↑モンスターエンジンのネタ「神」キューピー