花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

クールダウン

2020年08月31日 | 学校
先週まで北国青森でも続いていた厳しい残暑。
週末は雨となり、気温は20〜23度と久しぶりに過ごしやすくなりました。
今週の天気予報でも最高気温は27度前後。
徐々に秋へと進み始めました。
さて例年であれば9月は地元南部町の秋祭りに
全校あげて参加していましたが、今年はコロナの関係で中止となりました。
したがって流し踊りの練習やお神輿作りなどの活動がなくなり
1学期同様、静かな学校生活となりそうです。
ところが運動部は新人戦が始まるようで
1〜2年生は、放課後や休みの日に集まって一生懸命練習しています。
気温はクールダウン、しかし気持ちはヒートアップ。
コロナに気をつけながら、1学期に試合できなかったうっぷんを
思いっきり晴らしてもらいたいものです。
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攻守交代

2020年08月31日 | 研究
本日行われるグランプリ受賞の報告会では、いろいろな内容の発表が披露されます。
ところが授業が始まり、進路対策で忙しいハンターズのメンバーは
夏休みのようにみんなで残って練習できる十分な時間がありません。
とはいっても、ぶっつけ本番ではトラブルが起きるのは必至。
そこで金曜日、打ち合わせの後に1回だけ発表してみることになりました。
これはその時の様子ですが、いつもとちょっと違います。
青少年水大賞でスピーチをした二人がコンピュータを操作し、
サポートしていたメンバーが前に立っています。
これは何種類もの発表に対応するため
それぞれの発表ごとに役割を決めたからです。
どうやらこの発表では世界チャンプがサポートに回るようです。
今までスポットライトを浴びていた二人が
今度は彼らを支えたメンバーをサポートする。まさに攻守交代です。
でも実は、彼らの方がマイクに通る声質の持ち主で声も大きいのです。
練習したのは金曜日のたった1回だけ。
トラブルのないことを祈るしかありません。
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ネタ合わせ

2020年08月30日 | 研究
突然ですが明日の月曜日、ハンターズのグランプリ報告会が
校内で開催されることになりました。
その話を木曜日に聞いたハンターズ。
十分な準備期間がとれません。さらに本番で行った英語でのスピーチの他に
日本語での研究内容の紹介、さらにどんな経緯で
この大会に出場することになったのかという
グランプリまでの歩みという内容の計3種類の発表をリクエストされました。
そこで急遽2日間放課後に集合して打ち合わせをしました。
決まったのは時間がないので、全員で分担して発表すること。
ハンターズは2021年3月までの期間限定の研究チームです。
したがって今の2年生が課題研究班を選ぶ際、
すでに環境班はその選択肢から消えています。
そんなことから名農で唯一後輩を持たないハンターズが取る方法は総力戦しかないです。
国際大会が終わったばかりなのに、またまたハードなスケジュール。
進路で忙しくなっているため揃って練習する時間など取れず、
結局、土日に各自練習していきなり本番となりました。
幸い、英語のスピーチは体に染み込んでいるで本人がいうには大丈夫とのこと。
問題は2つの新ネタです。しかし彼らはまったく慌てません。
わずかな時間を見つけてはネタ合わせをしています。
ちょっとやそっとでは苦労と感ずることなく、
切羽詰まった時でも、慌てずに行動する。
国際大会の試練は、みんなを強くしてくれたようです。
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ストロンとランナー

2020年08月30日 | 学校
これはイチゴです。
親株から細長い枝を出してその先に子供になる新しい茎葉が出てきています。
さらに子供の先には孫になる茎葉を出しているものもあります。
このような地面を這う茎を匍匐枝、匍匐茎といいます。
イチゴの場合、この匍匐枝はランナーと呼ばれます。
ところが同じ匍匐枝でもジャガイモの場合はストロンと呼びます。
匍匐枝の先に出た茎葉が根を出さないとかひげ根のようなものしか出さない場合をランナー。
匍匐枝の先に出た茎葉が、親株と同じような主根を伸ばして育つ場合をストロン。
このように、ふたつは似ているようで同じではないそうですが
どうもこの意味がちゃんと理解できません。
さてイチゴの場合、この出てきた茎葉を土を充填した小鉢に載せておくと
勝手に根が出てきて、そこに根をおろします。
これを少し育てるともう販売しているのと同じイチゴの苗の出来上がり。
ということは今、その作業をすべきなのです。
イチゴの苗を畑に植え付けるのは春でも夏でもなく秋。
買えば高いイチゴの苗。増やしたい人は今がチャンスです。
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ゲームは続く

2020年08月29日 | 研究
1学期後半から時間を見つけてはみんなで遊んでいる研究があります。
それが機能性コンクリート。昨年から1年半、
三和土の研究に取り組んできたハンターズの手元には
いろいろな材料が中途半端に残っています。
そこでその処理を兼ねてみんなでゲーム感覚で製作しては楽しんでいます。
このグループは抗菌性の高いコンクリート作り。
抗菌作用のあるいろいろな物質を混ぜ込んで作りました。
ところが水大賞の大会が近づき、全員一丸となって取り組むことになったため
しばらくの間、作品は放置。気がつくともう2ヶ月も経ってしまいました。
そこで果たして抗菌作用があるのか試していなかったので
夏休み明けの先日、みんなで調査することになりました。
用意したのは簡易の細菌調査。使い方はいたって簡単です。
まず小さな使い捨てシャーレに寒天培地が入っているので
その寒天面を検査する場所につけます。
これを一定温度で一定期間培養するとコロニーが見えるので
それを数えて多少を判断するという方法。
食品関係の企業などが定期的に検査する際に用いるものです。
さて誰が一番少ないのか、結果は数日後にはわかります。
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