これは懐かしい写真。2020年にストックホルム青少年水大賞を受賞し
8月に開催された国際大会でグランプリを受賞したTreasure Huntersです。
撮影されたのはまだ2月。当時、彼らは抜け出せない負のループにもがいていました。
彼らの研究は三和土で水を受け止める研究ですが、いくら試作しても
水につけると一瞬で崩壊してしまうのです。
一生懸命準備して作って、数日後に固化するので浸漬。
その場で崩れていくので、また配合を変えて製作。
これをほぼ毎日繰り返していました。
やっている彼らも見守るこちらも辛い毎日でした。
さてこの作業は適正な水の量を確かめる実験。
生コンクリートの流動性を測るスランプ試験をしているところです。
しかし土の性質によって適正な水の量は違うため、数値化できません。
試行錯誤の結果、握って確かめるという方法を見つけました。
パン職人も蕎麦打ち名人も水の量はその日の環境で変わるので
数値化できないのと同じ。まさに職人の世界でした。
ブレークスルーはこの2ヶ月半後。コロナ禍で悪戦苦闘し、
やっと水でも崩壊しない配合を見つけたというわけです。
おそらくFLORA史上、最も大きな壁を乗り越えたメンバーだと思います。
どこまで試練に耐えられるか。これこそスランプ試験でした。
さてそんな彼らがまもなく中学校の道徳の教科書に掲載されます。
4月になると買えるとのこと。欲しくなります。
先日、地元放送局で紹介されたニュースがこれ。ご覧ください。
そしてもうひとつ。国立局地研究所が彼らを紹介してくださっています。
その動画はこちら。上手に編集されているのでぜひご覧ください。
8月に開催された国際大会でグランプリを受賞したTreasure Huntersです。
撮影されたのはまだ2月。当時、彼らは抜け出せない負のループにもがいていました。
彼らの研究は三和土で水を受け止める研究ですが、いくら試作しても
水につけると一瞬で崩壊してしまうのです。
一生懸命準備して作って、数日後に固化するので浸漬。
その場で崩れていくので、また配合を変えて製作。
これをほぼ毎日繰り返していました。
やっている彼らも見守るこちらも辛い毎日でした。
さてこの作業は適正な水の量を確かめる実験。
生コンクリートの流動性を測るスランプ試験をしているところです。
しかし土の性質によって適正な水の量は違うため、数値化できません。
試行錯誤の結果、握って確かめるという方法を見つけました。
パン職人も蕎麦打ち名人も水の量はその日の環境で変わるので
数値化できないのと同じ。まさに職人の世界でした。
ブレークスルーはこの2ヶ月半後。コロナ禍で悪戦苦闘し、
やっと水でも崩壊しない配合を見つけたというわけです。
おそらくFLORA史上、最も大きな壁を乗り越えたメンバーだと思います。
どこまで試練に耐えられるか。これこそスランプ試験でした。
さてそんな彼らがまもなく中学校の道徳の教科書に掲載されます。
4月になると買えるとのこと。欲しくなります。
先日、地元放送局で紹介されたニュースがこれ。ご覧ください。
そしてもうひとつ。国立局地研究所が彼らを紹介してくださっています。
その動画はこちら。上手に編集されているのでぜひご覧ください。