花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

独り立ち?

2024年10月31日 | 環境システム科
取材を受けているのはFLORA HUNTERS The Ⅲrd。
たった3名の2年生です。とはいってもこの3名は
1年生の時からFLORAのJr.として活動しているので、これでも研究歴は2年。
まだ2年生ですが子役俳優のようにそれなりに経験を積んでいます。
とはいっても今までは3年生との協働研究という色彩が強く
あれだけミスト研究で頑張っても目立つのは3年生ばかりでした。
また9月上旬に東京大学で開催された学会で積極的に発表し、
大学生を抑えてTOPを受賞し、新聞の取材を受けました。
しかし内容はミスト研究。やはり3年生の恩恵を受けています。
ところが今回は泡農薬研究。2年生だけの力で進めてきた研究が
とうとう最優秀を受賞したのです。主任研究員は中央の彼女。
2人の男子を引き連れているあたり、
「35億」のネタで話題となったブルゾンちえみさんのようです。
2年生は考査の数日後には修学旅行。
表彰式は、その僅かな隙間時間に開催されるとのこと。
独り立ちも近そうです。
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大掃除ができない !

2024年10月31日 | 環境システム科
ここは馴化温室。FLORAの本拠地です。
今年はお隣の大型水耕栽培温室を使わせてもらったので
ここを使ったのはごく一部のメンバーだけ。
したがって今年はあまり足を運ぶ機会はありませんでした。
先日、ちょっと覗いてみると、いろいろな資材が散らばっています。
数年前までここで打ち合わせをしていましたが、今の状態なら無理。
これは雪が降る前に大掃除をしなければなりません。
ところが11月中旬までは大会の練習のため、スケジュールはいっぱい。
大掃除できそうにありません。
今年の3年生が卒業してしまったら、残るは3名だけ。
なんとしても大勢いるうちに掃除をしたいのですが、困ったものです。
さらに11月中旬には大型水耕栽培温室で行っていたミスト栽培も終了。
装置を温室に運び込むと同時に、借用していたたくさんの長机を
園芸実験室に返却しなければなりません。
もちろん優先するのは掃除より返却。
今年も汚いまま年を越してしまうのでしょうか。
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熱処理液肥

2024年10月30日 | 環境システム科
これは3年生が作っている水草液肥。
ありそうで今までなかった肥料というのが売りです。
確かにインターネットで調べてみると、出てくるのは水草用の液肥。
FLORAが製造しているのは淡水水草を原料にした液肥。
似ていますが、ちょっと違います。
現在は水草を水に浸漬しているだけですが
この後は、消毒を兼ねて半分ぐらいに煮詰める予定です。
面白いのは水草の分解を促すため、ほんの少し土を入れるところ。
これによってグングン窒素が増えてきます。
彼らが悩んでいるのは土を入れるタイミング。
この状態で土を入れ分解を促進させ、窒素を増やしてから煮詰めるか、
はたまた煮詰めてから土を入れるかです。
なぜなら煮沸すると土に含まれる硝化菌も死滅する可能性があるから。
試行錯誤の結果、現在やろうとしているのは最初に土を入れる方法。
土を入れて窒素を増やしたら、熱処理して微生物の活動を止め成分を固定すると
完成してからどんどん成分が変わってしまうことを防げると考えたからです。
生がいいか、熱処理がいいか。なんだかビールみたいです。
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本日、稽古総見

2024年10月30日 | 研究
11月上旬に先輩とともに発表会に出場するFLORAの2年生。
まだ名農祭前でしたが、本格的に練習を始めました。
今回で2度目の練習なので、少しはスムーズに発表できるようになりましたが
新たな問題が発覚しました。発表会は発表時間が決まっているため。
絶対に時間内に収めないといけません。
そのため発表担当の男子2名が原稿を読むスタイルで挑戦することにしましたが
どうも原稿に書いていない言葉を無意識に加えて読んだり、
文字をすっ飛ばして読んでしまうことが多々あるのです。
まずいことに2名ともそうなのです。集中できないのでしょうか。
7名もいる3年生であれば、発表が得意な人が必ずいます。
ところが2年生はたった3名。スペアがありません。
原稿量も調整して減らしました。
しかしこの問題を乗り越えるには、練習あるのみ。
今日は、そんなFLORA全員が集まってのミーティング。
もちろん名農祭明けすぐに開催される大会のためですが
3年生が発表をチェックする予定。
まるで大相撲の稽古総見。頑張って欲しいものです。
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名農祭と農産物販売2024

2024年10月29日 | 学校
まもなく11月。名農生が待ちに待った名農祭は11月3日(日)。
その前日2日(土)は地域の皆さんが楽しみにしている農産物即売会です。
いずれも時間は朝9時から14時まで。
農産物販売も名農祭りも、それぞれ1日だけです。
でも秋の名農には美味しいものがいっぱいあります。
2日は農場で新鮮な農産物や人気の花を見つけ、
そして3日は校内で美味しい模擬店を探す。
皆さんTreasure Hunterになって宝探しを楽しんでください。
また3日の名農祭では、地元の小中学生が応募してくれた
優れた自由研究やオリジナルレシピを讃える
アグリチャレンジ大賞の表彰式も開催されます。
これは公開表彰式。副賞は自慢の名農の農産物。
野菜も高くなっています。もしかしたら子供たちよりも
保護者の方が喜んじゃうかもしれません。
もちろん学科の紹介や郷土芸能部の太鼓も披露されます。
名農を知るには絶好のチャンス。ぜひ足を運んでみてください。
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