花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

手抜き編集する理由

2025年01月25日 | 研究
全国を飛び回って発表しているFLORA。
先日、3年生がこの2年間で出場した大会を数えてみたら、なんと約40大会。
もちろん中には発表なしで書類審査だけという大会もあります。
しかし同じパワーポイントの使い回しは、極力しないのがFLORAの流儀。
したがって、おそらく平均すると年間で15作品以上の
パワーポイントを作っていることになります。
これに比べで動画作りは年に1回あるかないか。
それも作らなければならない場合しか制作しません。
ところが今年度は当たり年。現在3作目を制作しています。
とはいってもこちらは3作とも同じネタ。6月にベースとなる作品を作りましたが
秋にはもっと長いロングバージョン、そして今制作しているのは
たった1分間のショートバージョンです。
パワーポイントの場合は使い回しをしないのに
動画では長さを変えるだけの手抜き編集。これには理由があります。
なぜなら動画は圧倒的に手間がかかるから。
必要なコンテンツを撮影するだけで丸一日もかかる大作業です。
FLORAはあくまで授業。多くは部活動に入っているので暇ではありません。
つまり動画制作に時間を費やしたくないのが本音です。
編集の相棒はMacにおまけでついてくる編集アプリ「iMovie」。
テロップの位置、文字数などテンプレートを選んで簡単に作れますが、なにせおまけ。
テロップの位置を変えたり、文字数を増やすなどの自由度はまったくありません。
そのため編集者が思い描くような作品には到底なりません。
でも年に1回あるかどうかの動画制作のために
高価な編集アプリを購入する気にはならないFLORAです。
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最後の学割

2025年01月24日 | 研究
FLORAの遠征は、ほぼ新幹線を使うので学生割引がつきもの。
申請用紙を書いて、たくさんの先生方から押印してもらい
最後に事務室に提出し、発行してもらいます。
もちろん先生が不在だと押印してもらえません。
なかなか進まない双六はデジタル時代の今、かなり旧式なシステムですが
先生は押印してくださる際に、一言激励の声をかけてくださいます。
モチベーションが上がるシチュエーションのひとつに
「自分の取り組みを評価してもらう」というものがあります。
会う先生、会う先生、その都度みんな頑張っていることを褒めてくれます。
そう考えると、この旧式のシステムもいいところがあるのです。
さてFLORAは2月下旬に大阪で行われる毎日地球未来賞の授賞式に参加します。
これが最後の遠征。まるで卒業旅行です。
ということはこれが名農最後の学割申請となります。
先生方とコミュニケーションをとるメンバーはみんな笑顔。
なぜなら受賞は誰かの研究に与えられたものではなく、
FLORA HUNTERS AQUAのみんなの活動が評価されたからです。
この写真は2023年8月、彼らがFLORAに入って
初めて東京遠征に行った時のもの。当時と違い、背負うリュックには
2年間の思い出がいっぱい詰まっているはずです。
最後は大阪遠征。思い出が入るスペースはまだありますか?
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誰ひとり取り残さない

2025年01月21日 | 研究
3学期が始まったばかりですが、課題研究はもう残すところ3回だけ。
カウントダウンが聞こえるこの時期は、
卒業論文を書くなど終活に入るのが一般的ですが、FLORAは違います。
相変わらず発表練習に明け暮れています。なぜならこの短期間のうちに2回の発表会、
オンラインでの事例発表が1回と大忙しだからです。実はこの2回の発表会ですが、
1回目は地元八戸で地域の皆さんにお披露目、2回目は東京でガチンコ勝負と違います。
そこで検討の結果、まったく同じものを編成を変えて発表することにしました。
1回目はオリジナルメンバー。この研究を2年間続けてきたご本人中心のチームです。
2回目は勝負メンバー。こちらは7名全員で参加しますが、発表するのは
FLORAの中でも発表に自信を持っている3名のメンバーがマイクを握り
オリジナルメンバーは質疑対応に専念する作戦です。
なぜなら彼ら2代目FLORA HUNTERSとしても
11年間活動してきた環境研究班としてもこれが最後の戦いになるからです。
第1フォワード、第2フォワードとまるでアイスホッケー。
もちろんPC操作をするメンバーも違います。
そんなことで練習は賑やか。第1、第2フォワードが競うように発表しています。
とはいっても7名もいる3年生。どうしても2名がマイクの前に立てません。
でも大丈夫。ラッキーなことに彼らは2月下旬、大阪で行われる授賞式に招かれたのです。
そこでも発表の機会があるので、最後の締めをこの2名にとってもらうことにしました。
1人はFLORA HUNTERS AQUAの代表でFLORAダービ−2024のチャンピオンの男子、
もう1人は2024年の2代目FLORA HUNTERSを世界大会にまで連れて行ってくれた女子。
彼らの活動を締め括るには最高のメンバーです。
全員攻撃!誰ひとり取り残さない。これがFLORAの流儀です!
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セキュリティー問題

2025年01月21日 | 研究
現在、FLORAは21インチディスプレイのiMacが1台、
薄くて軽いMacBook Airが4台、そしてMacBook Proが2台あります。 
文字だけ見るとすごく充実しているように見えますが、みんなロートル。
既に電池の充電機能が壊れ、コンセントに刺さなければ動かないものもあります。
そんなボロボロのMacですが、今は2年生と3年生の提出物作りで一生懸命働いています。
これは冬休みに貸し出されなかったMacBook Air。
年も明けたのでウイルス対策のソフトウェアのチェックをしました。
するとこれは大丈夫。2026年まで使えそうです。
せっかくなので調べてみると今年、更新しなければならない機種は2台。
残りは来年一斉に期限切れでした。
最近はデザリングでインターネットに繋げて
調べ物などができるメンバーが増えてきたので、ウイルス対策はどうしても必要。
しかしウイルスソフトは更新するのにお金がかかります。
それが複数台あるとFLORAといえども大変。
でも安全安心を維持するには仕方がありません。
どうやらあと1年後のために貯金が必要なようです。
ところでロートルとは老人を意味する中国語。
漢字で書くと「老頭児」だそうです。
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こんなことあるんだ !

2025年01月20日 | 研究
冬休み中に研究集録の原稿を完成させてくるという宿題を課していたFLORA。
みんな頑張って提出してくれました。
しかしある男子メンバーが持ち帰ったMacAirがなぜか不調。
ワードを立ち上げてもカーソルがなく、文字を入力ができないというのです。
みんな10年前のPC。かなり厄介なトラブルだと思いながら立ち上げてみました。
するとOSは比較的新しいものが入っています。
つまりFLORAのOLD Macの中では新しく機種なのです。
しかしワードは同じ現象。とりあえずメッセージ文を頼りに作業を進めていきました。
するととんでもない事実が判明。この機種は、数年前に
ワードなどのMac用のオフィスをインストールしていました。
しかしインストールした後、ワードを立ち上げるために必要な
ほんの少しの設定が、まだなされておらず
それでカーソルが出てこなかったようです。
ということは、このMacで誰もワードを使った人がなかったため
今まで気がつかなかったということ。
エクセルばかり使っていたからでしょうか。
誰も気がつかなかったとは驚きです。
でもおかげさまでやっとワードが使えるようになりました。
彼には迷惑をかけました。急いで製作お願いします。
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