花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

記者さんたちからのメッセージ

2025年02月28日 | 環境システム科
これは一昨日の土肥実験室。
卒業間近の3年と見送る2年のFLORA HUNTERSが全員集合しました。
目的は新聞取材の対応です。前回取材していただいたのは昨年暮れですが
この2ヶ月のうちにこんなにもたくさんの賞状をいただくことができました。
なかには環境大臣賞もあります。しかしメンバーにとってはどの賞状も同じ。
なぜならほとんどが個人の研究ではなくFLORAにくださったものばかりだからです。
今年、7年ぶりに後輩を募集し、3名の2年生を迎え入れたFLORA。
ボランティアアワードや水大賞など全員で大会に参加しては
このようにみんな揃って何度も取材してもらいました。
久しぶりに兄弟を得て大家族の楽しさを味わってきましたが
それも今回で最後。寂しくなります。
メンバーもそう思っているようですが、写真はご覧の通り満面の笑み。
FLORAらしく最高の笑顔で最後の紙面を飾ってくれそうです。
さて面白いことに記者さんたちがインタビューしたのは3年生ではなく2年生。
つまり2年間お疲れ様ではなく、これからFLORAを引き継いでいく
後輩たちの意気込みを取り上げたのです。
まるで「振り返らずに前進せよ」というメッセージのようです。
とはいっても親のように彼らの成長を取材し続けて下さった記者さんたち。
取材の最後には、社会に出る3年生たちにあたたかい激励の言葉をくださいました。
記事が載るのは卒業前?それとも卒業後?楽しみに待ちたいと思います。
ところで昨日、地元のニュースにTreasure Huntersが登場しました。
ご覧ください!
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サヨナラのかわりに

2025年02月28日 | 環境システム科
明日はいよいよ名久井農業高校の卒業式です。
そんなサヨナラの直前に新聞が郵送されてきました。
毎日新聞社のこども新聞です。記事は懐かしいミスト栽培の記事。
そういえば昨年末にストックホルムで活躍した2人が、
オンラインで取材されていました。それがやっと掲載されたようです。
こちらも、当の本人もすっかり忘れていたのでびっくり。
ちょっと嬉しいサプライズプレゼントでした。
さて今日の名農は賞状授与式が行われます。
本来ならば卒業式にさまざまな賞を差し上げるのですが
たくさん賞があるので時間が足りません。
したがって卒業証書以外の賞を前日に授与するのです。
先日彼らに聞いたら、全員何らかの賞をいただくようですが
半分以上のメンバーがその受賞者代表として登壇するとのことでした。
みんな聞いてとばかりに胸を張って話してくれますが
なかでも嬉しそうだったのがストックホルムで活躍した女子。
特別功労賞を代表で受賞するのだそうです。
「1年生の時の自分はとても人前で発表できるような人ではなかった」と
よく彼女はいいますが、そんなことはありません。
2024年の日本代表は間違いなく彼女が支えていました。
後輩たちの憧れの存在。本日、後輩たちは
自信をもって登壇する彼女の姿を目に焼き付けることになるでしょう。
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兄貴ありがとう

2025年02月27日 | 環境システム科
他の団体よりも早くMCを独り占めして写真に収まったFLORA。
皆さんがステージに夢中になった頃は、逆に人が少なくなった
お菓子テーブルにやってきて占拠。
まるで怖いもの知らず。スウェーデン仕込みのバイキングです。
しかし彼らの行動はこれだけに留まりませんでした。
あえて写真は撮りませんでしたが
審査された皆さんと積極的にコミュニケーションを取り始めたのです。
誰と楽しく話しているんだろうと思ったら主催された新聞社の社長さん。
さらに農機具会社の社長さんのところにも行って、何やら話し込んでいます。
なんと話の内容は後輩たちが取り組んでいる泡農薬の話。
果敢に売り込んでいるのです。これにはメーカーも興味を持たれ
連絡先まで交換しているではありませんか。
彼らの活動はこれだけではありません。
途上国と連携して活動している団体の代表を直撃しました。
FLORAは途上国の向けの技術開発をしていることを発表で紹介したため
団体もこちらに興味津々。いろいろな話で盛り上がりました。
そして同じく連絡先をゲット。
今後は力になってくださるとの嬉しい約束を取り付けました。
いずれも途上国研究に取り組んでいる後輩たちへのプレゼント。
コミュニケーション能力がさらにレベルアップしています。
明日は賞状授与式。後輩たちは兄貴たちの晴れ姿を目に刻むことでしょう。
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FLORA Farewell Stage

