こちらはイチゴの水耕栽培システム。
農業には果物という分類はないので
イチゴは野菜か果樹のどちらかになります。
答えは野菜。スイカもメロンも木にならないので野菜なのです。
さて名農で野菜を扱うのは生物生産科。
しかしこのイチゴを栽培しているのは環境システム科です。
環境システム科は施設栽培を学ぶ学科。
そのため温室で栽培できるものなら、
野菜でも果樹でも草花でも扱えるという高い自由度があるのです。
環境システム科では、このイチゴを毎年校内で販売。
イチゴ好きの皆さん、環境システム科で学んでみてはいかがですか。
ところでこのイチゴ、品種名は「よつぼし」といいます。
赤くて甘さ、酸味のバランスの良いイチゴですが、よく見てください。
ちょっとおかしなところがあります。秋なのにランナーが出ていません。
実はこのよつぼし、ランナーではなく種子で繁殖する珍しい品種なのです。
担当しているのは環境システム科の養液栽培班。
「よつぼし」研究の年次報告である「いちご白書」は、
2月下旬に研究集録で、3月下旬には口頭発表で紹介されるはずです。
8月にあおもりマルシェで購入したさくらんぼジャムが今まで食べたさくらんぼジャムの中で1番美味しかったです。
甘すぎないように砂糖の量や煮すぎずに形を残すなど、作っている生徒さんの愛情があっての味だと思いました。
また買わせていただきたいです。