2025年02月27日 | 環境システム科
毎日地球未来賞。これは表彰の様子。賞状、盾、目録をいただきました。
最初に賞状をいただくのですが、どうやらFLORAの代表である男子は
今年度、FLORAをストックホルムに連れて行った女子にその栄誉を譲りました。
なぜなら「俺だってすごい研究をしたんだ」という自負をみんなもっていますが
彼女が最も苦労し、FLORAへの最高の貢献者であることをみんな知っているからです。
さて全員での記念写真が終わったらお菓子を食べながらの交流会。
皆さんお菓子の方に歩き出しましたが、FLORAの動きは真逆でした。
ステージ全員上がり、表彰式のMCを担当された
吉本興行の浅越さんと記念写真を撮っているのです。
まさに先手必勝。嗅覚が優れているのか、ぬかりありません。
浅越さんは「R-1ぐらんぷり2003」の王者。
何度も決めポーズでFLORAのリクエストに応えてくださいました。
これを見た団体は、遅れをとるものかと登壇開始。
ステージ近くに集まって順番を待っています。
するとFLORAは、今度は人が減ったお菓子のテーブルを強襲。
美味しいミスドのドーナツを食べ尽くすばかりの勢いで群がっています。
ボランティアアワードで2年間見せたテツ&トモさんとのステージを
思い出してしまいました。明らかに狙っている攻撃的集団は
先輩のTEAM FLORA PHOTONICSのDNAかもしれません。
最後のフェアウェルステージでも頑張って楽しませてくれました。
しかし彼らの行動は、こればかりでありませんでした。
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ラストショウ

2025年02月26日 | 環境システム科
さてこれが毎日地球未来賞の表彰式。
表彰される前に各受賞団体が自分たちの活動を5分で説明しました。
これはFLORA HUNTERS AQUAのステージ。
正真正銘これがラストショウ。全員で登壇し、
2年間代表を務めた男子とFLORAを5度目のストックホルムに
連れて行ってくれた女子の2人がマイクを握りました。
まさにAQUAを引っ張ってきた2人です。もちろん内容はミスト栽培の他に、
海外での体験や海外に情報発信していることも盛り込みました。
また発表前に流れた1分間動画は、水大賞のために製作した
エレベータピッチのダイジェスト版。
最初から最後まで英語で作られたショートムービーに
会場の皆さんびっくり。ベストシーンを凝縮させた作品は
まるで映画の予告のようだったと表彰式後の交流では大いに話題となりました。
さらに海外を見て活動しているのはFLORAだけ。
活動内容もショートムービーも異色です。これがFLORAのアイデンティティー。
最後の最後にキラリと輝く花火を上げてくれました。
さて彼らの大先輩、Treasure Huntersは、2020年のストックホルム青少年水大賞で
グランプリを受賞しました。あれからもう4年。
そんなレジェンドが明日27日夕方、青森県のRABニュースにまたまた登場します。
なぜなら彼らは4月から採用される中学校の道徳の教科書に載ります。
それを聞きつけたTV局が、彼らを紹介しようと先日取材したのだそうです。
緊急なニュースがあると番組の内容はすぐ変わるもの。
どうなるかわかりませんが、楽しみに拝見したいと思います。
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